Browse By

コレクティブハウスとは・意味

コレクティブハウスとは?

個別の住戸と住人全員が使える共有スペースを両方兼ね備える集合住宅のこと。世帯ごとに専用の住居がありつつ、そこから出ると共有キッチンや共有ダイニングが設置されている。コレクティブ(=集団的な)という名の通り比較的大人数が関わるのが特徴であり、例えば日本では40人を超える人々が暮らすコレクティブハウスもある。

多様な家族形態を包摂

婚姻関係や血縁関係で結ばれた従来の家族形態にとらわれず、「家族」という概念を拡張しようという姿勢はシェアハウスと類似している。だが、シェアハウスがどちらかというと従来の家族形態に対するアンチテーゼとして登場し単身の若者が集う印象が強いのと対照的に、コレクティブハウスは子持ち家庭や単身高齢者まで幅広い年齢層や家族形態を包摂しているのが特徴だ。シェアハウスの良さを取り入れつつ、従来の家族形態にも背を向けていない。個別スペースが確保されているため、すべて共有されているシェアハウスと比べて抵抗が少ないと感じる人も多いだろう。

求められる社会性

多様な世代や家族形態の人々と日常的に関われるコレクティブハウスでは視野が広がり刺激も受けやすいが、その分シェアハウスのように「なんとなく似た者同士で身を寄せ合っていい具合に同調しあう」ことは難しくなる。モラルや価値観はバラバラで関わる人数も多いため、そういった中で施設を共有し持続的なコミュニティを築いていこうとすると、クラスの学級会をまとめ上げるぐらいの対人交渉能力とオープンマインドが求められることだろう。自ずと規範や役割分担が生まれてくる自治体色の強い空間であり、その空気に馴染めるかどうかは個人差が大きい。

用語の一覧を見る