コロナ禍のリモートワーク。朝からパソコンとにらめっこをし続けて、やっと迎えた終業時間。さすがに疲れたな、と目頭のツボを押さえながら、動画サイトで「自然音」「リラックス」と検索する。──たまにはデジタルから離れてゆったりしたいのに、パソコンやスマートフォンを立ち上げて、ネットに接続しなければ癒しを得られない。そんな矛盾した現実にうんざりしてしまった人もいるのではないだろうか。
今回ご紹介するのは、そんな人にうってつけの「ネットにつながらない」癒し時間を実現させてくれる自然音スピーカー「SOUL」だ。
SOULは、自然音を自由に組み合わせて再生することのできるサウンドシステムだ。BluetoothやWiFiなどの電波を発生する機能がなく、他の機器やインターネットに接続しなくても自然音を聞くことができるのが特徴である。
本体には、アルファ波 ・風の音 ・暖炉／たき火の音 ・雨音 ・雷の音 ・川の流れの音 ・鳥の鳴き声 ・ベルの音の8種類の音が搭載されており、アイコンが書かれたバーをスライドさせることで音の組み合わせやそれぞれの音量を好きなように変えることができる。その組み合わせは250通り以上にもなるという。
また、本体下部には、睡眠導入を助ける「呼吸ライト」が組み込まれている。ライトの色は、リラックスと眠りを促す効果がある波長が450nmの青色。さらに、このライトは理想的な呼吸ペースと同じ速度でゆっくりと点滅するようになっている。ユーザーはこの光の点滅に合わせて呼吸することで、リラックスしやすくなるのだ。呼吸ライトの点滅するリズムは徐々に遅くなる仕様で、これに従って呼吸をしていると、15分ほどで眠りにつけるようになっているという。
コロナ禍における「お家時間」の増加により、パソコンやスマートフォンに触れて過ごす時間が増えたと感じている人は少なくないだろう。いつでもネットにつながれる今だからこそ、「つながらない贅沢」にも目を向けてみたい。
