Tag Archives: 環境保護

COP28に訴えかける。気候危機によって「失うもの」を印刷したレシート

スペイン・マドリードの街中に現れた巨大なレシート。そこに書かれていたのは、化石燃料の使用によって地球上から失われるものだったのです。

Mother nature and future generations

「自然」と「未来の世代」を取締役に。声なき声に耳を傾ける、英国インテリアブランド

イギリスのインテリアブランド「House of Hackney(ハウス・オブ・ハックニー)」は2023年11月、「母なる自然」と「未来の世代」を正式に取締役に任命した。エセックス大学で講師を務めるブロンティー・アンセル氏が幅広い分野の専門家の意見を参考にしながら意見をまとめ、「母なる自然」と「未来の世代」の代弁者として同社の経営に意見を述べることとなった。

もし「くまのプーさん」が破壊された森に住んでいたら?環境問題を啓発する新たな物語

くまのプーさんが住む森に、異変が起きました。すべての木が伐採され、100エーカーの森が失われてしまったのです。この絵本が訴えかけるのは、トイレットペーパーの背景にある森林伐採の現状なのです。

沖縄の自然と文化を「感じて」「繋ぐ」旅。サステナブルツアー体験レポ【石垣島編】

日本有数のリゾート地として人気の石垣島。東シナ海に浮かぶ12の有人島からなる八重山諸島の主

伝統技術を守りながら歴史を伝える、南アフリカの図書館

南アフリカの「アフリカの歴史を伝える図書館」。伝統的な穀倉を模倣したこの図書館には、「知識を貯める穀倉」という意味が込められています。伝統技術と近代の技術を組み合わせて作られたサステナブルな建築物です。

サッカー

スポーツ界の「ネット・ゼロ」。英・飲料メーカーの植林プロジェクト

サッカーの試合が0対0のとき、勝者はいないはず。しかし、今季のイングランドとスコットランドで開催される試合では「勝者」がいます。英の飲料メーカーinnocentは、0対0の試合ごとに50本の木を植えることに決めました。対象は、イングランドプレミアリーグ、リーグ選手権、リーグ1・2、スコットランドリーグ選手権、スコットランドリーグ1及び2、そして女子サッカースーパーリーグ。今シーズン(2020年9月~)開催された試合も対象で、2021年2月時点で127の試合が0-0の結果となり、6,350本の木が植えられた。今シーズン末までには、その数は1万本以上に達すると見込まれています。

生物進化の歴史から思考法を学ぶ。進化思考が導くこれからのイノベーションとは【イベントレポート】

生態系進化の歴史から社会のイノベーションを紐解く、進化の学校が横浜の動物園で開催されました。なぜ動物園?新しい思考法「進化思考」ってなに?自身のビジネスを通じて地球環境にもアプローチをしたい方、必見です。

【わかる、えらぶ、エシカル#18】食を通して季節を味わう。「旬の食材」を買おう

本来食材には季節ごとの気候に合わせて育ち、収穫される「旬」がありますが、売り場で一年中見かける野菜や果物が多くなり、1970年代に比べ近年は一年中販売している食材が増加しています(*1)。日本では、季節のはじめに出てくるものを「はしり」、終わりに出てくるものを「なごり」、その間の出盛りのものを「旬」と呼び、食を通して季節を楽しんできました。こうした習慣はエシカルな視点からみても意義があります。旬食材をテーマに、どのようにエシカルなのかをお伝えします。

山下さん

知ることで、守れる。植物研究家が伝える「野草」の魅力

日本に根付いた野草の素晴らしさを国内、そして世界に発信している、野草研究家の山下智道さん。山下さんは、昔からある日本人の野草の知恵や伝統を守るため、古来からの伝統的利用法を紹介したり、独自の分類学を提唱し、「ハーブ王子」という名前で活動されています。今回は山下さんに野草の魅力や、植物の身近にいるからこそ感じる環境の変化について話を聞きました。

