今こそ、火災と生きる知恵を。南仏・マルセイユで始まった、住民が自ら街を守る「火の学校」
フランス・マルセイユで始まった「火の学校」。大規模火災を経験した住民たちが、消防に頼り切るのではなく、自らの手で家を守る「自己防衛」の知恵を学んでいます。災害のトラウマを「学び」と「文化」へ変える、気候変動時代の新しいコミュニティのあり方を探ります。
なぜ今、デザインは「新しさ」から距離をとるのか。パリ最大級の見本市に見る“ポスト・トレンド時代”の思想
2026年のメゾン・エ・オブジェ・パリでは、「新しさ」を競うはずの見本市で、あえて「過去」が主役となりました。本レポートでは、会場での展示やトークを手がかりに、トレンド至上主義から距離をとり始めたデザインの変化と、その背景にある新たな倫理観を読み解きます。
地球で遊ぶ、遊ぶために学ぶ。岐阜・岩村の古民家でひらかれる、子どもたちの「生きる力」を育てる教育の再定義
日本では不登校や子どもの自殺が過去最多を更新しています。画一的な教育の限界が問われるなか、岐阜県岩村町の「ひふみ学園」は、子どもの関心から始まる学びと居場所を実践しています。古民家を拠点にした新しい教育のかたちを取材しました。
ハンドルを回すだけの洗濯機、なぜ重宝?学びと仕事の機会を奪う“隠れた重労働”からの解放へ
世界の半数近い人々は、今も手洗いでの洗濯が日常。しかしそれが、教育や就労の機会を奪う“隠れた重労働”だとしたら──電力が届かない場所でも効率よく洗濯できる、イギリス発・組立式の洗濯機がインドやウガンダ、メキシコなど世界13カ国以上に広がっています。
循環を産業として成立させる市場条件とは?欧州リサイクル大手・Gallooの現場から紐解く
欧州で進むELV規制や資源安全保障を背景に、循環経済は理念から産業の段階へ。リサイクル大手Gallooへの取材から、工程設計と投資判断によって「循環」を成立させる欧州リサイクルの最前線をひもときます。
スーパーや病院まで、家から何分かかる?英政府が100メートル単位で可視化した「移動しやすさ」の地図
英国運輸省が、国内全域のアクセシビリティを100m単位で可視化する「コネクティビティ・ツール」を公開。目的地への「到達しやすさ」を数値化することで、自動車依存を脱却。生活に必要なサービスを住民の近くに配置する「人間中心の都市設計」をデータで裏付けます。
フィンランドの差別的ジェスチャー騒動が問う、「極端な意見も内包する」民主主義の葛藤
2025年、フィンランドで起きた差別的ジェスチャー炎上は、単なる個人の問題を超え、国家の価値観を問う事態へと発展しました。排外的な声を「内包する」民主主義は、どこまで許されるのか。その葛藤と緊張を、現地の文脈から読み解きます。
循環経済への移行を率いるリーダーシップとは? 至善館・循環未来デザインセンターの一年を振り返る
サーキュラーエコノミーへの移行を担うリーダー人材は、どのように育成できるのか。そんな問いと向き合うのが2025年4月、大学院大学至善館に設立された「Circular Futures Design Center(循環未来デザインセンター)」です。センターの運営を担うゼロ・ウェイスト・ジャパンの坂野晶さんとハーチ代表の加藤による初年度の挑戦を振り返る対談をお届けします。
サーキュラービジネスを「形」にする。水野大二郎氏に学ぶプロトタイピングの真髄【CBDS Kyotoレポ】
サーキュラーエコノミーを「絵に描いた餅」にしないために。循環型ビジネスを形にする「プロトタイプ」の極意を水野大二郎氏が解説。生活者の日常に馴染ませるための8コママンガ活用やメンタルモデルの考え方とは。
「もっと時間があれば」は個人の問題ではない。社会の指標をお金から“時間”に変えたら
環境に良い選択も、穏やかな暮らしも、時間がなければ実現するのは難しいものです。社会の指標を「お金」から「時間」へと変えたとき、私たちの生き方はどう変わるでしょうか。
「環境に良い」だけでは誰も選ばない。ビニール傘と京都の伝統工芸から循環ビジネスを学ぶ【CBDS Kyotoレポ】
なぜ傘は忘れ物になりやすい?ビニール傘と和傘の比較から、デザインが人の行動に与える影響を紐解きます。オランダ発のカードと京都の伝統技術を掛け合わせ、循環するビジネスのあり方を考えたワークショップの様子をレポートします。
あなたにとっての「ジェットコースター職人」は誰?京都で生まれる異業種連携のサーキュラーエコシステム【CBDS Kyotoレポ】
なぜ環境負荷を減らすために、ジェットコースター職人に「屋根」を頼んだのか?──循環ビジネス成功の鍵は、異業種との意外な出会いにあるのです。実践者の事例から、新たなエコシステムを構築するヒントを探ります【CBDS Kyoto 交流会レポ】
循環は「喜び」の中に息づく。京北の山と人に学ぶ、未来を見据えた商いと暮らしの視座【CBDS Kyotoレポ】
循環はシステムではなく、対象への「敬意」から生まれる──平安京から続く京北の山と、その麓で紡ぎ直される暮らしの実践者から、自然中心のデザインを学んだCircular Business Design Schoolの第2回フィールドワーク。当日の学びの様子をお届けします。
【1/28開催】サーキュラーエコノミーとパブリックラグジュアリー。所有の視点から再考する循環型のまちづくり ~オンラインイベントCircular X〜
Circular Economy Hub がお届けするオンラインイベント「Circular X(サーキュラーエックス)」。2026年1月のテーマは、「サーキュラーエコノミーとパブリックラグジュアリー。所有の視点から再考する循環型のまちづくり」です!
都市と地方の「あいだ」をつむぐ。 徳島発・あわい商店が実践する、温もりのある地域活性
徳島・阿南で活動する「あわい商店」は、都市と地方、生産者と生活者の間にある溝を丁寧につなぎ直す地域商社です。阿波晩茶づくりやツーリズムを通じて、人と人の関係性をゆるやかに育て、地域の価値を未来へと循環させています。
世界初、南米で「昆虫」に法的権利を承認。受粉の8割を担うハチを守る
世界で初めて、昆虫の権利が承認されました。2025年10月、南米ペルーでハリナシバチに法的権利が認められたのです。川や山に続く「自然の権利」の獲得事例として新たな一歩が刻まれました。
