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お肉から、サステナブルな代替食品へ。身近で買える「大豆ミート」10選

大豆ミート

主原料に大豆が使われている「大豆ミート」。植物性タンパク質が豊富で、「菜食の人でも食べられるお肉」としてスーパーに並ぶこともある。しかし、まだあまり食べたことがない、身近なスーパーではあまり手に入らないという方も多いのではないか。

本記事では、国内で手に入る大豆ミートを紹介する。食べやすい調理済みのものや、ハムやソーセージといった加工肉ジャンルに似せたもの、食品添加物が含まれていない乾燥タイプなど、さまざまなブランドを集めているので、さっそく見ていこう。

おすすめの大豆ミート8選

SoMeat(ソミート)

ソミートは、創業160年の老舗豆腐屋がつくった大豆ミートだ。

本物のお肉のような食感と弾力で、他の大豆ミートには無い食べ応えがある。素材には、有機醤油や米油、甜菜糖などを使用。水で戻してから調理で使用するタイプと異なり、味付け済みなので、手間のかからない商品だ。

アレンジ次第でさまざまなお料理に使える(調理用のミンチタイプもある)。

【公式サイト】:ソミート

SOYCLE(ソイクル)

ソイクル
ソイクルの大豆ミートは、うまみと栄養価を最大限に引き出した発芽大豆と使用している。発芽した大豆を丸ごと使っているから、うまみ成分がたっぷりで、高タンパク・低脂質のヘルシーフードだ。どうしても肉が食べたくなった人は、普段のお肉と混ぜて使えば、カサ増しにもなる。

また、常温保存もでき、水戻しも不要なので、サッと使えて便利だ。

【公式サイト】:ソイクル

ZEROMEAT(ゼロミート)

ゼロミート

画像出典:ゼロミート

「ゼロミート」は、大塚食品が開発・販売している大豆ミートシリーズ。ハンバーグやソーセージ、ハム、ウィンナーといった「加工肉」ジャンルを大豆ミートで仕上げているため、日々のメニューにも取り入れやすいラインナップとなっている。

同製品は2022年5月18日に日本で初めて「大豆ミート食品類JAS」を取得。対象製品は「デミグラスタイプハンバーグ」と「チーズインデミグラスタイプハンバーグ」だ。動物性原材料不使用で、大豆ミート原料のアミノ酸スコアも100となっている。

デミグラスソースやチーズ(豆乳クリーム)にも動物由来成分が含まれていないので、気になる人も安心だ。

【公式サイト】:ZEROMEAT

NEXT MEATS(ネクストミーツ)

ネクストミーツ

画像出典:ネクストミーツ

「ネクストミーツ」は、フードテックベンチャーのネクストミーツ株式会社が手掛ける大豆ミートシリーズだ。

冷凍されているものを自分で解凍し、味付けや調理するタイプのほか、タンドリーチキンや牛丼など、すでに調理されているタイプも。メンチカツやハンバーガーのパティ、カルビやハラミなど「肉っぽさ」を存分に感じられるラインナップが特徴で、肉独特の繊維感や柔らかさなどが再現されているところにも注目だ。

また、FSC認証やボタニカルインキなど、環境に配慮したパッケージを採用している点も魅力と言える。

【公式サイト】:NEXT MEATS

KAGOMEプラントベースシリーズ

KAGOMEプラントベースシリーズ

画像出典:KAGOME

「KAGOMEプラントベース」シリーズは、カゴメ株式会社が開発・販売を手掛けている大豆ミート製品。パスタソースやカレーがメインとなっており、「きのこの豆乳クリーム」以外には大豆ミートが使われている。きのこの豆乳クリームも大豆ミートは入っていないものの大豆を主原料としていて、動物由来成分は含まれていない。

ただし、すべてにグラニュー糖が含まれているため、気にする人は注意しよう。

【公式サイト】:KAGOME

NatuMeat(ナチュミート)

 

「ナチュミート」は、日本ハムが開発・販売している大豆ミートシリーズ。ハムやソーセージをメインとしたチルドタイプ、唐揚げやメンチカツといった調理済みタイプ、シュウマイや餃子をメインとした冷凍タイプの3種類がある。

