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土壌ミュージアムの中にいる子どもたち

【訪問レポ】遊んで、学んで、くつろげる。大人も子どもも足を運ぶ、アイルランドの都市農園を訪ねて

農園の中には、ミュージアムや保育園、地産地消レストランまで。アイルランドで訪れた都市農園は、人が訪れたくなるきっかけが詰まった、居心地の良い”学びの場”でした。

稲作が隠れたCO2排出源。米作りで気候変動の解決に挑む「Nice Rice」

実は、牛に続く温室効果ガスの排出量の多い分野が、稲作です。多くの人の主食となっている米を、とてもシンプルに環境負荷を軽減する方法があります。

パン屋

払える人が、払える分だけ。フランスの「値札のない」パン屋

Mamatte Bakeryというフランスのパン屋チェーンでは、物価高対策としてユニークな取り組みをしています。

ピザ

家事疲れや急な訪問にも。ドミノピザ、ハプニングに対応できる無料の「緊急ピザ」提供

日常の中の「緊急事態」の救世主となるのが、アメリカのドミノピザが始めたキャンペーンです。電車遅延や家事疲れにも対応。【Emergency Pizza(緊急ピザ)を無料でお届け】

サーモン・アイ

北極圏の湖のど真ん中に浮かぶレストランで、6時間かけて食事をする意味

6時間かけて食事をする。こう聞いたら、あなたはどんな印象を持つでしょうか?これは、ノルウェー西部のフィヨルドが連なる大自然の中にオープンしたレストラン「Iris」で“夕食”を食べるのにかかる時間です。

Gentle Disco

靴下で踊り倒すほどエコになる?アムステルダムの街角ディスコの秘密

靴を脱ぎ、靴下を履き、踊ろう!アムステルダムの街の一角で、老若男女が集い、とあるダンスパーティが行われています。実はこれ、サーキュラーエコノミーの考え方を土台とした実験の一つだったのです。

イタリアを旅する中で出会った「社会的協同組合」とは?【土とリジェネラティブ#3】

「土をめぐる旅で、なぜ社会的協同組合を訪れるのか?」イタリアのローカルコミュニティに深く根ざした人たちとの対話と体験レポートです。

ウイスキーの現場

発酵が教えてくれた、「目に見えないもの」を大事にする力

2023年2月、イタリア、フィンランド、スペイン、タイから、食文化の研究者、ジャーナリスト、世界トップクラスの料理人など、計12人の食や農の専門家たちが日本にやってきました。ほとんどが初めて日本を訪れるという彼らの訪問の目的は、日本各地の「発酵の現場」を回ることでした。

発酵食品は、健康に良いのはもちろん、その持続可能な生産工程はサステナビリティの側面からも魅力的なものです。ただ、今回のツアーを通して発酵食品が教えてくれたのは、「目に見えないもの」の大切さでした。たとえば、発酵食品は、作り手の技術だけでなく、微生物、土地の風土、環境、素材……そのすべてが重なり合って完成するもの。イタリアで地域の素材を使って味噌や醤油をつくる発酵食品のプロフェッショナルのカルロさんは、発酵は「魔法だ」と言いました。

そんな発酵に欠かせない微生物の存在は、私たちが生きる土地の健康を守るために大切な存在であり、土地の健康こそが、私たちが生きる世界をよくするために必要なもの。カルロさんはそんな言葉を伝えてくれました。そして、その土地の健康を守るために、化学薬品を使った大規模な農業ではなく、小さな農業や家庭での食事などが大事だと言いました。

最後に、こんな言葉を残してくれました。

「日本は島国です。世界中の島には、それぞれ生態系がありますが、その境界はどこでしょう?微生物の境界はどこでしょうか?たとえば、日本の生態系は、中国や韓国、他の国の生態系ともつながっています。私たちは、海や土地が誰かのものだと思っていますが、世界はすべてつながっています。宇宙はすべて一つの生態系。私たちが勝手に境界線を引いているだけで、本当は、ばらばらではなくかかわりあっています。料理も同じ。イタリア料理、フランス料理……全て同じ宇宙のなかにある材料を使っています」

効率や論理、目に見えるものが重視される社会では、つながりや微生物などの「目に見えないもの」はしばしば見逃されてしまいます。だけど、そんな目に映らない存在を大事にしながら生きることができたら、そこにはきっと、もっとやさしくて明るい世界が広がっているはず。そう思うのです。

杉浦シェフとヴィクトルシェフ

パリの一つ星シェフが語る、「サステナブルになりきれない」業界の本音【持続可能なガストロノミー#5】

「私たちが消費するものこそが、私たちを人間として定義する」パリの一つ星レストラン「FIEF」のVictorシェフとソーシャルフード・ガストロノミーを提唱する杉浦シェフがレストランの課題について本音で語り合いました。

食事をする人々

薬よりも栄養価の高い食事を。アメリカで広がる栄養士監修のオーダーメイド食

大人の人口の約半分が、糖尿病などの慢性疾患を抱えているというアメリカ。健康問題が社会全体の課題となるなか、注目を集めているのが、医学的に監修された「食事」です。

フォーラムの様子

「グローバルコモンズ」を守るために、他業界との共創をどうデザインしていくのか【Green Innovator Forum】

2050年までに千人のイノベーター育成を目指す「Green Innovator Academy」。私たちの地球=「グローバルコモンズ」を守るために必要なアクションとは?多様なセクターが集う最終イベントを取材しました!

トイレ

毎日のトイレで健康チェック。尿を使った次世代ヘルステック「U-Scan」

トイレの便器に取り付けるだけで、尿検査ができるデバイスが登場しました。自分の体に関する情報が多く入っている排泄物に、もっと注目してみませんか?

昆虫食の美味しさを伝える。上野アメ横の専門店「MUSHI-YA TOKYO ueno」レポ

コオロギはどんな味?見た目はどう?東京・上野の昆虫食専門店で、実際に食べてみました。

イタリア

イタリアの名門ワイナリーが、小学校を作った理由【土とリジェネラティブ#2】

「育む生態系をより良くかき混ぜるために、子どもたちの存在が必要不可欠」。イタリアの名門ワイナリーが小学校をつくった理由とは?

ガーデン

ガーデニング好き、集まれ。自分の庭で食糧問題に取り組める「市民科学者」プロジェクト

ヨーロッパ全土で行われた、市民参加型の土壌観測プロジェクト。あなたの庭の土壌が、食糧問題の解決に貢献するかもしれません。

メガホンを持つ女性とイラスト

世界のソーシャルグッドな広告7選【2022年の最注目アイデア】

ジェンダーや飢餓対策、健康への啓発まで。IDEAS FOR GOODが2022年に注目した、世界のユニークな広告・マーケティングのアイデアをご紹介します!