All posts by 佐々木あみ

海藻栽培施設

海藻を育てる「カーボンネガティブ」な施設、トルコの大学に登場

海藻は、素材や食材、燃料などにも使用できる、次世代のサステナブルな素材として注目されています。トルコの大学は、そんな海藻を栽培する大規模な施設を、キャンパス内に建設しました。

自宅用風力発電、登場

アメリカのデザイナーが、自宅にも導入できる風力発電機を開発しました。再生可能エネルギーの新たな選択肢になるかもしれません。

仕事に追われる女性

勤務時間外の連絡は禁止。ポルトガルが定めた、新たなリモートワーク原則

コロナ禍で増えたリモートワーク。利点も多い一方、働く人のメンタルヘルスの悪化も指摘されています。そんななか、ポルトガルでは働く人のウェルビーイングを守る新たな法律が策定されました。

“使い捨て”は卒業しよう。東南アジアで開発が進む、ココナッツ製のクーラーボックス

フィリピンでは、発泡スチロール製のクーラーボックスの廃棄による海洋汚染が問題となっています。そんな課題を解決する、ココナッツの殻を断熱材に用いたクーラーボックスをつくる企業を紹介します。

捨てられる皮を救う。パッケージも「じゃがいも」なフライドポテト

フライドポテトを作る際に廃棄されてしまうポテトの皮。これを有効活用するために、イタリアのデザイナーがフライドポテトを包装する「ポテトの皮からできたパッケージ」を開発しました。

インド生まれの「古紙」アクセサリー

新聞や雑誌、包装紙やカレンダー……私たちの日常で使用した古紙が、魅力的なジュエリーに。インドの小さな工房「papermelon」でつくられているアクセサリーをご紹介します。

地球儀を持つ親子

水族館が、気候変動の「不平等さ」を可視化するマップを作ったワケ

気候変動の影響の受けやすさには格差がある――。そんな事実を、より多くの人に知らせるために作られた世界地図。米カリフォルニア州の水族館が研究し、2021年7月に米国の科学ジャーナルScience Advances誌に掲載されました。

ティッシュ

脱・使い捨て。繰り返し使えるオーガニックコットンのティッシュ、デンマークで誕生

毎日何気なく使って、捨ててしまっているティッシュ。デンマークの会社が、そんな「使い捨て」の習慣に疑問を投げかける、洗って繰り返し使えるカラフルなケースに入ったティッシュを開発しました。

image via Ltokyo

「つけ襟」で、一着を長く大切に着よう。Z世代発サステナブルファッション

一着の服を長く着続けることが、本当のサステナビリティにつながる。そんな提案を私たちに投げかける、Z世代のインフルエンサーぷるこさんが開発したリサイクル素材のつけ襟を紹介します。

石鹸でできた石鹸容器

容器包装に新たな選択肢を。石鹸でできた石鹸容器「SOAPBOTTLE」

私たちの必要とするあらゆる日用品に使われ、生活を支えてくれているプラスチック。しかし、廃棄の多さや環境に与える影響が問題になっています。そこで今回は、見た目も美しい、パッケージフリーの石鹸を紹介します。

FabBRICK.

捨てられた服をカラフルなレンガに。フランスのスタートアップ「FabBRICK」

衣服のアップサイクルと聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?フランスのスタートアップFabBRICKは、廃棄衣類から家具や壁に使えるカラフルで丈夫なレンガを生み出しています。

メンタルヘルスの改善に。旧たばこ工場がヨーロッパ最大の垂直農園へ

スペインのサンタンデールに垂直庭園が誕生しました。手がけたのは、垂直庭園や都会のグリーン化を専門とする、スペイン・セビリア大学発のスタートアップ「Terapia Urbana」。庭園内には、32種類に及ぶ植物がおよそ2万株植えられています。栽培される植物は屋内でも生存できるよう、太陽光学に基づいた緻密な計算のもと選ばれたものです。

The Braunstein Taphouse

サーキュラー建築で廃棄物を最小限に。デンマークの「分解可能な」複合施設

建物の解体で廃棄物を出さないように建築デザインされたのが、デンマークの「The Braunstein Taphouse」です。解体後に建物の資材をリサイクルできるよう、分解可能なデザインになっています。分解可能にするため、建物はできるだけシンプルに、取り外し可能な結合部品で作成。それにより、別の場所で建物を再建築したり、部品を他のプロジェクトに再利用することができるのです。

食品ロス削減と地方創生を同時に実現。三方よしのフードシェアリング「KURADASHI」

食品メーカーから発生する食品ロスを、持続可能な形で解決しようと取り組んでいるのが、「KURADASHI」です。季節ものパッケージなどの関係で食品ロスになる可能性のある商品を、食品ロス削減への賛同メーカーより協賛価格で提供を受けて販売。そしてその利益の一部をNPOなどの社会貢献団体に寄付します。これにより、ユーザーがお得にお買い物をすることが、食品ロス削減に加え、気軽な社会貢献につながる仕組みになっています。

Image via 3XN and GXN

カーボンポジティブな木造ホテル、デンマークに誕生

デンマークの島、ボーンホルム島に2021年夏に同国初のカーボンポジティブなホテル「GSH」が誕生します。ホテルは木造で、鉄やセメントの使用に比べてCO2の排出を削減することができます。さらに、利用した全ての材料は、将来的にリユースされるようデザインされているため、取り壊しによる廃棄物も排出しません。

はるのおがわトイレ

渋谷に現れた“透明”なトイレ。公共トイレを変革する「THE TOKYO TOILET」

公園や歩道に設置されている公共トイレ。海外では有料のものも多いので、無料で使える日本のトイレは有り難いが、実際に利用する人は多くありません。その理由は、「汚い」「臭い」「中に誰かがいそうで怖い」といった、ネガティブなイメージ。そんな公共トイレへのイメージを変えるため、日本財団が手がけるプロジェクト「THE TOKYO TOILET」が世界で話題を呼んでいます。