Tag Archives: 東南アジア

プラスチックピープル

レストランから出るプラごみを価値に。ベトナムのサーキュラーエコノミー【Pizza 4P’s「Peace for Earth」#06】

ここ数年で、ベトナム国内でもサーキュラーエコノミーにつながるような動きや企業が現れ始めました。Pizza 4P’sも彼らと協業を始めましたが、その道のりは平坦ではありません。ベトナム国内でサステナブルアクションに取り組む企業のリアルな現場をシェアします。

紫外線を吸収して再エネに。廃棄農作物をアップサイクルした新素材「AuREUS」

フィリピンでも有数の工学大学の一つ、マプア大学に在籍しているカーベイ氏が生み出したのは、廃棄された農作物を原料とする、紫外線を再生可能エネルギーに変換するソーラーパネル「AuREUS(オーレウス)」。廃棄された作物に含まれる発光性の粒子を樹脂基盤に閉じ込めることで、その樹脂基盤が紫外線を取り込み、可視光線にして放出する仕組みになっています。

IKEAシンガポール、誤字プリントのバッグを「限定品」として販売

イケア・シンガポールが販売したKLAMBYと呼ばれるバッグは、本来www.ikea.com.sgと書くべきところをwww.ikea.co.sgとmが抜けてミスプリントしていました。お店の看板とも言えるウェブアドレスを間違ってしまったのです。通常であれば商品名や企業名などをミスプリントしたものはリコールされて廃棄されますが、イケアはあえてそれを回収・廃棄せずに今しかない限定品として売り続けた。間違えても大丈夫。何度でも再利用できる完全な状態のバッグを、スペルミスが理由で無駄にすることはしないという資源を大切にする企業の姿勢が伺えてユニークです。

ワイン

丁寧な食が「インナーピース」を育む。ベトナム初のナチュラルワイン輸入に挑戦【Pizza 4P’s「Peace for Earth」#05】

第五回目である今回の「Peace for Earth」のテーマは、ナチュラルワインに焦点を当てます。ワイン作りの過程にて、農薬、培養酵母、酸化防止剤といった人工的な要素を限りなく排除し、葡萄本来の力を引き出して丁寧に醸造されるナチュラルワイン。近年、そのナチュラルワインの優しい味わいを好む愛好家が世界中に増え、ワイン業界にて市民権を獲得しつつあります。Pizza 4P’sでもナチュラルワインをお店で提供することを決め、一年がかりでようやくベトナム初となるナチュラルワインの商業輸入を果たしました。ベトナム国内でサステナブルアクションに取り組む企業のリアルな現場をシェアします。

Pizza 4P's

サステナビリティ推進の舞台裏。赤字アイデアの許可が社内でとれた理由【Pizza 4P’s「Peace for Earth」#04】

第四回目である今回の「Peace for Earth」のテーマは、今までの記事とは少し趣を変え、これまでPizza 4P’sで永田氏が検討してきた事例を紹介しつつ、その過程における社内での衝突や、サステナビリティについての意思決定の難しさなど、なかなか公にすることのない企業のサステナビリティ推進の舞台裏を紹介します。ベトナム国内でサステナブルアクションに取り組む企業のリアルな現場をシェアしていきます。

カルボナーラ

飲食店から広げる、ケージフリー・エッグの選択肢【Pizza 4P’s「Peace for Earth」#03】

ここ数年で世界中の多くの食品企業が、鶏をケージ(檻)に入れない飼育方法である「ケージフリー」に急速にシフトし始めています。その動きは企業だけに留まらず、国や州レベルで従来型のケージ型飼育方法を禁止する動きも活発になっています。ベトナムでもケージフリーを実践する農家が少しずつ出てきたため、Pizza 4P’sも今年中にケージフリーエッグへ完全移行することを決定しました。

Dalat Whey Stout

チーズから出る食品ロス「ホエイ」をビールに【Pizza 4P’s「Peace for Earth」#02】

ベトナムの大人気ピザ屋「Pizza 4P’s」のSustainability Manage

ポイ捨て

「忘れ物です」タイの国立公園、観光客のポイ捨てごみを送り返す

多くの観光客が訪れることによって起きる大きな問題のひとつが、ごみの不適切な投棄。カオヤイ国立公園は、国立公園内でのポイ捨てが犯罪であり、動物がごみを誤飲する危険性があることを認識してほしいとの考えから、ポイ捨てをした人たちにごみを送り返す取り組みを始めています。

アースカンパニー

【Earthly October】人と自然が共存する「Earthlyな生き方」をはじめよう

「地球上に存在する人が自然と共存し、存在することで社会全体がよくなるようなあり方ができるように」環境を犠牲にした経済成長モデルや途上国から搾取する先進国の発展モデルなど、何かが発展する一方で課題を生み出すのではなく、包括的に地球に存在するすべての生き物がよりよくなるような生き方をEarth Companyは「Earthly」と定義し、1人でも多くの人が「Earthlyなあり方・生き方」を始められるように「Earthly October」を開催します。

【9/29イベント開催】Food for good~飲食店からこれからの食のあり方を考えよう~

【日本サステイナブル・レストラン協会 × IDEAS FOR GOOD 共催】 Food

バイオプラバッグ

現場から考える、バイオプラ製バッグのリアル【Pizza 4P’s「Peace for Earth」#01】

「Make the World Smile for Peace. (平和のために世界を笑顔にする)」を掲げ、地球環境に配慮したさまざまなプロジェクトを仕掛けるベトナムのピザ屋「Pizza 4P’s」。レストランをサステナブルにするための「過程」を月一コラムで配信していきます!

フォレストスクール

屋上は自転車レーン。インドにできる緑に覆われた学校「Forest School」

ムンバイを拠点に活動する建築事務所の「Nudes」はプネ市に、緑に覆われた学校「Forest School」を建てます。同校は2つの円筒形の建物を連結してできており、屋上には無限大を表す記号である「∞」を模した自転車レーンが敷かれています。建物は6階建てで、高さは32メートル。各階のバルコニーに植物を置くことで、「垂直の森」のような外観になる予定です。

インド

山崎大祐さんに学ぶ、「Being」を大切にするこれからの生き方【世界サステナブルトークツアーレポ#5】

「これから一番大切なことは『being』 。自分がどう生きたいかをしっかり考えることで豊かに生きられます」と、山崎大祐さん。5週連続で開催されたサステナブルトークツアーの最終目的地、アジアのレポートです。

ダイバー

国を超えて海を守るノルウェー。ベトナムの廃プラスチック対策に資金提供

アジアの海洋プラスチック問題に挑むため、ルウェー外務省、ノルウェー開発協力局(Norad)、国連開発計画(UNDP)、ベトナム海洋諸島局(VASI)、ベトナム天然資源・環境省は、2020年6月8日の「世界海洋デー」に合わせて2つのプロジェクトを立ち上げました。両プロジェクトは、ノルウェー外務省およびNoradの資金提供を受けて実施されます。

indosole

バリ島発、廃タイヤでサンダルをつくるアップサイクルブランド「indosole」

今夏、バリ島のアップサイクルブランド・indosoleが日本でサンダルの販売を開始しました。様々な環境問題を引き起こす廃タイヤのリサイクルにも貢献でき、機能性・デザイン性にも優れたこだわりのフットウェア。その誕生の背景とは?

タイのエレベーター

タイのショッピングモール、ボタンを「押さない」エレベーターで感染症対策

新型コロナウイルスの感染者数が世界的に落ち着いてきた昨今だが、第二波の恐れもありまだまだ油