Category Archives: レポート

住宅街の小さな工場から、循環が始まる。割り箸が地域でめぐる文化を作る、ChopValueの挑戦
使われた割り箸を美しい板や家具にアップサイクルするカナダのChopValueが2024年夏に日本に上陸。地域に根ざしたマイクロファクトリーが、神奈川県川崎市にオープンしました。

【パリ現地レポ】AIから都市、鉱物、アートまで。私たちを取り巻く「変化」の意味を問うChangeNOW 2025
2025年、パリ協定の採択から10年。ChangeNOW 2025では、AI、都市、鉱物、アートの現場から「足元」や「内面」を見直すセッションが展開されました。現地の様子をレポートします。

“あそび”が都市をやわらかくする。横浜から始まる、ブリコラージュ的まちづくり
まちの“すき間”こそ、創造の舞台になる──「ブリコラージュ」で都市をやわらかくするヒントが、横浜・星川の芸術祭で語られました。

オランダの駅に、電子機器NGの“オフライン・ゾーン”現る。スマホを預けて、自分と向き合う時間を
オランダ・ユトレヒト駅に登場した「ザ・オフライン・ゾーン」は、スマホを預けてスクリーンから離れることで、自分自身や周囲の人とのつながりを取り戻す空間。保険会社Zilveren KruisとThe Offline Clubが協力し、若年層にデジタルデトックスの大切さを伝える6日間限定の取り組みです。スマホなしで過ごす時間が、豊かな人生を見つめ直すきっかけとなるのでしょうか。

循環こそ、未来のエネルギー。フィンランドが実践するイノベーション最前線
脱炭素と循環経済を両立させながら、イノベーションを国家戦略として進めるフィンランド。ノキア危機を転機に生まれたエコシステムと、技術を社会実装へとつなぐスタートアップたちの挑戦に迫ります。

【イベントレポート】デザイン×テクノロジー×ライフスタイルから考える、循環する未来へのトランジション~CIRCULAR STARTUP TOKYO特別公開アカデミックセッション~
CIRCULAR STARTUP TOKYOの特別公開アカデミック・セッションとして、日本のサーキュラーエコノミー分野における研究者をお招きし、サーキュラーデザイン×テクノロジー×ライフスタイルという3つの視点から、サーキュラーエコノミーの望ましい未来の経済や社会のあり方を模索するイベントが開催されました。その様子をレポートします。

ソーシャルバンクがつくる、もうひとつの経済。ドイツ・GLS銀行50年の実践
50年前の小さな挑戦が、今や世界を動かす。ドイツの協同組合銀行・GLS銀行が50周年を迎え、年次総会で語られたのは、これからの「銀行を超えた銀行」の姿でした。現地の熱気をレポートします。

「正直に見せる」ことで実現した漁具の水平リサイクル。真珠養殖の現場で循環経済を学ぶ
真珠養殖の一大産地、三重県の志摩町で行われた浜掃除から見えた循環経済の可能性とは、一体どのようなものでしょうか。次世代へ紡ぐ里海再生の取り組みをレポートします。

料理で“恩返し”する。自然への愛が息づくバンコクのレストラン「ハオマ」の哲学と実践【持続可能なガストロノミー#11】
2024年アジアベストレストラン50のサステナブル・レストラン賞を受賞しているバンコクのレストラン「ハオマ」。地元食材を活かし、サステナブルな農業を取り入れたその哲学と実践が、食の新しい形を生み出しています。自然への愛と共に歩む「ハオマ」の哲学とは?

遠回りしながら「控えめに」デザインする。イタリアの“プロジェッティスタ”に学ぶものづくりの本質【SHIROイベントレポート】
昔イタリアでは、今でいうデザインを「プロジェッタツィオーネ」と呼びました。この実践者たちは「控えめな」創造力を持っていたと言います。彼らの仕事から本物のクリエイティビティについて考えてみましょう。

【イベントレポ】気候危機時代の食を、江戸の暮らしから考える。これからの食文化とそれを支える仕組みとは
現代の食のあり方は気候危機時代の「課題」なのか「解決策」なのか──現代の食の原点である江戸時代に立ち返りながら、食をめぐるビジネスや生活を見直し、“生きる”を支える産業の未来を考えたイベントをレポートします。

短期利益を超えて。森と金属が育むフィンランドのサーキュラーエコノミー
フィンランドは、サーキュラーエコノミーを軸に2035年のカーボンニュートラル達成を目指します。森林資源やバッテリー循環、産業共生の独自モデルとは?政策と企業の最前線から、日本が学ぶべきポイントを探ります。

土壌から世界を見たら?ロンドンの「SOIL展」で出会った足元の物語
ロンドンのサマセットハウスで開かれている「SOIL」展。私たちの足元にある土壌の世界に目を向けるものです。現地の様子と展示を訪れて感じたことをレポートします。

株主は住民。北海道の生活協同組合に学ぶ、人口減少時代に必要な共助経済の可能性
無限の成長を求める株式資本主義の限界が見えてきている今、「協同組合」という組織のあり方が注目されています。北海道では、協同組合型で運営されるコープさっぽろが、地域で重要な役割を果たしているそう。その具体的な仕組みや精神性について深掘りします。

【イベントレポ】そのサーキュラーデザインは誰のため?ユーザー視点から考える循環型ビジネスのあり方
経済性や顧客価値、環境性をバランスよく実現するサーキュラーデザインとは?循環型ビジネスモデルのあり方を探ったイベントの様子をお届けします!

海藻は未来を救えるか?養殖藻場が拓く海のネイチャーポジティブの可能性
日本の沿岸で進む「磯焼け」。藻場の消失が生態系や漁業に深刻な影響を与えています。グッドシーは、養殖藻場による再生に挑戦。海藻の可能性を広げることで、持続可能な漁業と地域経済の活性化を目指しています。