Category Archives: ニュース

「ジェンダーボンド」市場が5年で5倍超に急成長。アイスランドやJICAも発行

「金融」でジェンダー平等を。女性を支える「ジェンダーボンド」市場が5年で5倍超に急拡大しました。アイスランドの国家発行や日本のJICAの取り組みも。お金が社会を良くする力になる、その壮大な可能性とは?

【クラファン開始】IDEAS FOR GOOD 2.0 危機を希望に。読者とともにつくる「新しいメディアのかたち」

IDEAS FOR GOODは創刊10周年を前に、クラウドファンディングに挑戦します。AI時代に直面する経済的・社会的な危機を「希望」に変え、読者とともに新しいメディアのかたちを編み直す試みです。

ニュージーランド政府「人口が10万倍になった」と発表?嘘のようで本当の人口が示す、命の危機

2025年9月、ニュージーランド政府は「人口が10万倍になった」と発表しました。一体どんな計算ミスがあったのかと思いきや、これは生物多様性の危機をユーモアと共に、けれども真摯に伝える作戦だったのです。

給料をもらいながら学ぶ「修理の学校」フランスに開校。VEJAが挑む、環境と社会の同時修復

「一足の靴を直すことは、社会を修復することにつながる」失業と貧困に苦しむ街ルーベで、VEJAが立ち上げた“修理の学校”。給料を得ながら学べる新しい教育モデルとは?

コーヒー農園

環境・社会・経済、すべてを再生へ。「リジェネラティブ」を定義するガイダンスをコーヒー業界が公表

近年浸透している、リジェネラティブという言葉。しかし、何が・どのように再生されたら、リジェネラティブと言えるのでしょうか?コーヒー業界は、この言葉を共通言語として用いるためのガイダンスを公表しました。

IDEAS FOR GOOD制作ドキュメンタリー『リペアカフェ』、9月27日大阪・関西万博で上映

IDEAS FOR GOOD制作のドキュメンタリー映画『The Repair Cafe(リペアカフェ)』が、2025年9月27日、大阪・関西万博「サーキュラーエコノミー研究所」で上映されます。

外れた仮説も未来の糧に。学術誌・Discoverが「証明されなかった結果」を積極公開

失敗した研究=無価値?科学の世界では、仮説を証明できなかった「ネガティブな結果」が論文になりにくいという状況があります。そんな常識を覆すべく、ある学術誌が「失敗」の結果を積極的に掲載し始めました。

アタッチメントチップ

「貼るだけ」でインクルーシブデザインに。パナソニックが開発した、家電のボタンを目立たせる凹凸チップ

最近増えている、家電の凹凸がないボタン。デザインは美しいけれど、押しにくいと感じることはありませんか?パナソニックは、そんな課題を解決する家電に後付けできるアタッチメントチップを開発しました。

集団でPCを囲んで対話する様子

AIのジェンダーバイアスを、市民の「対話」で発見。UNESCOが公開した、参加型ガイドブック

知らぬ間にAIが誰かを傷つけているかも。そんなリスクに対し、国連は市民の力でAIの偏りを見つけ出すための、具体的な実践ガイドを公開しました。

スマートフォンで写真を撮る様子

生物多様性を守るカギは、市民科学?スマホで参加できるカナダのデータ収集プロジェクト

生物多様性の保全に必要不可欠なのが、広範で正確な生物データです。そんな中、「市民の目」で科学者だけでは不可能な幅広いデータを収集するアプローチが広がっています。

旅を富裕層の特権にしないために。大手旅行会社CEOが提案する「観光抽選制」とは

Booking HoldingsのCEOが提案した「観光抽選制度」。富裕層偏重を避け、公平性を確保する仕組みとして注目される一方、透明性や地域社会への配慮が課題となっています。

服がめぐり、人がつながる。地域発の衣類循環プロジェクト「Community Loops」、横浜・東京・大阪で始動

日本で年間約50万トン廃棄される衣類。その循環を地域で実現する新プロジェクト「Community Loops」が横浜・東京・大阪などで始動しました。回収・リペア・アップサイクルを通じて服と人の物語をつなぎ、地域から循環型社会の実現を目指します。

手話がもっと伝わる空間へ。英国ろう学校の「五感に寄り添う」新校舎

聴覚障害のある人にとって、光や色は学びとコミュニケーションの要です。英国最大のろう学校「ヒースランズ・スクール」に完成した新校舎は、その前提をゼロから組み直し。光の差し込み方や音の静けさ、視線のつながりまで設計された建築は、教育格差を埋めるための解決策を提示しています。

もっと本を手に取りやすく。デンマーク、書籍税25%を撤廃

デンマークでは、これまで書籍に対して25%もの税率がかかっていました。しかし2025年8月、これを撤廃すると発表。値段のハードルを下げることで、子どもたちが書籍に親しみやすい環境を整える狙いのようです。

感性で社会をかき混ぜる。Makaira Art&Designが仕掛けるアート展「Shifting Society」【9/29-10/5 東京開催】

株式会社マカイラが手掛けるMakaira Art&Designは、2025年9月29日より三軒茶屋でアート展「Shifting Society〜感性で、社会をかき混ぜる〜」を開催。アートを社会変革の触媒と捉え、展示や対談、トークイベントを通じて鑑賞者の感性を揺さぶり、新たな対話と問いを生み出すことを目指します。

【9/26〆切】京都市「サーキュラービジネスデザインスクール京都」を開講。叡智をほどき、未来につなぐ事業の開発へ

2025年10月14日(火)より、サーキュラーエコノミーをテーマとした市内事業者向けのラーニング・プログラム「Circular Business Design School Kyoto」を開講します。コンセプトは「Decode Culute、Design Future 〜叡智をほどき、革新をしつらえる〜」。京都というまちに根付く循環型の叡智と最先端のサーキュラーエコノミー知見に基づく未来志向を掛け合わせることで、ともに欲しい未来を描き、実現するためのプログラムです。