旅行で世界をもっとよくする。10ドルの寄付で特典がもらえるホテル予約サイト「Kind Traveler」

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旅行が好きな人は多い。景色や食べ物、地元の人々との触れ合いなど、普段と異なる体験ができる旅は、人生に潤いを与えてくれる。しかし、ただ旅行を楽しむだけではなく、旅先の地域や環境に少しでも貢献することができたらもっと素敵ではないだろうか。

そんな思いを形にしたサービスが、「KindTraveler」だ。Kind Travelerは「Give + Get(与えることで与えられる)」をコンセプトにしたホテル予約サイトで、旅を通じて社会にポジティブなインパクトを生み出すことを目的としている。

Kind Travelerの使命は、世界中で増え続ける旅行者を、地域コミュニティや環境に対してよい影響を与える媒介とすることにある。「貧困予防」「地球保護」「すべての人の幸福の促進」といった国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、2017年現在で既に57のホテル、50のチャリティ団体、23の地域が一緒に取り組んでいる。

Kind Travelerのモデルはシンプルだ。旅行者はホテルを予約する際、一泊につき10ドルを旅先付近で活動する現地のチャリティ団体か、その他の好きなグローバル団体に寄付する。すると、旅行者はそのお返しとしてホテルの割引クーポンや特典がもらうことができる。寄付されたお金は100%全てがチャリティ団体に届く仕組みになっている。

10ドルで一体何ができるのかと思う人もいるかもしれないが、心配はない。サイトを見れば、旅行者はKind Traveler経由で予約をすることでどのような貢献ができるのか、その具体例を知ることができる。

例えば、自分の10ドルが、Arbor Day Foundationによる10本の植林に寄与したり、アメリカのWorld Food Programと共に貧困児童40名に栄養のある食事を提供したり、またはAnimal Defenders Internationalと共に、救助された動物の一週間分のエサとなったりするということが分かるのだ。

もちろん旅行者は、社会に対してポジティブなインパクトを生み出せるだけでなく、朝食やスパの割引、リゾート料金の免除といった特典に加えて、その他にも多くの旅行予約サイトと同様かそれ以上にお得な割引を受けることができる。Kind Travelerは社会・環境課題に積極的に取り組みたい旅行者と企業との橋渡しにもなっている。

コーンコミュニケーション社が実施した2017年のCSR意識調査によると、値段や質が同様であれば、消費者の89%が社会をよりよくするブランドを選択すると回答している。政治、社会、環境といったあらゆる側面の不確実性がニュースの大部分を占めているこの時代に、世界の重要な問題に対して何かしたい個人にとって、割引や特典と引き換えに関心のある社会問題にお金を投資できる旅行予約サイトは待ち望んだものだろう。

親切心は自分にも返ってくるし、その心を周りの人とシェアしたときに、より一層価値が高まるのだ。旅先で楽しませてもらったお礼に、ローカルまたはグローバルな問題に少しでも貢献できたら、自分もより一層ハッピーになれるはずだ。

【参照サイト】KindTraveler

(※写真:KindTravelerより)