ハチを家の庭で育てる

自宅の庭をハチのために。米ミネソタの自然保護プログラム

ミツを集めながら、送粉者として植物の花粉交配を助けているハチの数は今減少しています。そんなハチや同じく送粉者である昆虫たちを自宅の庭に集める取り組みが米・ミネソタ州で始まりました。参加者が、ハチや昆虫の栄養になる植物を植えると、補助金やワークショップ、栽培の手引きなどが提供されるもので、これによって送粉者の減少を食い止め、生物多様性を守ることができます。個人で誰でも参加できる、州が進める取り組みです。

グリーンマンデー

キーワードは「フレキシブル」。グリーンマンデーから学ぶ、菜食生活を広めるヒント

「週に一回だけでいい、お肉を食べない日をつくってみてほしい。」香港で菜食の普及活動を行う、グリーンマンデーが大切にしているのが「押し付けない菜食」。出来る範囲で人々に菜食を取り入れてもらう。でもそれがそれができない人を決して批判しない。そんなポジティブで寛容な姿勢が、人々に受け入れられるようになったカギだといいます。日本でもそんなゆるい、押し付けない菜食が広まるために、代替肉の普及や理解が期待されます。

huu

“自分らしい“ファッションを当たり前に。サステナブルなジェンダーレスブランド「HUU」

アパレルブランド『HUU』は、性別を超えた、着る人の自分らしさを引き出す“ジェンダーレス”なブランドです。社会の「こうあるべき」に縛られ、これまで着たい服を着ることができなかった人。――そんな人たちが、これからは自分のために自由にオシャレできるように。――そんな作り手の願いから生まれた、女性のためでも男性のためでもない、「素敵だと思う人のための服」を作り出しています。地球環境に優しく、長く着れる素材を使い、サステナブルにもこだわったモノづくりで、誰もがありのままの自分で輝ける。HUUはそんな世界を目指しています。

【わかる、えらぶ、エシカル#13】昔ながらの知恵と技術が日常に溶け込む。「伝統工芸品」を買おう

エールマーケット とのコラボでお届けする、「エシカル消費」の連載企画。第13回は、「伝統工芸品」について詳しく解説します!

「ミス」を「ミス」でなくす。レストランが見せる福祉の可能性

手書きの看板やメニュー、ぬくもりが感じられる木製の椅子やテーブル、それから空や森、太陽など

表さんと和田さん

おみやげを通じて社会課題を解決。買い手、貰い手、そして作り手を幸せにする「haishop」

横浜市・馬車道に「おみやげ」を通して、社会的課題の解決を目指す日本発おみやげショップ、haishop(ハイショップ)。『社会課題解決に繋がるメッセージが込められているもの』や『日本で作られたもの』の商品を選定し、細部までこだわりが詰まったお店です。

globalance world

「あなたの投資のエコ度は?」スイスの銀行が立ち上げた、持続可能なデジタルプラットフォーム

企業や自治体による環境への貢献度に関する情報開示が求められる中、スイスに本拠を置く銀行Globalance Bankは11月16日、持続可能な投資のためのデジタルプラットフォーム「Globalance World」を立ち上げた。Globalance Bankが2012年に導入したGlobalance Footprintに基づき、新たにインタラクティブ機能が追加された同プラットフォームでは、6,000社以上の上場企業が毎日更新するデータをもとにした展望とインタラクティブな報告が提供される。投資家やステークホルダーは、無料でGlobalance Worldにアクセスし、各企業の経済・社会・環境への影響を知ることができる。同プラットフォームの特徴は、気候変動やCO2排出量、現在のメガトレンドや利益といった項目ごとに、独自の株式やポートフォリオ、指標や持続可能性が分析・評価されること。これにより、自らの投資が世界に与える影響を知ることができるようになる。評価は、Carbon DeltaやMSCI、MorningstarやFactsetなどの信頼されているサプライヤーからのデータおよび分析、同プラットフォームの専門家が開発した独自の方法を組み合わせて行われる。