京都サーキュラーエコノミー特集

京都の循環叡智をめぐる。京都サーキュラーエコノミー特集

本特集は、IDEAS FOR GOODと京都市の連携による、京都のサーキュラーエコノミーの今とこれからを考える特別企画。千年の都・京都に脈々と受け継がれてきた「しまつのこころ」の精神や循環型の暮らし、モノづくりの文化を、どのように未来の京都を形づくるイノベーションへと発展させ、次の1000年へ続く循環型の事業を創造できるのか。京都市、市内事業者、京都市政策推進アドバイザーの安居昭博氏とともに、サーキュラーエコノミーの視点から見た京都の価値と可能性を模索していく。

特集記事の一覧

Circular Business Design School Kyoto 2026 開講!

京都には1200年の歴史の中で育まれた「しまつのこころ」や循環型の暮らし、モノづくり文化など、時代を超えて輝き続ける資産がある。気候変動や生物多様性の保全など地球規模の課題が深刻化する中で求められる循環型の未来を実現するには、これらの叡智を現代に活かし、未来につなぐ創造力が必要だ。そこで、IDEAS FOR GOODを運営するハーチ株式会社では、京都というまちに根付く循環型の叡智と最先端のサーキュラーエコノミー知見に基づく未来志向を掛け合わせることで、ともに欲しい未来を描き、実現するための学習プログラムを2025年10月より開始。2026年度は、7月より募集を開始。「Decode Culture, Design Future 叡智をほどき、革新をしつらえる」──伝統の先に続く循環型の未来を、京都から。

▼【参加募集】京都市「サーキュラービジネスデザインスクール京都 2026」を開講。実践的・包括的な支援体制に進化

近年、大量生産・消費・廃棄につながる一方通行型の経済(リニアエコノミー)から、持続可能な形で資源を効率的・循環的に有効利用し、付加価値を生み出す経済の仕組み「サーキュラーエコノミー(循環経済)」(以下「CE」)への移行が世界的潮流となっており、政府もCEの実現を国家戦略と位置付け、取組を加速させています。

京都市では、これまで市民・事業者等との協働による「ごみ減量」及び「資源循環」に取り組んできましたが、これらの強みを生かしながら世界や国の動きも的確に捉え、限りある資源の効率的な利用等により「環境への負荷の少ない健全な経済の発展を図りながら持続的に発展することができる社会」を実現するため、「サーキュラーエコノミー」への移行に向けて取り組んでいます。

令和7年度に初開催した本プログラムでは、京都市内20名の事業者が参加し、循環型ビジネスモデルのプロトタイピングから最終成果発表まで全6回のプログラムを完走。参加者によるサーキュラービジネスエコシステムが形成されました。令和8年度はこの成果を土台に、ラーニングプログラムの段階別設計強化・事業化支援等の新設により、京都市のCE移行をより一層加速させます。

ベーシック講座では、定員約20名を募集し、2026年8月から9月にかけて全3回のプログラムを実施します。参加者はCEの基礎概念・国内外の最新政策動向・先進事例の習得から、京都の伝統文化のエッセンスをサーキュラーデザインの視点で読み解くワークショップ、フィールドワークを通じた身体的理解まで、段階的に学びを深めます。

【ベーシック講座募集締め切り】2026年7月22日(水)午後5時

Circular Business Design Kyoto ウェブサイトより

[予告] 2026年10月から12月は、アドバンスド講座として約12名の参加を募集し、全3回のプログラム及び成果発表会を実施予定です。参加者は全3回のプログラムを通じて、専門家のアドバイスを受けながら、循環型システムデザイン・ビジネスモデル設計・製品/サービスプロトタイピング(試作品の作成等)に取り組んでいただき、最後にその成果を成果発表会にて発表いただきます。なお、アドバンスド講座はベーシック講座受講者もお申し込みいただけます(ベーシック講座の受講は必須要件ではありませんが、CEの基礎的な知識をお持ちの方を対象としています)。