マイクロプレナーとは・意味
マイクロプレナーとは・意味
「マイクロ(小さな)」と「アントレプレナー(起業家)」を組み合わせた言葉。起業家の中でも、従業員が5名以下または1名(代表)のみなどの小規模な事業を行う人を指す。ひとりで起業し、事業を行う場合は、「ソロプレナー」とも呼ばれる。
起業という選択がより身近になってきた昨今、ひとりで小さな会社を立ち上げる人口が増えてきたことから、英語圏ではこの言葉が登場した。世界最古の広告代理店Wunderman Thompsonが発表する2022年のトレンドにもランクインするなど、注目が集まっている。
マイクロプレナーの特徴としては、以下が挙げられる。
- 従業員がごくわずか/代表のみ
- 従来のオフィススペースを持っていない(バーチャルオフィスや、自宅などで仕事)
- 小さな課題/小さなターゲットに絞る
- 仕事の多くの部分を自分で担う
大規模な成長を目指すよりも、小規模で手の届く範囲で仕事をすることを優先するマイクロプレナー。日本でも、個人事業主とほぼ変わらない形で仕事をする起業家たちは増えている。起業のハードルを下げてくれるこの概念の、今後に注目だ。
【参照サイト】Wunderman Thompson – Micropreneurs
【参照サイト】Wunderman Thompson – The Future 100: 2022