【2/17開催!】欧州の最先端サーキュラーエコノミー事例をもとに考える、日本と循環型経済のこれから

Browse By

欧州の最先端サーキュラーエコノミー事例をもとに考える、日本と循環型経済のこれから
~アムステルダム・ロンドン・北欧のクリエイティブな先進事例を一挙にご紹介~

いま、世界中の政府や企業から注目を集めている新たな経済コンセプト、「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」。SDGs・パリ協定と同じ2015年にEUが「Circular Economy Package」を採択して以降、サーキュラーエコノミーは欧州の持続可能な成長戦略の中心に据えられ、昨年12月に発表されたEUの気候変動対策「グリーンディール」の中でもサーキュラーエコノミーは重要な柱の一つに位置付けられています。このような世界的な背景もあり、SDGs・ESG投資などが盛り上がる日本国内でも徐々にサーキュラーエコノミーという言葉が浸透してきました。

世界中のクリエイティブな社会課題解決アイデアを紹介しているウェブマガジン「IDEA FOR GOOD」編集部は、欧州のサーキュラーエコノミーの最前線を伝えるべく、昨年10月に約1ヶ月をかけてアムステルダム、ヘルシンキ、ロンドン、パリ、オスロ、ベルリンという欧州6都市を訪問、スタートアップや大手企業、中間支援組織など70以上の団体を取材してきました。そこでは、日本ではまだあまり共有されていない数多くの新しいビジネスモデルやコンセプト、議論に出会いました。

今回のイベントでは、IDEAS FOR GOOD編集部メンバーが現地で出会ったユニークな事例や実践者との対話から得られた気づきなど、日本でサーキュラーエコノミーを推進するうえで役立つヒントをインプットしたうえで、日本国内でサーキュラーエコノミープロジェクトを推進している実践者の方々をゲストにお招きし、第三者支援組織、スタートアップ、大企業という異なる3者の視点から、日本で今後どのようにサーキュラーエコノミーに取り組んでいけばよいのか、参加者の皆様とともに次のアクションを考えます。

テーマは、サーキュラーエコノミー × デザイン、素材、建築、フードロス、金融、テクノロジー(AI・ブロックチェーンなど)、雇用、観光、まちづくり、行政など多岐に渡ります。業界や分野を超え、新たな事業の創造のヒントを持ち帰っていただきたいと思います。

★当日お伝えしたい主な最先端トピックの例:

・コンセプトではなく測定対象としてのサーキュラリティ(循環性)
・環境対策ではなく雇用創造としてインクルーシブ・サーキュラーエコノミー
・サーキュラーエコノミーは金融をどう変えるか?
・なぜアムステルダムはサーキュラーエコノミー先進都市になれたのか?
・アップサイクルが抱える概念的ジレンマとは?
・サーキュラーエコノミーの源泉となるデザイン、クリエイティビティ、多様性、働き方
・Sustainable Growth(持続可能な成長)or De Growth(脱成長)or Thriving(繁栄)
・Linear(直掩型) to Circular(循環型) to Regenerative(再生する)Economy へ
・ドーナッツ経済学とサーキュラーエコノミー
・欧州を鏡として見たときに立ち現れる日本の強みとは?

★取材先企業・団体(一部)

AMN Amro(Circl)、De Ceuvel、NDSM、ING Bank、Instock、Little Plant Pantory、Fashion for Good、Sustainable Amsterdam、Closing the loop、Circular IQ、Circle Economy、Excess Material Exchange、Plastic Whale、Circular Berlin、La Maison du Zéro Déchet 、LWARB(Circular London)、The Ellen MacArthur Foundation、Volans Ventures、Sitra など

こんな人におすすめ

  • 自社でサーキュラーエコノミーに関するプロジェクトに携わっている or これから始めたい
  • サーキュラーエコノミーのテーマで事業開発に取り組んでいる人とつながりたい
  • 欧州の最先端サーキュラーエコノミー事例を学びたい
  • 最近サーキュラーエコノミーという言葉を知って興味を持った
  • このテーマに興味がある方であればどなたでも大歓迎です

当日スケジュール

18:30  開場・受付開始

19:00  第一部:「欧州サーキュラーエコノミー最前線視察報告」
IDEAS FOR GOOD編集部が、欧州取材を通じて得られたユニークな先進事例の数々とそこから得られる知見・洞察を共有します。

20:05  第二部:「日本のサーキュラーエコノミーの現在地」
実際に日本でサーキュラーエコノミー事業に取り組まれている3名のゲストをお招きし、第三者支援組織、スタートアップ企業、大手企業という異なる3者の立場から現在の活動内容や課題などを共有いただきます。

