All posts by 内海 有祐美

Tシャツから始まる気候アクション。パタゴニアのリジェネラティブ・オーガニック

今年の6月末、北極圏に位置するロシア・ベルホヤンスクで、過去最高気温である38℃を記録したことが話題となった。日本においても、気象災害が激化しているとして、環境省が「気候危機宣言」を発表した。異常気象による豪雨や台風、猛暑が続き、地球温暖化の深刻さを感じている人は多いのではないだろうか。そのような中、「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」をミッションステートメントに掲げるアウトドア企業のパタゴニアは、気候変動の解決策に繋がる「リジェネラティブ・オーガニック農業」を活用した製品の販売を開始した。同社は、7月30日からウェブサイトや店頭でリジェネラティブ・オーガニックに関するキャンペーンを展開している。今回は、パタゴニアが取り組むリジェネラティブ・オーガニックについて紹介する。

停車ボタンはスマホ。英国発、ウィズコロナ時代の公共EVバス

イギリスでは新型コロナウイルスの流行を受けて3月下旬よりロックダウンが始まり、5月より行動制限が緩和されている。ロックダウンの最中には電車やバス等の公共交通機関でサービスが縮小された。そのような状況下で、イギリスのスタートアップArrivalは電気バス「Arrival Bus」を発表し、ウィズコロナ時代の健康管理に配慮した公共交通機関の利用を促進している。