LGBTQツーリズムとは・意味
LGBTツーリズムとは
LGBTQツーリズムとは、LGBTQの方がする観光のことを指す。グローバル市場では10人に1人がLGBTQの旅行者であり、23兆円もの市場規模があるという。この市場について日本でも看過することができないと注目されており、復興庁の取り組みでも「目指せ!ダイバーシティ東北【LGBTツーリズム】」と題してセミナーが開催されていた。
LGBTQツーリズムは、LGBTQフレンドリーなホテルや観光地でのハネムーン、LGBTQの団体ツアーがあり、偏見の目から避け、気持ちよく旅行ができる形のツーリズムとして発生した言葉だ。
人気のある観光地は、1977年に世界初のLGBTデモが起こったスペイン・バルセロナ、2011年に同性婚が合法化されたアメリカ・ニューヨーク、LGBT関連のイベントが多く開催されるオーストリア・ウィーンがある。
イギリスでの「Love is Great(愛は素晴らしい)」キャンペーンではLGBTツーリズムとしてのイギリス観光PRが盛んだ。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=77&v=DkcxrBF3qSo
LGBTQツーリズムのこれから
日本でも同性カップル向け結婚式プランを組むホテルが増えてきたが、それはLGBTQ側の「私たちは受け入れられるだろうか」という心配とホテル側の「LGBTQに配慮しなければ」という想いの両者が噛み合った形であると考えられる。
もちろん段階的にこういった「LGBTQの方向けプラン」のようなツーリズムも必要かもしれないが、今後はわざわざ名を打つのではなく、どんな性的指向でも一般化されていくようなホテル側や観光地側の理解に期待したい。
【参照サイト】 目指せ!ダイバーシティ東北【LGBTツーリズム】