Tag Archives: ソーシャルグッド

新村先生と鶏

アニマルウェルフェアへの対話を始める場に。飼育現場を見せる“開かれた”鶏舎「Unshelled」

身近な食材である、卵。しかし、その生産現場は社会から閉じられています。2025年4月にオープンしたUnshelledは、4種類の鶏の飼育方法を見比べながらアニマルウェルフェアを学び、対話ができる場所です。

まちの未来どう描く?市民が予算の使い道を提案しあう「アイデア銀行」

アイデアを出すのも、選ぶのも市民。北アイルランドで話題を呼んでいるのが、まちの予算を動かす「アイデア銀行」です。市民の声がちゃんと届き、形になる、参加型予算が広がっています。

【7/12開催@大阪】電波じゃなく、言葉でつながる1時間「PLAT おしゃべり散歩」

自分の人生にサウンドトラックをつけるなら、どんな曲……?ウェルビーイングをテーマにした43枚の対話カードの問いと一緒に、うめきた公園を「おしゃべり散歩」してみませんか。スマホから離れて会話することで、自分にとってのウェルビーイングが見つかるかもしれません。

“チーズの副産物”でチーズを包む技術、ネスレが導入

“食品が自らを包む”という前代未聞の発想から誕生した、ネスレの「セルフパッキング・チーズ」。チーズ副産物を再活用する、循環型パッケージが使われています。

アリ

足元のアリがいなくなったら?豪の研究が示す、生態系の回復力と隠れた脆弱性

日常に馴染みのある昆虫である、アリ。もし、彼らの一部が世界からいなくなったらどうなるのでしょうか?オーストラリアで行われた研究では、実際に数種類のアリを生態系から除去した時に何が起こるのかが検証されました。

社会にある「見えない階級」の正体。わかりあえなさの時代に、分断を問う

「どうせ政治は変わらない?」──日本や英国に広がる“見えにくい分断”とは。格差が価値観を分ける社会で、私たちは何を目指せばいいのかを考察します。

世界初、自分の行動データが「収入源」に。ブラジルで実験開始

ウェブサイトで「個人データを共有しますか?」と聞かれるとき、共有することで個人は収益をもらえるべきではないか──そんな「個人データで稼ぐ」実験がブラジルで始まります。データの主権が個人に戻ることで、どんな効果が期待できるでしょうか。

自閉症や学習障害のある報道クルーが手掛ける、ノルウェーのニュース番組「TV BRA」

ノルウェー発のニュース番組「TV BRA」は、学習障害や自閉症を抱える記者たちが制作に携わり、週1回の番組を配信。ニュースをわかりやすく伝えることで、多くの視聴者に新たな報道のかたちを届けています。

月32万円の「ベーシックインカム」で何が変わる? UBI Labが構想する、英マンチェスターでの社会実験

生活を揺るがす様々な「危機」に揺れる英国社会。既存の社会保障が綻びを見せる中、なぜ市民は「ベーシックインカム」を求めているのでしょうか。人々の「時間」と「信頼」を取り戻し、経済そのものを再設計する壮大な社会実験が、マンチェスターで始まろうとしています。

インドネシア発、10平米の「小さな図書館」へようこそ。すべての子どもに学びと物語を

電気もエアコンもほぼ不要な、「マイクロ図書館」がインドネシアで拡大中。ときに滑り台やブランコもある遊び心に溢れた図書館が、地域に根ざし、子どもたちに本と出会う場を届けています。

【特集】幸せなお金のありかたって、なんだろう?今こそ問い直す、暮らしと社会の前提

「お金って何?」本特集では、経済だけでなく、文化人類学や哲学、コミュニティの現場など多様な視点からお金の姿を捉え直します。価値の物差しを少し傾けてみた先に、より自由でしなやかな世界が見えてくることを願って。

「さあここに座って」見知らぬ人の話を聞きながらカナダを旅する、70歳の元ソーシャルワーカー

街角で話を聞く元ソーシャルワーカーの男性がカナダを横断中。無料で話を聞くという彼の活動は、シンプルでありながら奥深く、「話す」ことの大切さを思い出させてくれます。

畑から始まる経済の民主化。アフリカ発、農業×住宅×金融の実験都市

アフリカ・マラウイ発の「Small Farm Cities」は、農園・住宅・金融を融合した新しい“まちづくり”の形。育てて、住んで、稼ぐ──生活のすべてが小さな畑から始まる仕組みは、貧困や環境破壊といった複合課題への実践的なヒントであり、日本の地域再生にも示唆を与えてくれます。

塩で冷やす「電気いらず」の冷蔵庫。インドの高校生が開発

塩と水で冷蔵庫ができる?インドの高校生が、塩を水に溶かすことで冷却できる再利用可能な冷蔵庫「Thermavault」を開発しました。農村部にもワクチンを届けるための助けとなります。The Earth Prizeでアジア代表に選出されたアイデア、必見です。

Bonn Institute の研修の様子

「紛争はなぜ起きた」から「じゃあどうする?」を語れるメディアへ。「建設的な報道」を研究するドイツの機関に聞く

ドイツ西部の都市ボンを拠点に、建設的な報道を広げるボン・インスティテュートに取材をしました。紛争・戦争など、どうしようもなく希望が奪われるトピックスすらも建設的に語ることはできるのでしょうか?

企画展「そのとき、どうする?展」の展示アート

【7/4-11/3開催】突然日常が無くなる災害を考える。「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」

2025年7月4日(金)から、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで、災害が訪れるそのときについて想像できるような展示が始まります。企画展「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」です。