Category Archives: インタビュー

堆肥づくりは心の教育。源流域・岐阜郡上で広がる、市民主体の地域循環

岐阜県郡上市で広がるコミュニティコンポスト。子どもから大人、学校、介護施設まで、多様な人々をつなぐ「完熟堆肥づくり」が、長良川が育む自然と、地域の人の心をも豊かにしています。たくさんの想いが重なり、市民主導だからこそ実現するプロジェクトのあり方を見てきました。

デンマークのデザイン企業が「ポスト成長」を取り入れたら?“気まずい”初めの一歩が、重要戦略分野になるまで

営利企業が“ポスト成長”の概念を取り入れる…?そんな挑戦をしているのが、デンマークのデザイン企業「1508」です。2024年1月から、重要戦略分野の一つにポスト成長を導入しています。これにより、どんな違いが生まれたのでしょうか。その成功と失敗のリアルを聞きました。

2024年 ホームレスワールドカップの様子

サッカーに打ち込むことが、生きるエネルギーに。心も生活も支援する、ホームレス・ワールドカップの物語

ホームレス状態の人が一生に一度だけ参加できる、ホームレス・ワールドカップ。2024年は日本が13年ぶりに大会に出場、住宅大手のLIFULLが公式スポンサーに就任しました。サッカーを通した支援とは?

SEAMLINE ATELIERの作品

衣服を対話の入り口に。“声なき声”を届けるウガンダのファッションブランド

言葉をなくした人の物語を伝えるウガンダ発のファッションブランド「SEAMLINE ATELIER」。黒魔術で生贄になった子供や失われていく伝統文化を作品に変え、問題提起し続ける彼らの物語に迫ります。

“視点の転換”で、障害は障害ではなくなる。日本人パラアスリートがパリで見た、インクルーシブ・モビリティの可能性

パリ市民3,000人が集まった、インクルーシブ・モビリティを広めるためのイベント「モビリティ・ナイト・ライド」。企画の背景にある想いを、パラサイクリング選手であるダッソー・システムズ社員の官野一彦さんに伺いました。

秋吉さん

「半径5km」で、プリントアウトするように建てる。誰もが作り手になる未来を作る建築スタートアップ・VUILD

建築の作り手が減る中、デジタル・ファブリケーションを通して誰もが家具や住宅の作り手になる世界を目指すVUILD株式会社。代表の秋吉さんに、創業の想いやこれからについてお聞きしました。

アルケミスト

世界で最も過激な劇場レストラン「アルケミスト」の、心を揺さぶる食体験【持続可能なガストロノミー#10】

「体験は6時間ほど続きます。必要なのは、好奇心と心の準備だけです」。世界で最も過激なレストラン・アルケミストが取り組む、人生を変えるほどの食体験とは?シェフに話を聞きました。

コットンとねぶた祭り

服を資源に紙づくり。サーキュラーコットンファクトリーが描く、日本流の循環モデルとは

ファッション業界から排出される、大量の繊維くず。そんな繊維から紙を作り循環を生み出すのが、サーキュラーコットンファクトリーです。団体の立ち上げ経緯やその哲学について、代表の渡邊智恵子さんに聞きました。

気温が3℃上がった世界で必要な「ご近所」って?気候変動の問いを紐解くデザイン企業・Dark Matter Labs

2018年に英国で設立されたデザイン企業・Dark Matter Labs。彼らは世の中の前提を疑うユニークな問いをもとに、気候変動の問題を考えます。活動の背景にある想いをインタビューで聞きました。

トロイ

命と向き合う狩人、カナダ先住民の狩猟に5日間同行して学んだこと

「食べるなら狩る、食べないなら狩らない」命と向き合う狩人、カナダの先住民ファースト・ネーションズ。歴史と伝統に根ざした「狩猟の旅」に同行したなかで感じたことは?

創設者

自分で収穫して買う、アムステルダムの都市型フルーツガーデン。循環ビジネスの中心地に

オランダ・アムステルダム近郊にある「西のフルーツガーデン」は、無農薬の果物や野菜の収穫体験ができる市民参加型の都市農園であり、循環型食モデルとして注目を集めています。創設者に話を聞きました。

ガラス

諏訪から始まる、ガラスが地域で循環する未来。AGCが目指す、風土に根差したサーキュラーデザイン

日常に欠かせない素材であるにもかかわらず、実はリサイクル率が低いガラスという素材。AGCは、地域でガラスの循環を目指すプロジェクトを進めており、地元の砂を利用した新しいガラスの製造や、リサイクルシステムの構築に取り組んでいます。その取り組みを取材しました。

雑草採集から暮らしの“十分さ”を測り直す、台湾のアートチーム「Weed Day」

雑草のお茶やアートを作ることで、自然と人間の関係を紡ぎ直すアーティストがいます。台湾の二人組、Weed Day(雜草稍慢)です。創設者を取材し、活動背景や生態系と調和した暮らし方について聞きました。

(左)杉浦シェフ(右)川田シェフ

目指すのは「日本語のような料理」。中国・日本の文化を調和させるシェフに学ぶ、サステナビリティの本質【持続可能なガストロノミー#9】

中国料理に日本料理のエッセンスや技術を調和させ、日本だからこその中国料理を生み出す南麻布の「茶禅華」。シェフの川田智也さんに、その精神性や自然との調和についてお話を伺いました。

栄町共同書店メンバー

地域への“関わりしろ”を作る、沖縄のシェア型書店。古くて新しい「共同運営」からつながりのあり方を学ぶ

地域の共同性や助け合いの文化が息づく沖縄・栄町。この街で、「自分たちに必要なものを自分たちで作る」地域の自治を活性化する取り組みが進んでいます。共同書店を通して、地域再生を目指す労働協同組合の挑戦と、その背景にある温かな絆や未来へのビジョンに迫ります。

ユカさん

パン作りで、人と自然を繋ぐ。創造性を育むオランダの“実験場的”パン屋「Baking Lab」

「パン作りは人間の自主性を育み、五感を取り戻すことができるものです」オランダのアムステルダムにある、食料廃棄物問題に取り組みながら、循環型ビジネスを学ぶ場「Baking Lab」を取材しました。