【12/4-6・参加者募集】私たちは、何によって支えられているのか。多層性の島・徳之島でたどる「源流」ツアー

2026.09.22

私たちの暮らしは、数えきれないほどの「おかげさま」で成り立っている。それなのに、便利で効率的な生活を送るほど、自分を支えているものの存在は見えにくくなっているのかもしれない。

もし、そのつながりをもう一度、たどる旅ができるとしたら。

IDEAS FOR GOODが運営するソーシャルグッドな体験プログラム「Experience for Good」。今回の舞台は、鹿児島県・奄美群島の徳之島。世界自然遺産に登録された豊かな自然と、幾世代にもわたり、人々が自然の一部として関わり合いながら紡いできた暮らしや文化が重なる、多層性の島だ。

▶️ 効率を手放し、「つながりの確認」のために集う。徳之島「シマモリ」が問い直す、生命の源流へ還る旅

いま、目にする情報から提供されるサービスまで、あらゆるところでパーソナライゼーションが進んでいる。アルゴリズムはもはや自分自身より自分のことを理解しているかもしれない。AIエージェントは日々の煩雑な作業を代行してくれ、先回りさえしてくれる未来も視野に入っている。他者との調整・確認に煩わされることなく、物事は「摩擦なし」に進んでいく。

一見、自立が進んでいるように映るかもしれない。しかし、私たちは本当に一人で生きられるようになったのだろうか。誰かの手や自然の恵みに支えられていることに変わりはなくても、その関係を意識する機会は、少しずつ減っているのではないだろうか。

一方で、海に囲まれた島々は「つながり」を、目に見えるものも、見えないものも色濃く残す場所である。海で境界がはっきりしているという地理的条件の下、恵みも災厄ももたらす力強い自然と伍していくために、島民同士力を合わせることは、生きていくために欠かせない営みだった。

奄美群島の一角、徳之島もこうした島のひとつである。2021年、世界自然遺産にも登録された多様性に富んだ自然と、琉球以前までさかのぼる積層した歴史・文化が織りなす「多層性」の島と言える。自分たちを支える自然を取り尽くさぬよう手を入れながら、『結いわく』で協力し合い暮らしをつないできた。

しかし、いくら島といえども時代の変化と無縁ではいられない。人口減少や高齢化、生活様式の変化に伴い、日々の営みのなかで受け継がれてきた知恵や、人と自然との関わりも失われつつある。だからこそ徳之島ではいま、島に根付いた知恵や実践を、現代の暮らしに合った形で引き継いでいこうとする取り組みが進められている。

徳之島という自然・人の「つながり」が多層的に凝縮された場は、今ここに生きる私たちが、過去から未来という時間の流れと、また家族・地域社会・自然という同時代の存在と、どのような関係にあるのか、どのように支えられているのか、体感をもって思い出させてくれる島である。

2026年12月4日(金)から6日(日)の3日間。私たちがたどるのは、そんな島の「源流」だ。山から海へ、水から食へ、自然から人へ。島の人々とともに歩き、語り、手を動かしながら、目に見えるものの背後にある関係を探っていく。

ここでいう源流とは、昔の暮らしに戻ることではない。蛇口をひねれば出てくる水は、どこから来るのか。毎日食べているものは、どんな土地で、誰の手によって育てられているのか。自分が今日まで生きてこられたのは、誰や何のおかげなのか。

島の自然や暮らしに触れることを通じて、私たち自身が、過去から未来へと続く時間や、家族、地域社会、自然とどのようにつながっているのかを見つめ直す。

観光地を訪れて終わるのではなく、島の営みに自分も少しだけ加わってみる。そんな3日間の旅に出かけてみませんか。

山の恵み、人のつながり。「おかげさま」で生きる島

徳之島の地形の特徴は、山があること。山は燃料や資材となる木、食料と何より豊かな水をもたらし、島では水場を中心として集落が形成され、農業や暮らしが営まれてきた。

徳之島や奄美には「水や山うかげ 人や世間うかげ」という諺がある。

『水があるのは山の木々のおかげ。木があるのは水のおかげ。人も一人では生きていけない。周りの人から知恵や力を授かっていることに感謝し、自分が何に役立つかを考えなさい。』

自分たちの暮らしを成り立たせているものが何か。私たちは、何のおかげで生きていけるのか。

日常では意識することの少ない、その「手前」をたどってみること。それが、この旅における「源流探究」の出発点となる。

奄美大島・徳之島が世界自然遺産に認定されたのは、ただ自然が多様性に富んでいたからではない。島の人々の、自然と共にあり続ける姿勢や価値観も認定の理由となった。徳之島・奄美の社会の基層には、この「おかげさま」の精神が根付いている。

