Tag Archives: 世界平和

低コストで安全な地雷撤去を。アフガニスタン人が開発した「風で動く巨大ボール」

世界に埋まる1億以上の地雷。毎年多くの犠牲者を生む地雷の処理に革命を与えた地雷撤去ボール「マイン・カフォン」。風で自由に転がるマイン・カフォンが世界中の人々の命を救っています。

長崎の軍艦島

戦争を伝える。何かが変わる。長崎の原爆投下地で考えた「記憶の紡ぎ方」

長崎を訪れて感じた「戦争を伝える」ということ。被爆地で出会った「平和案内人」との会話を書き記し、世界中の「次世代へ、争いの記憶を遺していくアイデア」にも着目していきます。

クレインピースキャンプ

広島から「平和の循環」を。子供たちが“平和”を定義する体験学習

「どうしたら、平和な世界をつくれると思いますか?」この大きな問いの答えを探るべく、広島であるツアーに参加しました。77年前、復讐ではなく「愛と許し」を選んだ広島の地で感じた、平和への「希望のかけら」をお伝えします。

ニュースを見る人

スウェーデンで「心理防衛局」設立。デマ、フェイクニュースに対策へ

フェイクニュース対策に取り組むべきなのは、誰でしょうか。スウェーデンは、誤解や混乱をもたらす情報から国民を守る「心理防衛局」を発足させ、国としてフェイクニュース対策に取り組みます。

爆弾や地雷がジュエリーに。“負の遺産”を宝物に変えるアップサイクル

かつて戦争で使用された爆弾や地雷──今も残る“負の遺産”が、ジュエリーに生まれ変わりました。ラオスの村の職人たちの技術と、イタリアのジュエリー加工技術を組み合わせることで、村の雇用創出にもつながっている「戦争廃材のアップサイクル」です。

壁じゃなくて橋を築こう。手仕事でパレスチナと日本をつなぐ「架け箸」

パレスチナの職人と一緒にパレスチナの伝統刺繍や特産品のオリーブを使った箸づくりを企画、制作し販売を目指す「架け箸」。立ち上げた髙橋さんの活動の原点は、パレスチナを訪れた際にホストファミリーに言われた、「わざわざ来てくれてありがとう」という言葉でした。ありがとうと言われることがなくなるくらい、多くの人にとって“普通の選択肢”になることを目指して、ポジティブなパレスチナを発信し続けているのが架け箸です。

Be-Production 桃太郎

桃太郎が鬼退治をしたくなかったら?アニメが伝える、分断をなくすコミュニケ―ション

新型コロナや政治など……一人ひとりが異なる意見を持つとき、分断が生まれやすくなります。そんなとき、どうすれば対立せずに話をすることができるのでしょうか……?「鬼退治したくない桃太郎」などアニメを通して分断を生まないコミュニケーション方法を伝えている高部さんは、まず相手と自分のニーズを知ること、相手の気持ちをよく理解することが大事だと言います。また、何か問題が起きたときの解決策は意外とたくさんあり、今考えつく選択肢を超えて、新たな解決法を探ることも提案しています。平和な社会とは、ただ暴力がないだけでなく、より多くの人が「平和のための行動」を起こしている社会。一人ひとりの小さな行動の変化が、平和な社会に近づいていく…高部さんはそのようにおっしゃいました。

「ヒロシマ」を明るく伝える。千羽鶴アートで届ける平和

「千羽鶴と千羽鶴の灰」を使って作品をつくる広島のアーティスト、有田大貴さん。彼は作品に、「生と死」や「復興」という想いを込め、アートを通して「ヒロシマ」と平和について伝えています。
「千羽鶴を使って作品をつくっている限り、それは自分一人の作品ではなく、千羽鶴を折った人と一緒に作り上げていると感じています。そういう想いをどこかに還元していきたい。」そのように語る有田さんは、そんな感謝の気持ちを還元すべく、幅広く活動をしたいといいます。これまで通り、展示を通して「ヒロシマ」をつたえていくほか、絵本をつくったり、アーティストが集まる場を広島に提供したいといいます。
今後の有田さんの活躍が期待されます。

平和の多様性。一人ひとりが考える、私にとっての「平和のテイギ」

戦争が終結し、まもなくして経済大国となった日本は、平和な国だと言われてきた。たしかに今日本は、かつてのように暴力を伴う戦争をしていないが、平和を「ただ戦争がない世界」ではなくもっと広義の平和と捉えるとき、私たちの生きる社会を「平和」ということはできるだろうか。「平和」という言葉を発するとき、それが意味するものは一人ひとりが過ごした場所や関わってきた人など、育った環境や今置かれている状況によっても大きく違っている。まずは自分が関心のある身近なテーマから、一人ひとりにとっての「平和」とは何かを考えてみてほしい。一人ひとりの平和の「定義」を考え、頭をフル回転させて”IDEAS FOR PEACE”を生みだすことで、様々な面からピースフルな世界を描いていきたい。