「森を壊してGDP増」をいつまで賞賛するのか?国連が先導する、脱・成長依存の指標づくり

2026年、私たちは成長の定義を問い直す岐路に立っています。GDPが伸びる一方で、自然と気候の危機は深まっています。国連が提起する「GDPを超える指標」とは何か。私たちの豊かさを考えます。

【2/18-19東京開催】サステナブル・ブランド国際会議 2026。テーマは「Adapt and Accelerate」

【2/18-19@丸の内】世界13か国、14都市で開催され、グローバルで1.3万人を超える来場者規模を誇る「サステナブル・ブランド国際会議」が今年も開催されます!2026年のテーマには「Adapt and Accelerate」が掲げられ、アクションの加速を促します。

日本企業にCCO・最高循環責任者の役職誕生へ。ECOMMITが国内初の設置

あなたの組織にサステナビリティ担当役員はいても、「循環」に特化した役員はいますか?ECOMMITが日本初となる最高循環責任者(CCO)を新設。日本そして台湾でも注目されるサーキュラーエコノミー移行に向けた「人材」の重要性を読み解きます。

「足るを知る」を国策に。脱成長と公正な移行の起点となる「十分政策(Sufficiency Policy)」のいま

脱成長が理念の領域を抜け、政策にも取り入れられはじめました。その中核にあるのが「十分政策(Sufficiency Policy)」。欧州で進むエネルギーや住居への介入は、私たちが個人の心がけとして抱えてきた「足るを知る」を、社会システムとして実装する試みです。「成長か否か」の二元論を超え、「何をもって十分とするか」を問い直す、変革の現在地を描きます。

Nemonic Dot

話した言葉をすぐ点字に。専門知識がなくても点字ラベルが作れるプリンター

入力した文字はもちろん「話した」言葉をすぐに点字に変えてくれるラベルプリンターのご紹介。専門知識や経験がなければ点字を用意するのは難しい──そんな状況を変えるデバイスです。

観光を「数」の呪縛から解き放つ。欧州が提唱する「アンバランス・ツーリズム」の本質

「観光客が多すぎる」という現象は、実は構造的な「不均衡」の症状に過ぎないのかもしれません。欧州は今、オーバーツーリズムを「アンバランス・ツーリズム」と再定義し、データに基づき公共政策として管理する新フェーズへ移行しています。数に依存しない、持続可能な観光のあり方を探る欧州の最前線をレポートします。

自転車政策は「住みやすさ」の指針であり「美学」。パリが示した、文化としてのサステナビリティの育て方

パリでは自転車が「環境にいい移動手段」ではなく、街の心地よさをつくる文化として根づきつつあります。最新研究が示すのは、インフラ整備だけでなく、緑化や公共空間の再編が人々の移動と価値観を変えたという事実です。

リペアラーと交流する参加者

小さく丁寧な循環で、あったかい地域を。服がめぐり、人がつながる「Community Loops」

循環に必要なのは、“量”ではなく、“丁寧さ”なのかもしれない──人と人とをつなげながら地域内で衣類循環の仕組みを作る「Community Loops」の事業を通して、モノとの関わり方を考え直します。

アートの楽しみ方は、ひとつじゃない。「だれでもアーティスト展」大阪で開催【IDEAS FOR GOOD Museum in PLAT UMEKITA Vol.5】

「アートは、静かに見るもの」「作品は、目で鑑賞するもの」──そんな当たり前を、少し問い直してみませんか。大阪・梅田のPLAT UMEKITAで開催される企画展「だれでもアーティスト展」は、見え方や音、触覚、コミュニケーションの違いに目を向け、インクルーシブデザインの視点から、アートとの新しい関わり方をひらく展示です。誰かの“困りごと”から生まれた工夫が、すべての人の心地よさにつながる可能性を伝えます。

スペイン、気候変動「適応」の授業必修に。洪水・山火事対策を学ぶ時代へ

授業中に「未知の災害」が起きた──そのとき、子どもたちは自らの命を守れるのか。気候変動による新たな災害が身に迫る中、スペインは洪水や山火事などの災害対策を必修化。教育も「適応」が重視され始めています。

おばあさんと若者

高齢者と若者の「孤独」をともに解消。ドイツ発・他世代バディでの文化活動プロジェクト

収入源が減るにつれ、アート鑑賞等への足が遠のきがちな高齢者と、上の世代と関わる機会が少ない高校生。今回は、両者を文化の「バディ」としてつなぎ、それぞれの孤独へアプローチするドイツ発の取り組みをご紹介。

友達と話す時間も、給料が出ます。スウェーデンの薬局が始めた、孤独を癒やす「友情休暇」

スウェーデン最大級の薬局チェーン「Apotek Hjärtat」が、勤務時間中に友人と交流するための有給時間「友情休暇」を試験導入。月1時間の休暇に加え、活動費として約1.5万円を支給します。孤独を個人の問題ではなく、企業や政府が介入すべき「公衆衛生の危機」と捉える、北欧の新しいウェルビーイングの形に迫ります。

ちょうどよいデジタルイベント

私たちはスマホを「使っている」のか、それとも「使われている」のか?【イベントレポ】

1月末、読者の皆さんとともに、デジタルとの「ちょうどよい距離」を考えるイベントを開催しました。テクノロジーに使われるのではなく「共に生きる」──それぞれにとっての心地の良い付き合い方を探りました。

海を汚さない洗濯へ。いつもと同じ洗い方でマイクロプラを減らすフィルター技術

洗濯機がマイクロプラスチックを削り出している?洗濯機がマイクロプラスチックを削り出している?微細なプラスチック片を含むマクロファイバーの97%を除去し、フィルター交換も不要にする英Matter.社のフィルター技術が実装され始めています。

世界初、海に浮かぶ銀行。災害時に備える、トルコの次世代インフラ

トルコ最大の民間銀行イシュ銀行が、イスタンブールで世界初の浮遊型店舗「イシュ・ヴァプル」を公開。通常時はカフェや書店を備えた文化拠点として機能し、地震などの災害時には300人を収容する避難所や診療所、13窓口の銀行拠点へと変貌します。2023年の大地震の教訓を活かした、次世代の防災インフラのあり方を探ります。

自然の中にいる旅人

旅は「退屈なのが」良い。スウェーデンで提案される“何も起きない”観光の価値

スウェーデンで観光資源として押し出されたのは、なんと「退屈さ」。派手なアクティビティや写真映えするスポットだけではなく、「何もない余白」の中に眠る旅の価値を教えてくれます。