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IoA(インターネット・オブ・アビリティズ)とは・意味

Internet of Abilities

IoA(インターネット・オブ・アビリティズ)とは?

人間がインターネットに繋がり、人の能力(アビリティ)が強化されることをIoA(インターネット・オブ・アビリティズ)という。日本語にすると「能力のインターネット」となる。

IoAは、IoT(モノのインターネット)IoH(ヒトのインターネット)の次の段階にある技術だ。この二つの「●●のインターネット」との違いは下記となる。

  • IoT(モノ):モノ同士がインターネットでつながり作用し合う。
  • IoH(ヒト):人がインターネットにつながり、人のデータを収集し、サービス等の向上に役立てることができる。
  • IoA(能力):人とインターネットがさらに高次元でつながり、人間の能力拡張を行う

IoAと関連の深い人間拡張(ヒューマンオーグメンテーション)では、ヒトとテクノロジーが一体化し、知覚能力、認知能力、学習能力、身体能力、存在感などを強化する。

IoAが発達すると、さまざまな能力の拡張が予想される。たとえばヒトが空を飛ぶ技術だ。また、ジャックイン(Jack in)という技術は、遠隔でありながら、まるでその現場にいるかの様な体験をつくりだす技術である。たとえば、ドローンが飛んでいる空中に、あたかも自分が浮いているかのような没入感をつくり出すことができる。

また、場所だけではなく、人が別の人にジャックインして体を動かすといったことも研究されている。たとえばテニスのレッスンでは従来、2人が同時に1つのラケットを握って、動作を共有するといったことが行われるが、ジャックインであれば、遠隔でありながら体の動作という体験の共有が可能になる。これは、教育やトレーニングへの応用が期待される。

IoAの今と未来

IoAは、未来の技術という印象があるが、すでに現在の私たちが目にしてもらっているものもあることをご存知だろうか。すでに実用化されているものでいえば、空港従業員や運送業者が重い荷物を持ち運ぶ際に体への負担を軽減するロボットスーツなどがそうだ。

また、口で話したり手で書いたりすることなく、頭部に設置した装置を介して、脳から直接、相手に意思伝達や携帯操作を行うことが出来る技術が開発されており、実用化の段階にある。