手を「わざわざ」かけることで、島とつながる

徳之島の自然を未来へ残していくためには、自然だけを切り離して守ればよいわけではない。島で暮らす人々と自然との関係を、これからどうつないでいくのか。徳之島ではいま、その問いにも向き合っている。

海に囲まれた島だからといって、古き良き暮らしが自然と残るわけではない。むしろ、人口減少や高齢化といった社会課題が、都市部に先んじて現れることもある。

徳之島でも、社会や生活様式の変化に伴い、日々の営みのなかで受け継がれてきた自然に関する知恵や、実際に自然に手を入れる機会が失われつつある。かつては当たり前だったことも、残し、受け継いでいくためには、あえて「わざわざ」行う必要が生まれているのだ。

その一例が、山の道の維持管理である。今年2月、徳之島北部のアイヤマの滝周辺で琉球藍を植える試みが行われたのも、島の人々が山との関わりを取り戻すきっかけになれば、という考えからだった。

かつて、稲作やそれに連なる祭礼には、人々の協働が欠かせなかった。しかし、戦後の農業政策や生活様式の変化に伴い、島の田んぼは姿を消していった。家族や近隣同士で協力して手刈りしていたサトウキビの収穫も、機械化によって個々に作業を進められるようになっている。

けれど、自然のなかでの協働は、単なる作業ではなかった。それは、人々が顔を合わせ、互いに助け合い、「つながり」を確かめる機会でもあったのだ。

だからこそいま、かつて日常のなかで自然に行われていたことを、あえて「わざわざ」行う意味が生まれている。

アイヤマの滝周辺で進められている琉球藍の再生も、そうした取り組みの一つだ。現在は、徳之島出身者やIターン者、JETプログラムで来島した外国出身の先生、高校生など、なるべく多様な人々に関わってもらいながら活動を進めている。

そこには、山と人とのつながりを取り戻すだけでなく、ともに島で暮らす人同士の新たなつながりも生み出したいという願いが込められている。

見えるものから、見えないつながりをたどる

徳之島では、大切な水場の近くに水の神・竜神が祀られている。また、「ケンムン」と呼ばれる妖怪が現れるとされる場所もあり、みだりに立ち入るといたずらされるといった伝承が残っている。

こうした神域や言い伝えが残る場所のなかには、よく調べてみると、人々の暮らしに欠かせない自然の恵みをもたらす場所もある。単なるタブーや迷信ではなく、自然とともにある暮らしを守るための「安全装置」としての役割を果たしてきたとも考えられるのだ。

神社や祠、妖怪が現れるとされる場所は、なぜそこにあるのだろうか。その背景に思いを巡らせると、目に見える風景の背後にある自然と人との関係や、島の人々が大切にし、次の世代へ受け継ごうとしてきた知恵や教訓が見えてくる。

「役割」のある豊かさを感じ、島の営みの一員へ

徳之島は、「長寿・子宝の島」として知られている。その背景にはさまざまな要因が考えられるが、島の暮らしの特徴として挙げられるのが、子どもからお年寄りまで、誰もが役割を持っていたことだ。

お年寄りは、長年の経験を通じて培った知恵を持つ年長者として頼りにされる。子どもたちも、年齢に応じて農作業や家事を手伝う。それぞれが役割を持つ存在として大切にされ、お年寄りも子どもも、地域全体で支え合いながら暮らしてきた。

「しなければならないこと」があるのは、負担のように思えるかもしれない。しかし、互いの顔が見える関係のなかで、自分にも期待される役割があることは、「自分はここにいていいのだ」という安心感や、社会のなかでの居場所を与えてくれるのではないだろうか。

今回のツアーで最も大切にしているのは、島の方々とともに手を動かす時間である。旅で訪れた人も、島で暮らす人も一緒になって、島の課題であると同時に可能性でもある現場に関わっていく。

