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世界に“おいしい”を届け、サステナブルな社会を目指すアサヒグループの挑戦【高校生が出会ったサステナ企業・団体】

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この記事を執筆したのは、広島の「高校生たち」である。

未来を見据えた高校2年生たちが、さまざまな生き方を知り価値観を広げ、自分らしさを問う探求学習「わたしプロジェクト」。その一環で生徒たちは2023年に広島から東京を訪ね、ワクワクするようなサステナブル事業に取り組む企業・団体に足を運び、自ら取材を行った。

高校生たちはそこで何を学び、何を感じたのだろうか。

※以下、広島の沼田高校2年の生徒による記事となります

「食」をテーマに訪れたのは……

私たちが訪問したのは、世界各地で飲料会社を抱えるアサヒグループホールディングス株式会社です。今回は、事業が立ち上がった背景と思いについて伺うため、同社のサステナビリティ担当である中村威さんにお話を伺いました。

広報担当である中村威さん

企業ができる環境への取り組み

アサヒグループホールディングスはスーパードライや三ツ矢サイダーなど主に飲食料やお酒などを作るグループ企業を抱える会社です。飲み物を製造するだけでなく自然環境や労働環境に配慮しながらおいしい飲み物を販売するための戦略をつくっています。

同グループでは、常識を覆そうと努め、ペットボトルのラベルに記載されている商品情報をペットボトルの梱包用段ボールカートンに直接書いてカートンのまま販売することでラベルを貼らない​ことでラベルを貼らない商品を展開することや、商品開発時の水の使用量を減少させることなど、環境に配慮した商品づくりに取り組んでいます。また、地域で廃棄する予定の食材などをアップサイクルして次の商品づくりに活かすなど、次につなげる工夫をしているそうです。さらに社会面においては、例えば海外の強制労働させられている農家からは原材料の輸入をしないなどの取り組みを行っています。

こうした取り組みについて聞き、何らかの理由で残った食材を廃棄するのではなく、次の商品に活かしたり環境に配慮したりすることはすごくいいことだと思いました。また、失敗から学ぶことができ、いい商品の開発につながるので失敗も悪いことばかりではないと考えました。また、ラベルを無くすことは今までになかった発想なので、中村さん自身のモットーである「コンフォートゾーンを抜け出すこと」が企業でも実践されていると思いました。

まずは一歩踏み出してみること

同社の中村さんは、コンフォートゾーン(自分にとって快適な場所、空間や状態)から少し飛び出すということを大切にされています。

特に意識されていることは、当たり前の状況を変えていくために小さなことから挑戦することだそうです。例えば中村さんは、どんな方からの飲み会の誘いも極力断らないようにしているそうです。なぜならば未体験のことに出会えるかもしれないからです。そうすることによって、結果的に自分を成長させることができるからとおっしゃっていました。

仕事をいかに楽しくするか、ということを大切にしていると聞いて、アサヒなどの大企業は効率などを重視していると思っていましたが、楽しく仕事をするという大事なところを私たちは見落としていたと気づきました。

コンフォートゾーンを少し飛び出すというモットーは、一見すると難しいことのように思えますが中村さん曰く、まずは小さなことに挑戦して失敗を繰り返すことで段々と大きなことに挑戦することができるということでした。だから小さなことに挑戦するために私達は変わろうとする強い意志をもち、勇気を出してコンフォートゾーンを飛び出すことが大切だと思いました。

取材を終えて

取材を終えて印象に残ったことは、リスクを少しとってでも新しいことに挑戦していくことで仕事を楽しくすることの大切さです。良い考えがあっても失敗を恐れて踏み出さず無駄にするより、失敗を恐れず挑戦していくことがいいと思いました​。​自分の考えを積極的に周りに伝えたり、行動に移したりしていこうと思うきっかけとなり将来私たちが働く時に、参考にしていき​たい​と感じました。

今後、コンフォートゾーンつまり快適な空間・居心地のいい場所を少し飛び出して新しいことに挑戦しながら生活していきたいと思いました。コンフォートゾーンを抜け出すことで新たな自分や、今まで見つけることが出来なかった新たな発見をすることが出来ると思います。

特に色々な人とコミュニケーションをとり自ら行動することから始めていきたいです。それは、中村さんが仕事をしていて楽しい事としてお客さんの声が聞けることだと言っていたからです。お客さんの声は、肯定的なものだけではなくて否定的なものも多くあると思います。それでもお客さんの声から学ぶことが仕事をしていて楽しいことに繋がっているので、私達も肯定的な意見だけではなく、否定的な意見を聞くとそこから新しい事を発見できると思います。また、今グローバル化が進んでいるため、色んな国の人と関わるイベントや交流会などに積極的に参加して多様な意見に触れていきたいと思います。

執筆者:沼田高校2年 中島 陽菜・松岡 壯祐・坪田 祐典・金子 さつき・尼子 優結・大川 結菜・森脇 悠月・天王 蓮・綿部 猛・尾髙 摩耶・佐々木 彩羽・宮野 いろは・石本 悠大・木下 菜々子・大村 奏之智・山﨑 優羽・大村 奏之智・木村 敦哉

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