Tag Archives: Social Good

人・自然・地域と共につくる。英国の港町が育てた、循環するスキンケアブランド

英国のビューティーブランド「Haeckels」を取材しました。地元の海藻を使った製品で知られる同ブランド。広告に顧客を起用したり、製品の価格を顧客が選べるシステムも?その背景にある哲学に迫ります。

「官僚主義」に創造性を。新しい公共を描く、ドイツのCreative Bureaucracy Festivalとは?

「官僚主義に創造性を」。そんな一見矛盾するようなコンセプトを掲げ、世界中の公共セクター関係者を惹きつけるフェスティバルが、Creative Bureaucracy Festivalです。制度を「なくす」のではなく「より良くする」ために、私たちは何を想像し、どう問い直せるのか? 現地取材を通して見えた、「新しい公共」のかたちとは。

時間

AIで浮いた時間、どこへ消えた?奪われる「私たちの時間」と、商品化される「誰かの時間」

効率化が進む現代、私たちは本当に「自分の時間」を得ているのでしょうか。AIやスマホの便利さの裏にある時間の搾取と、その設計思想を問い直します。

しんどいときに休める空間「カームダウンスペース」広がる。駅や博物館、大阪万博にも登場

公共空間に「しんどさ」を受け止める場所はあるでしょうか?感覚過敏やストレスを抱えたときに心を落ち着けるための空間・カームダウンスペースが日本の公共の場にも広がりつつあります。

人間の“感覚知”を再起動せよ。便利さの代償を取り戻す、フランスの「ローテクラボ」

もし明日、スマホもAIも使えなくなったら、私たちは自分の力だけで生きていけるでしょうか。ローテクを通じて「便利さの裏にある喪失」に向き合い、自らの感覚やスキルを取り戻す旅に挑む、冒険家コランタン氏の実践と思索を追います。

ミシュランから「ラディッシュ」へ。シェフの哲学が生んだ、野菜料理の新基準・ピュアプラント【持続可能なガストロノミー#13】

ベルギーのミシュラン星付きシェフ、フランク・フォル氏は、野菜を主役にした「ピュアプラント」料理を世界に広めています。その中心にある『We’re Smart® Green Guide』の哲学とは?本人に話を聞きました。

アマゾンの奥地で「薬剤師AI」登場。人手不足の解消なるか

人手不足に悩む、地方の薬局で“AI薬剤師”が助っ人に……?何千もの事例を学んだAIが、処方ミスを減らし、業務を効率化してくれるのです。ブラジル・アマゾンの奥地では、AIが地域医療を支え始めています。

ボタフォゴのユニフォーム

サッカーユニフォームのデザインに隠された、命をつなぐ「黒い点」の意味

ブラジルのサッカーチーム・ボタフォゴ。そのユニフォームの背番号横に、ひっそりと“黒い点”が出現しました。サポーターのほとんどが気づかないようなデザインがあえて施されたワケとは?

茶道 お点前をしている様子

茶道の「今を生きる」哲学に宿る、サステナビリティの本質。作法という“不自由”が生む豊かさ

スマホの情報に疲れ、「今」という瞬間を見失っていませんか?茶道の型は心にそっと自由を届け、鳥のさえずりや季節の移ろいに気づく心を育みます。450年の伝統が、サステナブルな未来へのヒントを教えてくれます。

グリーンスクール・ニュージーランド

学びの舞台は、地球そのもの。グリーンスクール・ニュージーランドに学ぶ「起業家精神」の育て方

「グローバルなコミュニティを作り、世界をサステナブルにする」ことを使命に掲げるグリーンスクール)。ニュージーランドのタラナキ地方にあるキャンパスを見学し、起業家精神を育む実践をのぞいてきました。

ボタン1つでデジタル世界を遮断。エシカルなスマホ・Fairphoneの新モデル

そのスマホ、本当にあなたの「助け」になっていますか?修理も自分で、SNSもワンクリックで遮断できる新たなFairphoneがテクノロジーとのちょうど良い距離感を問いかけます。

「人がいなくなれば自然が戻る」は間違い?日本の研究が示す、生態系の一部としての人間の役割

「人間がいなくなれば、自然は回復する」──それって、本当なのでしょうか?日本を対象とした人口減少と生物多様性の研究での発見から、私たちが担うべき役割を問い直します。

「夏のサントリーニ島はおすすめしません」仏・旅行会社が人気観光地を“ディスる”広告を出したワケ

フランスの旅行会社Evaneosが、人気観光地サントリーニ島などを行き先から削除。「制限こそが価値を生む」と語る新しい旅の形とは?

アマゾンにある“音のない公園”。先住民とともに静寂を守る

南米アマゾンのザバロ川流域は、日常聞き慣れた人工音が一切存在しない「静寂を守る公園」に認定されています。そしてその場所を案内してくれるのは、先住民族のコファン族です。

Wildish

終わりなき成長が奪った「時間」を取り戻す旅へ。英国発“つくりすぎない”バッグブランドの哲学

「もっと作れるけど、あえて週25個だけ」。イギリス発のバッグブランドは、成長を追い求めないビジネスの形を選びました。失われた“時間”を取り戻す旅とは?創業者のオスカー氏に話を聞きました。

フェイクニュースを「作る」ゲーム?学生の“嘘を見抜く力”を育む逆転の発想

オンラインゲーム「Bad News」はプレイヤーが疑似体験することで、ニュースの真偽を見極める認知的抵抗力を育成。情報操作の仕組みを学ぶトレーニングツールとして、効果が期待できそうです。