それは、観光客として地域を訪れるだけではなく、島の営みのなかに自分の役割を持ち、地域の人々と新たな関係を築こうとする挑戦でもある。

旅人も、島の営みをともにつくる一員になれる。そんな体験を通じて、誰かに必要とされ、自分もまた誰かや何かを支える「役割があることの豊かさ」を味わってほしい。

今回の旅でたどる、5つの「源流」

1. 自然の源流|世界自然遺産を育んだ、島の成り立ちを知る

徳之島の多様な自然の源泉は、島の地質的な成り立ちにある。島の中央部と海岸部、北部と南部では地質が異なり、それぞれの地形や植生にも違いが生まれている。

徳之島世界遺産センターでは、島を構成する地質の違いや、そこに育まれた自然環境について、パネルやジオラマ展示を通じて学ぶことができる。

徳之島の暮らしを形づくってきた山や森、そして水。その豊かな環境がどのように生まれたのか。島の自然と人々の暮らしを理解するために、まずはその成り立ちからたどっていく。

2. 暮らしと精神世界の源流|山集落

奄美群島から沖縄の島々では、人々が暮らし、助け合う単位としての集落を「シマ」と呼ぶ。伝統的なシマのつくりには、島の人々の自然観や精神世界が反映されている。

シマの背後にある山は、神々が行き来する聖域「神山」とされてきた。集落の発祥の地とされることも多く、テラと呼ばれる高台より上には家を建ててはならないというしきたりもある。

一方、海のかなたには「ネリヤカナヤ」と呼ばれる神の世界があり、人はそこからやってきて、死後は再び還っていくと考えられてきた。墓石を海の方角に向ける風習にも、こうした死生観が表れているという。

つまり、徳之島のシマは、山と海という二つの神聖な領域に挟まれるように形成されてきたのだ。

集落のなかにも、ノロが祈祷を行ったトネヤ(殿屋)や、祭祀や踊りが行われたミャー(広場)、神山から降りてきた神様が通るとされるカミミチ(神道)などが配置されていた。

徳之島北東部、山と海に挟まれた山(さん)集落には、山側に神社があり、ミャーが残るなど、伝統的なシマのつくりが今も見られる。

今回の旅では、ガイドとともに山集落を実際に歩きながら、島の人々が自然や神々とどのような関係を築き、その世界観を暮らしのなかにどう表してきたのかをたどっていく。

3. 水の源流|アイヤマの滝

徳之島のシマは、水場を中心に形成されてきた。そして、その水を育んできたのは山と森である。

山集落を流れる川の上流にあるアイヤマの滝。その名にも名残がうかがえるように、かつては滝の周辺で琉球藍が育てられていたと考えられている。

しかし、エネルギー源が薪炭から石炭・石油へと移り変わるなかで、島の人々の暮らしと山とのつながりは次第に薄れていった。さらに、世界自然遺産への登録に伴う立ち入り制限など、自然を保護するための取り組みが進む一方で、人々が山と関わる機会も変化している。

アイヤマの滝で進められている琉球藍の再生は、シマの命脈である水を育む山や森と、人との関係をつなぎ直そうとする取り組みだ。

今回の旅では、参加者も島の人々とともに琉球藍の植え付けに参加する。水の源流を訪ねるだけでなく、その場所を未来へつなぐ営みに、自らの手で関わっていく。

4. 食べることの源流|タンカン・コーヒー畑

都市で暮らしていると、食べものを目にするのは、袋に詰められ、店頭に並んだ状態がほとんどだ。色や形、大きさが揃っていることも当たり前になり、まるで工業製品のように感じてしまうこともある。

しかし、その生産現場に目を向ければ、食べものは生命ある植物や動物だ。厳しい天候や、野生動物・昆虫による食害など、さまざまな困難を乗り越えながら育てられ、私たちの食卓へと届けられている。

徳之島は、ジャガイモや肉用牛、サトウキビなどの生産が盛んな農業の島でもある。

徳之島の農業で特徴的なのが、早くから取り組まれてきたコーヒー栽培だ。普段何気なく飲んでいるコーヒーも、もともとは一つの果実。その栽培現場を訪れることで、いつもの一杯が生まれるまでの過程を知ることができる。

私たちの身体をつくる食べものは、どこから来るのか。誰の手によって、どのように育てられているのか。畑を訪ね、島の人々とともに手を動かすことで、普段は見えにくい「食べることの源流」を体感できるだろう。

5. 海を介した歴史の源流|カムィヤキ関連資料館・窯跡

徳之島の南部では、「カムィヤキ」と呼ばれる陶器が作られていた窯の遺跡が発掘されている。カムィヤキが生産されていたのは、11世紀後半から14世紀前半にかけてのこと。その陶片は九州南部から琉球列島の広い範囲で出土しており、海を介して遠く離れた島々にまで運ばれていたことがうかがえる。

