無料でできる社会貢献。ショッピング履歴を寄付する「Data Does Good」

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少しでも社会の役に立つことをしたいけど、そのための時間やお金がない。そんな人にぴったりのサービスが登場した。

スタンフォード大学のビジネススクールで知り合ったScott Steinberg氏とEric Peter氏が新たに立ち上げたのは、ユーザーが自分のショッピング履歴を寄付できるというユニークなプラットフォーム、「Data Does Good」だ。

Data Does Goodの使い方はとても簡単だ。ユーザーは自身のAmazonアカウントをData Does Goodに接続し、支援したいチャリティ団体を選択するだけでよい。これにより、ユーザーがAmazonで買い物をすると、その購入履歴から個人情報だけが削除され、購入データはData Does Goodに自動で収集される。

Data Does Goodは収集した大量のユーザーの購入履歴をマーケティング用データとして小売業者らへと販売し、その利益をチャリティ団体に寄付する。結果として、ユーザーは自身の購入履歴データをData Does Goodに預けるだけで、自分が支援したいチャリティ団体に年間15米ドルを寄付できるという仕組みになっている。

個人情報を提供することに不安を覚える方もいるかもしれないが、Data Does Goodは収集の段階で個人情報を取り除き、匿名データとして扱うためセキュリティ面も問題ないという。

「Amazonの購入履歴」というデータはユーザー本人にとってはあまり価値がないものかもしれないが、それらが大量のユーザーのビッグデータとなれば、商品を販売したい小売業者やメーカーにとってはお金を支払う価値がある貴重な情報へと変化する。

その価値を寄付という形でチャリティ団体に還元することで、お金や時間がない人でも気軽に自身の関心があるコーズを支援できる仕組みを作ることがData Does Goodのゴールだ。

無料で簡単に、数分で始められる社会貢献。テクノロジーを上手く活用してユーザー、小売業者、チャリティ団体の三者全員をハッピーにするユニークな仕組みだと言える。

【参照サイト】Data Does Good