“Photography for Good”。写真の力で世の女性にスポットを

2018.08.07

マーディー

「ドリーム」や「ワンダーウーマン」のような映画に見られるように、ここ数年、女性の活躍にスポットが当たるようになってきた。

このように少しずつ注目されるようになってはきているが、いまだに「男女格差」はあり、まだまだ十分に女性の活躍や素晴らしさにスポットが当たっているとは言えないだろう。今日も、いまこの瞬間も、世界中で多くの女性が活躍しているのにもかかわらずだ。

そんな、これまで正確に報道されてこなかった女性たちのストーリーにスポットを当てる活動をしている団体が、Ripple Effect Images(以下、Ripple)だ。このたびRippleがソフトウェア会社であるAdobeと手を組み、その活動をより力強いものにしようしている。

https://www.instagram.com/p/Bl3YQWDF7rg/?taken-by=rippleeffectimages

「Photography for Good」と題されている、この活動。このPhotography for Goodという概念自体は新しいものではない。これまでは気候問題や絶滅危惧種の動物にフォーカスした環境問題などを訴えるために使われてきたが、今回はじめて世の女性にスポットを当てている。

Annie Griffiths氏は、長年ナショナルジオグラフィックの写真家として活動をしてきて、多くの人々が発展途上国の社会についてほとんど知らず、誤った認識を持っていることを知り、Ripple Effect Imagesを設立した。

ひとつの例として、彼女はナミビアで7年間にも及ぶ干ばつのなか、創造力と勇気で子供たちを死なせず、自身も生き残ってきた女性たちについて語った。「彼女たちは、私たちが育ってきた文化では決して語られない生き残るための術を持っていました。彼女たちが欲しいのは同情じゃない、自立する術なんです」

https://www.instagram.com/p/BcaYHf-lZfd/?taken-by=rippleeffectimages

問題解決思考型のRippleは、世界中のコミュニティを悩ませている数々の悲惨な問題だけではなく、地元の人々や援助団体が一緒になって考案した解決策も記録することを目指している。

Griffiths氏はAdobeという大手グローバル企業との協力をとおして、Rippleの考えがより多くの人に認知されることを願っており、アマチュアからプロ写真家にわたるまで、彼らにはなにかを変えられる力があると伝えたいという。

https://www.instagram.com/p/BjL0o5Ulrpj/?taken-by=rippleeffectimages

どんな偉大な活動も、スポットが当てられなければ、その素晴らしい考えなどが世に広まることは難しい。しかし、Adobeのように広く世に名前の知られた会社がこのような活動に協力することで、より大きなインパクを生むだろう。

インターネットの発展やスマートフォンの普及により、誰もがなにかを訴える写真を撮ることができる時代。そんな写真を撮影したときには、#PhotographyForGoodのハッシュタグと共にシェアをして、あなたも問題を訴えるひとりになってはどうだろうか。

【参考サイト】ADOBE PARTNERS WITH RIPPLE EFFECT IMAGES FOR NEW INITIATIVE, “PHOTOGRAPHY FOR GOOD”
【参考サイト】Annie Griffiths on Photography for Good
【参考サイト】Ripple Effect Images
【参考サイト】The Global Gender Gap Report

この記事を書いたライター

井上 龍馬

マーディー

1992年生まれ。大学卒業後にNZに移住し3年半の生活を終えて日本に帰国。通訳として関わったイベントで、アートを通した環境問題などを訴える社会活動(アーティビズム)に興味を持つ。関心はアート、写真、ビール、語学学習。現在は札幌にて今後の活動について検討中。Twitter:井上龍馬