Tag Archives: テクノロジー

「超スロー」で動くナマケモノロボットが、絶滅危惧種を救うワケ

絶滅危惧種の保護に一役買うナマケモノロボット「SlothBot」が登場。2本の大きな木の間に張られたケーブルに沿って移動し、植物園の温度や天気やCO2レベル、その他の情報を監視する。ゆっくり動き、エネルギー効率がいいため、何カ月あるいは何年も継続して滞在することでしか見られないものを観察できるのが特徴だ。ソーラーパネルで稼働し、必要なときにのみ動くようにプログラミングされており、バッテリーの再充電が必要になると太陽光を見つけて移動する。花粉媒介者の行動や植物と動物の相互作用、また他の方法では観察するのが難しい現象を理解するのに役立つ親しみやすいロボットだ。

保存料なしで食品を2年間そのままに。香港スタートアップ発明のパッキング技術

香港のスタートアップが、保存料を使わずに、食品の風味、食感、栄養価を2年保てる保存法を開発しました。食品の保存技術の発展は、食品ロスを抑える役目もあることから各国で期待が寄せられています。

IoTテクノロジーの民主化で地域を持続可能に。東京電機大学の地方創生プロジェクト

IoTテクノロジーを活用し、地域課題解決のソリューションを共有するプラットフォーム「Digital Village Platform」。2021年の公開に向けてプロジェクトを主導する松井加奈絵さんにお話を伺いました。

フルカイテン

在庫問題の解消で、事業も社会もサステナブルに。「小売業の常識」を変える在庫管理クラウドサービスとは?

新型コロナウイルス(以下、新型コロナ)の影響により、社会は大きく変化している。実店舗での販

香港発・水に溶けるビニール袋「#INVISIBLEBAG」

香港のスタートアップがプラスチック廃棄物削減に向けて、水に溶けるビニール袋「#INVISIBLEBAG」を開発しました。水溶性、堆肥化性を備えた新たなレジ袋の形に注目が集まっています。

手押し車をベンチに。コロナ禍のトロントで生まれた公共サーキュラーデザイン

トロントの公園に手押し車を使って作られたベンチが設置されることになりました。ベンチのデザインの根底にはサーキュラーエコノミーの思想が流れています。コロナ禍で街中の人々を癒すためにデザイナーが考案した仕掛けとは?

image via Ravensbourne University London

溶かして食べられる包装。UKの学生が開発したラーメンスープになるパッケージ

世界中で人気のインスタントラーメン。しかし、そのパケージには多くのプラスチックが使われています。イギリスの大学院生が、溶かしてそのまま食べられるインスタントラーメンの包装を開発しました。

AIが「船長」に。IBMが変革する、海洋研究のミライ

私たちが、母なる海について知っていることは想像以上に少ない。人類が海に関して持っているデー

ペットボトル

オランダで生まれた、「ペットボトルと長く付き合うため」のリサイクル技術

使用をゼロにすることは難しく、リサイクルしたとしても100%は素材を再利用できないペットボトル。そうした問題を解決すべく、オランダ企業CuReが、環境負荷の低いペットボトルのリサイクル方法を開発しました。

京都の家の縁側

【後編】「よそ者」がもたらす意味のイノベーション。京都に学ぶ、持続可能なものづくり

日本の伝統工芸や地場産業は、厳しい状況に置かれています。しかし、現代に合う意味を加えることで、新たなターゲットに響く価値を提供している例もあります。伝統をアップデートするために必要なことについて、考察します。

作業様子

【前編】伝統は革新によって守られる。京都に学ぶ、持続可能なものづくり

厳しい状況に置かれている日本の伝統工芸や地場産業。京都のモノづくりの現場では、最先端のテクノロジーを駆使しながら伝統的な価値を提供し続けています。「伝統」と「革新」をうまく結びつける方法について考えていきます。

The Fabricant

汚染も廃棄もゼロ。デジタル完結型ファッションの「The Fabricant」

ファッションは最もクリエイティブな産業であると同時に、国連の統計によると、2番目に多くの汚

サプライズボックス

バングラデシュから届く“服のサプライズ”。廃棄予定の服の販売で労働者を救う「Lost Stock」

新型コロナウイルス感染症の広がりにより、世界中で街から人の姿が消え、多くの産業が大打撃を受

Image via WhatIF

シンガポール発、地元農家に収入をもたらすサステナブルなインスタント食品「WhatIF Foods」

シンガポールのスタートアップ企業・NamZが気候変動に強い作物を用いた食料品ブランドWhatIF Foodsをローンチしました。新型コロナの影響や激しい気候変動を想定した都市での新たな食糧サイクルに注目が集まっています。

二人のウルグアイ男性が肩を組んで立っている

【前編】南米一幸せな国ウルグアイに学ぶ、本当の先進国とは? 〜スマートシティ編〜

世界で一番貧しい大統領として有名になったホセ・ムヒカの出身地が、南米の小国ウルグアイ。国土

「ネットで出会った人」が突然家に来たら?子供をネット被害から守る、NZ政府のキャンペーン

「たった今、あなたの息子が私のことを検索しました」と裸のポルノ女優が尋ねてくる。見知らぬ中