原料には大豆のほかに、こんにゃくや野菜を使い、肉の食感・風味を再現したとのこと。従来の加工肉製品のようにそのままサンドイッチやホットドッグに使えます。ハンバーグやキーマカレー、ミートボールタイプには、厚生労働省が推進する「1日の野菜摂取目標量350g」の3分の1が含まれ、おいしさと栄養のバランスを追求した製品と言える。

【公式サイト】:日本ハム

大豆のお肉 乾燥タイプ

大豆のお肉乾燥タイプ

画像出典:マルコメ

「大豆のお肉 乾燥タイプ」は、マルコメ株式会社から販売されている大豆ミート。味付けされた調理済みのものではなく、プレーンタイプで売られている。脱脂加工大豆(丸大豆から大豆油を抜いたもの)がメインの材料となっており、最も大きな特徴は食品添加物が含まれていない点だ。乾燥タイプであるため、一度水やお湯に浸してから使う必要がある。

それぞれ大きさの異なる「ミンチタイプ」「フィレタイプ」「ブロックタイプ」の3種類があり、ミンチはボロネーゼや麻婆豆腐、フィレは野菜炒め、ブロックは唐揚げといったレシピに応用できる。

【公式サイト】:マルコメ

大豆たんぱくシリーズ

大豆たんぱくシリーズ

画像出典:三育フーズ

「大豆たんぱく」シリーズは、三育フーズ株式会社から販売されている大豆ミート製品だ。こちらは「分離大豆たんぱく粉」に大豆粉や小麦たんぱく粉、コーンスターチなどを加え、肉に見立てて加工している。

ラインナップは、チンジャオロースに入っている肉のような「細切り」、唐揚げに使える「中粒」、こま切り肉のような「うす切り」。このほかにも、脱脂加工大豆を使った「大豆ミートミンチ」も。

【公式サイト】:三育フーズ

Green Meat(グリーンミート)

グリーンミート

画像出典:グリーンミート

「グリーンミート」は、グリーンカルチャー株式会社が開発・販売している大豆ミートだ。畜肉を研究し、蓄えたデータベースから、肉の持つうま味や食感などを植物性原材料で再現している。

脱脂加工大豆を使った従来の大豆ミートとは異なり、生タイプで本物のひき肉と引けを取らないクオリティが大きな特徴。ハンバーグやミートボールといった肉料理もつなぎなどを使わなくとも作れるのが便利だ。

グリーンミート調べのデータによると、グリーンミート1kg生産時のCO2排出量は、豚肉1kgに比べて約3分の1、牛肉1kgと比べると約20分の1だそう。グリーンミートを選ぶことで、環境への負荷も大きく軽減できることがわかっている。

【公式サイト】:グリーンミート

Vegetive(ベジティブ)

ベジティブ

画像出典:トップバリュ

「ベジティブ」はイオングループが運営するトップバリュブランドの大豆ミートシリーズ。脱脂加工大豆を使った「大豆からつくったミンチ 乾燥タイプ」や大豆たんぱく粉を使った「ハンバーグ」「ボロネーゼ」といった製品ラインナップがある。

同シリーズにはほかにも、プリンやスライスチーズ、クリームソース、ヨーグルトといった「豆乳シリーズ」も展開しているが、一部に鶏卵などの動物性食品が含まれているため、完全に動物性食品を避けたい場合は、製品選びに注意しよう。

動物性食品が含まれていない製品としては「大豆からつくったミンチ 乾燥タイプ」のほか、パスタソースの「ボロネーゼ」、「クリームソース」、「豆乳ヨーグルト」がある。

【公式サイト】:トップバリュ

「大豆ミート」は気軽に肉の代替品が試せる食材

今回は、国内で手に入るおすすめの「大豆ミート」食品を紹介した。大豆ミートは世界でも研究・開発が積極的に行われている食材であり、国内でもこれからさまざまな製品が登場すると予想される。

肉の代替品を試してみたい人は、ぜひ手にとってみてはいかがだろうか。

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【参照サイト】
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトAmazonYahoo!

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