クリックベイトとは?
ウェブ上の広告や記事などに、ユーザーの興味を引いて閲覧者数を増やすため、煽情的なタイトルをつけること。ここで言う「ベイト」とは英語で「餌」を意味し、タイトルがユーザーのクリックを誘導する餌になっていることから名づけられている。日本語では「釣りタイトル」とも呼ばれる。
フェイクニュースのような完全な嘘ではないものの、タイトルと中身の関連性が乏しかったり、期待していた内容と違う中身のない記事だったりするため、結果的にユーザーの信頼を損ねる悪質な手法として知られている。
クリックベイトの具体例
クリックベイトには様々なパターンがある。以下に例を挙げるので、見かけた場合は注意しよう。なお、何をもって煽情的なタイトルとするかは主観的な判断のため、クリックベイトは明確な線引きをすることが難しい。
- 画像に偽の動画再生ボタンを搭載し、動画であるかのように見せる
- タイトルに「閲覧注意!」「~した驚きの結果!」とある
- タイトルとサムネイル画像からはグラビア写真が想起されるが、中身は普通の宣材写真
クリックベイトへの対策
クリックベイトが原因で、重要な情報が歪んで伝わったり、ユーザーからの苦情が殺到したりしていては、インターネットの健全な発展につながらない。
この問題を受け、Face Bookは2016年に自身のニュースフィード上でクリックベイトを削除するアルゴリズムを導入した。また国内のニュースアプリ大手であるグノシーも、2017年に自身のアプリ内でクリックベイトを自動判定し表示しにくくするアルゴリズムを導入した。
Face Bookやグノシーの発想とは対照的に、あえてクリックベイトの手法を用いて世の中にポジティブな影響を与える取り組みもある。ニューヨークのRXM Creativeという会社は過去に、クリックベイトの手法を用いてユーザーをチャリティーのページに誘導するプロジェクトを立ち上げた。
ユーザーのためになるコンテンツをつくること
クリックベイトのような短期的なアクセス数狙いの小細工は、ユーザーも見破っているのが現状だ。ユーザーの支持を失わないためにも、ネットメディアなどのサービス提供者は中身のあるコンテンツづくりに勤しむほうが得策だ。5分で書き飛ばしたような文章は、5分で読み捨てられるだろう。
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