ゲストトーク
中石和良 氏( 一般社団法人サーキュラーエコノミー・ジャパン代表理事)
平間亮太 氏(株式会社4Nature代表取締役・一般社団法人530 理事)
久富雅史 氏(小田急電鉄株式会社経営戦略部長)

20:40  第三部:パネルトーク「どうする?日本のサーキュラーエコノミー」
ゲストおよび会場の皆様と、大企業がサーキュラーエコノミーを推進するうえでの課題と解決策、大企業とスタートアップとの連携、今後の新たな事業アイデア、日本ならではの強みなどについて話し合います。

パネリスト:中石和良氏・平間亮太氏・久富雅史氏
モデレーター:加藤佑(IDEAS FOR GOOD編集長)

21:10  交流会・ネットワーキング
21:50  終了

スピーカー紹介

中石和良 氏( 一般社団法人サーキュラーエコノミー・ジャパン代表理事/一般社団法人日本ビオホテル協会 代表理事/株式会社ビオロジックフィロソフィ代表取締役)

松下電器産業(現パナソニック)、富士電機・富士通ジョイントベンチャーにおいて20年にわたり経理財務・経営企画部業務に携わった後、ITベンチャー~食材専門商社(上場企業)役員〜10分ヘアカットQBハウスを運営するキュービーネット経営企画室長を経て、2013年に株式会社ビオロジックフィロソフィ並びに一般社団法人日本ビオホテル協会を設立。ヨーロッパ発祥のサステナビリティに特化したホテルブランド「BIO HOTEL」との提携によりBIO HOTELブランドから持続可能なライフスタイル提案ビジネス及び認証システムを展開。2018年から産業界に向けたサーキュラーエコノミーへの移行を加速するためにCIRCULAR ECONOMY JAPANを共同創設。持続可能な社会実現に向けて、持続可能な生産と消費の両面からアプローチしている。

平間亮太 氏(株式会社4Nature代表取締役/一般社団法人530 理事)

ビジネスの力でより良い世の中に”を理念に株式会社4Natureを創業。アップサイクルで製造される生分解性のサトウキビストローの販売、さらに国内で唯一生分解性ストローの回収・堆肥化を実施。今後はサトウキビストローの取り組みをフックとして資源循環の社会実装を模索。3月上旬、資源回収アプリをリリース予定。

久富雅史 氏(小田急電鉄株式会社経営戦略部長)

1991年小田急電鉄入社。主に経理、経営企画業務に従事。2016年7月から現職。お堅い鉄道会社の企業風土改革、次期経営ビジョン策定に取り組むとともに、複数の新規事業領域を並行して推進。モビリティ領域では、MaaSアプリおよびオープンな共通データ基盤「MaaS Japan」を開発・運用し、移動しやすい社会づくりを目指している。サーキュラーエコノミーの領域では、循環型社会のベースとなる廃棄物・資源収集をまちづくりのインフラとして捉え、自治体、廃棄物の排出・収集事業者が抱える課題を連携して解決するビジネスを構想。地域とともに持続可能な社会づくりを目指す。

加藤 佑(IDEAS FOR GOOD 編集長 / ハーチ株式会社 代表取締役)

1985年生まれ、東京大学卒業後、株式会社リクルートエージェント(現リクルートキャリア)を経て、サステナビリティ専門メディア「Sustainable Japan」の立ち上げ、大企業向けCSRコンテンツの制作などに従事。2015年12月に Harch Inc. を創業。翌年12月、世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」を創刊。英国CMI認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー資格保持者。横浜市主催「YOXOアクセラレータープログラム」採択事業として「Circular Yokohama」も展開中。

戸沼 君香(IDEAS FOR GOOD 副編集長 / ハーチ株式会社 )

IDEAS FOR GOOD副編集長。デンマークへの高校留学をきっかけに、北欧関連の旅やイベント運営に興味を持つ。フォルケホイスコーレ留学者。4か国語をあやつり、まだ知らないカルチャーに触れられる冒険を愛するライター・編集者

イベント概要

開催日時 2020年2月17日(月) 19:00〜22:00(開場18:30~)
会場 Nagatacho GRiD B1 Space0
会場住所 東京都千代田区平河町2丁目5−3
参加費 早割2500円、前売3000円、前日3500円
定員 80名(先着順)
イベント詳細URL https://europe-japan-circulareconomy.peatix.com/view

 

FacebookTwitter