当時の琉球列島はグスク時代と呼ばれ、統一した琉球王国が成立する以前のこと。もちろん、薩摩藩の支配が及ぶよりもはるか昔である。

その時代に、これほど広い範囲に流通する陶器が徳之島で生産されていたことは、近畿や関東を中心に描かれる歴史に慣れ親しんだ私たちに、新鮮な視点を与えてくれるだろう。

また、徳之島には、戦後に米軍統治下に置かれた歴史もある。1946年に日本本土から行政上切り離され、1953年12月25日に日本へ復帰した。

現在、日本という国の外縁を形づくる島々。しかし、その歴史をたどれば、国や地域を分ける境界は、決して変わらないものではなかったことがわかる。徳之島の歴史に触れることは、国土の中心から見慣れた日本の姿を、海を介したつながりから捉え直す機会にもなるだろう。

こんな方におすすめ

  • 観光地を巡るだけではなく、地域の営みに深く入り込む関わりしろのある旅に魅力を感じる方
  • 「自然との共存」という言葉の先にある、現場の複雑さに触れたい方
  • 奄美群島の自然や文化に興味がある方
  • 土地の風土や来歴を読み解く探究が好きな方
  • 持続可能な地域づくりに関心がある方
  • リジェネラティブツーリズム、再生型観光をめざす観光業の方
  • その他、旅や地域づくりに興味がある方ならどなたでも

ツアー開催概要

ツアー名:私たちは、何によって支えられているのか。多層性の島・徳之島でたどる「源流」
日程:2026年12月4日(金)~12月6日(日)/2泊3日
開催場所:鹿児島県・徳之島
集合:12月4日(金)14:45 徳之島空港
解散:12月6日(日)16:30 徳之島空港
参加費:69,000円(税込)
宿泊場所:遊学リゾート きむきゅら(大島郡徳之島町下久志1132-1)
※相部屋となります。お部屋割りのご希望は承りかねますので、ご了承ください。
持ち物について:
・動きやすい服装(スニーカーの着用をおすすめいたします)
・防寒具・雨具(薄手のレインコート・折り畳み傘など)
定員:15名(先着順、最少催行人員7名)
申込締切:2026年11月20日(金)17:00
添乗員:なし(下記の運営スタッフが同行します)
主催・運営:南西旅行開発株式会社、一般社団法人徳之島観光連盟
企画・協力:アーティクル株式会社/IDEAS FOR GOOD

旅のしおり

1日目(12月4日)

14:45:徳之島空港集合
15:00~15:45:世界自然遺産センター見学
16:00~17:30:山集落見学
17:45:宿到着
18:00~19:00:夕食
19:30~21:00:当部集落訪問
21:30:宿到着・就寝

2日目(12月5日)

8:00~9:00:朝食
10:00~12:00:アイヤマの滝での琉球藍の植え付け
12:30~13:30:昼食
14:00~15:30:畑の再興作業・見学
16:00:宿到着・フリータイム
17:00~18:30:2日間振り返り
18:30~20:30:島の方との交流会・夕食

3日目(12月6日)

7:30~8:30:朝食
9:30~11:30:カムイヤキの森探索
11:45~12:45:伊仙町歴史民俗資料館
13:00~14:00:昼食
14:30~15:30:振り返り
16:30:徳之島空港解散

徳之島源流ツアー案内人

林美樹

林美樹(はやし よしき)
徳之島観光連盟事務局長。徳之島生まれ。中学校まで島北部の山集落で育ち、高校進学を機に島外へ。防衛大学校卒業後、海上自衛隊での勤務を経て、父の病をきっかけに徳之島へ戻る。帰島後は集落支援員として、地域の暮らしや文化、自然を次世代へつなぐ地域づくりに携わってきた。現在は徳之島観光連盟の事務局長として、観光資源を単体で消費するのではなく、島の風土や暮らし、人とのつながりを含めて伝える観光のあり方を模索している。

常加奈子

常加奈子(つね かなこ)
奄美群島認定エコツアーガイド/徳之島エコツアーガイド連絡協議会所属。生まれも育ちも徳之島。短い教員生活の後に水族館勤務(サンゴ調査補助と解説員)を経て、自然や生きものの魅力にはまる。海・川・森と循環する自然の営みに深く感動し、その中で生かされていることを実感。自分が学び感じたことを人に伝え、ともに考え愉しむことが私にできる環境保全だと確信して地元に戻り、徳之島虹の会の皆さんと出会う。地質や動植物などの自然、遺跡、歴史、文化、民俗など、数々の研修に参加する機会に恵まれ、知れば知るほど広がり深まる徳之島の魅力に興奮と感動を覚える毎日。一期一会の自然や生きものとお客様との出会いを愉しんでいる。

