Tag Archives: 修理する権利

コロナがもたらしたのは「修理」熱?ロンドンの“Repair Week”現地レポート
2022年3月14日から20日までロンドンで開催されているRepair Week。現地では洋服や自転車、電化製品など多岐にわたるプロダクトの修理ワークショップ・イベントが開催されています。

サーキュラーエコノミーの実現に向けて理解しておきたい10の課題
2020年5月、経済産業省が約20年ぶりに「循環経済ビジョン2020」を公表した。同年10

【わかる、えらぶ、エシカル#17】変化を楽しみ、長く大切にしたい。「一生モノ」の商品を買おう
みなさんは「一生モノ」を持っていますか?一生モノは人の一生、つまり数十年間使い続けることができるものを意味します。デザインや質の良さが際立つ一生モノは、持っているだけで気分が高まる人も多いのではないでしょうか。長く使ううちに思い出が増え、手入れをする度に愛着が増し、自分だけの色や形になる経年変化も楽しみの一つです。一生モノといえば、ジュエリーやバッグなどが思い浮かぶかもしれませんが、文具や家具、調理器具などにも一生モノの商品があります。また、かつては多くのものが数十年間使える一生モノでした。例えば、今では使い捨ての代名詞になってしまった傘は、江戸時代では壊れた部分だけを取り換え、修理を繰り返して長く大切にされていました。長く使い続けられるデザインや使い勝手の良さ、丈夫で壊れてもメンテナンスできるなどといった一生モノが持つ特徴は、ものを使い捨てにせず、資源を無駄に使わない点でエシカルです。さまざまなものが大量につくられ、いつでもどこでも買えるからこそ1つ1つの寿命が短くなってしまいがちな今。もう一度、一生モノの良さを見直してみませんか。エシカルなポイントとともに、事例をご紹介します。

イケア、家具に第二の人生を与える「Circular Hub」をIKEA港北にオープン
IKEA港北にオープンしたサーキュラーハブでは、顧客から買い取ったイケアの家具や展示品を購入できます。さらに、従業員による家具の組み立てを見学できるコーナーや、商品のメンテナンス方法などに関するワークショップ「Learn & Share area」を設け、顧客がより簡単かつ手頃な価格でサステナブルな暮らしを実現できるよう提案していきます。

フランス、製品の「修理のしやすさ」10段階表示が必須に。サーキュラーエコノミー促進へ
フランスでは2021年1月から洗濯機、電動芝刈機、テレビ、パソコン、タブレット、スマートフォンに、製品がどれだけ安価に簡単に修理できるかを示す「修理可能性指数(Indice de réparabilité)」を表示することが必須となりました。これは「1」から「10」までの数値で表示され、10に近づくほど修理がしやすいことを意味します。数値はレンチのアイコンとともに表示され、修理のしやすさに応じてマークが色分けされます。

【欧州CE特集#28】真の「修理する権利」を。欧州委員会が新たな循環型経済行動計画を公表
欧州委員会は2020年3月11日、新たな「循環型経済行動計画(Circular Econo