Tag Archives: 脱成長

1週間に25個以上は作らない。各国の職人と、地域独立型の製造を目指すアウトドアバッグ

1週間に作るバッグは、25個だけ。大きな工場を持たず、職人との契約で地域独立型の製造を模索するのが、アウトドアバッグブランド「Wildish」。環境負荷が低く大量生産ではない形でありながら、グローバルなビジネスを展開することはできるのでしょうか。

サステナブルな服が化石燃料を使っている?最新レポートに見る、ファッション業界の“本当の”現在地

注目が高まるサステナブルファッション。しかし、その服が“サステナブル”な素材でも、化石燃料をエネルギー源としている可能性があります。最新のレポートから重要な点をピックアップして、ファッション業界の本当の現在地を分析しました。

シンガポールで「成長からの脱却」が注目の的に。Post Growth Singapore代表が語る、“再想像”の力

めざましい経済成長を遂げるシンガポールで、「成長からの脱却」が話題になっていることをご存じですか?この流れをけん引するPost Growth Singaporeの代表・リム氏に勉強会やイベントの様子を伺うと、未来を“再想像”する議論が見えてきました。

研究者に聞いた、脱成長のいろは。日常の実践は「WANT」じゃない軸の発見から

なんだか小難しい印象がある“脱成長”について、経済学者であるNick Fitzpatrick氏に「そもそも脱成長とは?」から解説してもらいました。よく噛み砕いてみると、脱成長は経済だけではなく私たちの暮らしの話でもあったのです。

【イベントレポ】成長至上“じゃない”社会と経済システムって?ゼブラ企業と欧州動向をもとに考える

11月19日に開催された「ゼブラ企業と欧州動向をもとに考える、成長至上“じゃない”社会と経済システム」のイベントの様子をお届けします。鋭い質問やグラレコも含めた記事となっているので、ぜひ議論をチェックしてみてください。

【2024年ハイライト】気候正義から“美の基準”まで。編集部が選ぶ注目の取材・コラム5選

ニュースの一面を飾ることはない、けれども社会に対して重要な問いを投げかける組織や今考えるべきテーマが多く存在します。その一部について、2024年に執筆した取材やコラム記事を通してお届けします。

デンマークのデザイン企業が「ポスト成長」を取り入れたら?“気まずい”初めの一歩が、重要戦略分野になるまで

営利企業が“ポスト成長”の概念を取り入れる…?そんな挑戦をしているのが、デンマークのデザイン企業「1508」です。2024年1月から、重要戦略分野の一つにポスト成長を導入しています。これにより、どんな違いが生まれたのでしょうか。その成功と失敗のリアルを聞きました。

【11/19開催】ゼブラ企業と欧州動向をもとに考える、成長至上“じゃない”社会と経済システム

行き過ぎた資本主義への懐疑が高まり、世界各地でドーナツ経済や脱成長についての議論が加熱しています。そんな中、同様の背景から日本で注目されるのが「ゼブラ企業」です。欧州そして日本国内の動向から、次なる社会経済のあり方を模索します。

【2024年10月】B Corp認証のリアルから脱成長まで。ニュースレター編集部コラム4選

【2024年10月】IDEAS FOR GOODのメルマガでは、編集部メンバーが最近気になるトピックをまとめたコラムを1週間に一度発信しています。その一部を記事でもお届けします!

アメリカで登場した「脱成長」の研究機関。経済大国から行き過ぎた資本主義を問う

2024年10月にアメリカで設立された「脱成長」の研究機関。長らく経済をけん引してきた大国から、持続可能な社会に向けてどんな議論が生まれているのでしょう。創設者に話を聞くと、実は市民の反応はポジティブなのだと言います。

服を縫製する人の存在を、指紋で可視化するブランド「HUMAN TOUCH」

服を作るのに、どれほどの手間がかかるのか……それを“指紋”によって表現したブランドが「HUMAN TOUCH」です。服についた黒いインクの指紋そのものが、デザインとなるのです。創設者はブランド立ち上げにあたり、労働の意義を問う強い想いを持っていました。

子供たちが走り回る

必要な資源は「現状の30%」だけ。世界85億人の生活水準の適正化が可能と研究で判明

「経済成長に依存せずとも、全世界の人々に適正な生活水準を提供しつつ、貧困を終わらせることが可能」という研究結果が明らかになりました。

不要チラシを激減させるカギは「投函OKシール」?アムステルダムの逆転ナッジ発想

チラシは要らないけれど「チラシお断り」のステッカーを貼ってもどうせ届きそう…。アムステルダムでは「チラシください」のステッカーを活用して、その悩みが一掃されたようです。どんな仕組みなのでしょうか。

消費を“減らす”ことを目指す、フランスの脱成長ファッションブランド「LOOM」

社会の成長モデルに疑問を投げかけ、「脱成長」の哲学を掲げるフランスのファッションブランドLOOM。無限の利益追求のスパイラルから抜け出すことを目指し、人々の消費を減らすことをミッションに掲げます。

貧困根絶には「成長依存」からの脱却を。国連専門家はなぜ警鐘を鳴らすのか

もっと成長すればみんな豊かになる──この通説に、国連専門家が意義を唱えました。貧困課題の解決には、成長への依存から抜け出す必要があると指摘したのです。このレポートが、歴史的一歩となるかもしれません。

【イベントレポ】ようこそ、多元世界の入り口へ。水野大二郎先生と考える、変革のためのデザインのあり方

二元論を超越した視点を持つ専門家や実践者に話を聞き、私たちを取り巻くあらゆるものの関係性を再考する新たな眼差しを探った、特集「多元世界をめぐる」。その総まとめとして、デザイン研究者・リサーチャーの水野大二郎先生を招き、多元世界を理解するカギとなるデザインや概念、その役割について考えるイベントを開催しました。その様子をお届けします。