大保健司(おおぼ けんじ)
奄美群島認定エコツアーガイド/とくのしま伊仙まちづくり協同組合事務局長

林倫成(はやし ともなり)
ナチュラリスト。主にアマミノクロウサギの生態を観察、調査しながらカメラでその一瞬を記録している。常識にとらわれない科学的思考を大切にしている。

のせたかこ
アーティスト。森と海の藝術楽校主宰。徳之島自然保護推進員。島移住10年目のIターン者。徳之島の目に見えるエネルギー、目に見えないエネルギーに魅了され続けている。島暮らしを通して感じる日々の思いや風景を、島の赤土を顔料として表現活動をしている。また、アートワークショップを通して島の子どもたちとともに、島の自然環境や環境文化を学ぶことを楽しんでいる。

運営チーム

内山貴之

内山貴之(うちやま たかゆき)
南西旅行開発株式会社代表取締役。国際協力の仕事に5年弱従事した後、家業の南の離島専門の旅行会社・南西旅行開発に転じ代表就任。南西諸島の島々と関わるうち、人口減少などによりその場所ならではの暮らしが失われゆくことを危惧し、島の風土の持続可能性などに関心を寄せるようになる。旅で訪れることが現地のお手入れになるプログラム「シマモリ」の企画・実施を南西諸島の方々と手がける。

伊藤智子

伊藤 智子(いとう ともこ)
大学時代、ヨーロッパで数年間過ごし、大学院では移民・難民研究(開発人類学)を専攻。帰国後、大阪から千葉の里山に移住し、山の中の古民家でシェアハウス生活を送りながら、生態系の一部としての人間のあり方を模索している。食を通じた地域づくりや高校生への講師活動にも携わり、人と人がつながる場づくりに取り組む。2020年からIDEAS FOR GOODで取材・執筆を続け、人間以外の視点にも寄り添いながら、日々の暮らしと社会の問いを地続きに捉える記事を届けている。

【9/24 開催】徳之島の「源流」に、東京で触れるプレイベント

「徳之島には興味があるけれど、まずは島のことをもっと知りたい」「ツアーに参加する前に、現地の人と話してみたい」

そんな方に向けて、9月24日(木)、東京・大手町でプレイベントを開催します。テーマは「私たちは、何によって支えられているのか」。徳之島からツアー案内人の林美樹さんを迎え、島の自然や暮らし、現地で進められている取り組みについてお話を伺います。

また、参加者それぞれが、自分自身の「源流」を探る対話ワークショップも実施。普段の暮らしのなかで見えにくくなっている、人や自然とのつながりを一緒に考えます。

当日は、島産の純黒糖や郷土菓子、黒糖焼酎などの特産品もご用意。徳之島の味を楽しみながら、島の方々や参加者同士でゆっくり語り合う時間も設けています。

ツアーへの参加を決めていない方も大歓迎です。まずは東京で、徳之島との新しい出会いを楽しんでみませんか。

開催概要

イベント名:私たちは、何によって支えられているのか? 徳之島の実践から考える「源流」探究ワークショップ
日時:2026年9月24日(木)18:30~20:30(18:15開場)
会場:3×3 Lab Future コミュニケーションゾーン
東京都千代田区大手町1丁目1-2 大手門タワー・ENEOSビル 1階
東京メトロ「大手町駅」C10出口より徒歩約2分
会場へのアクセスはこちら
参加費:1,500円(軽飲食付き)
定員:25名
主なプログラム:
・徳之島の自然・文化・暮らしの紹介
・それぞれの「源流」を探る対話ワークショップ
・徳之島の特産品の試食・試飲(純黒糖、郷土菓子、黒糖焼酎、フルーツジュースなど)
・参加者・島の方々とのフリー交流会
主催・運営:南西旅行開発株式会社、一般社団法人徳之島観光連盟
企画・協力:アーティクル株式会社/IDEAS FOR GOOD

イベントへの参加には事前のお申し込みが必要です。詳細・お申し込みはPeatixからご確認ください。

この記事を書いたライター

IDEAS FOR GOOD 編集部です。世界を大きく変える可能性を秘めた最先端のテクノロジーから、人々の心を動かす広告やデザインにいたるまで、世界中に散らばる素敵なアイデアを編集部が厳選し、あなたに届けます。