どこでも熱いコーヒーを。太陽光だけで湯を沸かす「GoSun Go」

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キャンプ、ピクニック、ハイキング。野外の気持ちよい空気のなかでの食事は格別だ。しかし、おにぎりやサンドイッチ、卵焼きなど、野外でお弁当を広げるとき、淹れたての温かいコーヒーやお茶が恋しくなったことはないだろうか。

GoSun Goは、そんな望みをかなえてくれる調理グッズだ。太陽光だけで湯を沸かし、調理もできる。電源や火は不要だ。小さなバッグを広げて30分で、淹れたてのコーヒーがどこにいても楽しめる。

GoSun Goは、最大400mlまでの水を30分で沸騰させる。そして、調理も可能だ。蒸す、焼く、炒めることもできる。調理時間は20~30分で、調理温度の上限は260度だ。重さは0.9kgと軽量で、持ち運びも簡単だ。

太陽光を熱に変える調理器GoSun Goの利用で気になるのは天気だ。私たちが外出するとき、いつも晴天とは限らない。しかし、心配は無用だ。GoSun Goは雲の中も通る紫外線や放射線スペクトルも吸収して熱に変えるため、曇りの日でも屋外で調理可能なのだ。GoSun Goはこの技術で特許を取得している。

また、どんなに寒い場所でも調理ができる。これは、内部のバキュームチューブが絶縁体になっているためだ。そして何といっても、調理にあたって火やガス、電源などを使わないのが大きな特徴だ。火の使用が禁止されている所や電気がないとことでも、好きな場所で使用できる。

GoSun Goは太陽光と散乱光を放物線の反射板によって2層状のチューブ上に集め、光を熱に変換する。層の間にはバキュームが入っており、絶縁体の役割を果たす。これにより、内部が高温になっても外部は常温に保たれ、安全が確保されている。

さらに、光を熱に変換するチューブの表面をアルミニウム窒化物で作ることで、通常のソーラーパネルよりも効率的に太陽光を使用可能な熱に変えることに成功している。チューブは太陽熱の熱変換に加えて、放射熱の80%も熱に変えるのだ。

GoSun Goは商品化を目指して、2017年10月10日から11月17日までキックスターターでキャンペーン中だ。価格は99米ドル。販売は2018年4月から予定されている。

火やガス、電源が不要なGoSun Goはとても魅力的だ。野外で食事をするときだけではなく、家でお茶やコーヒーを飲みたいとき、ちょっとした料理を作りたいときに、GoSun Goで湯を沸かしたり、調理したりすることを想像するだけで、何だか楽しくなる。太陽の光だけで調理をする。地球にとても優しい、いいアイデアだ。

【参照サイト】GoSun Stove
【参照サイト】KICKSTARTER

(※写真提供:GoSun Stove