どんな肌色にも馴染むエシカルな日焼け止め。世界的テニスプレイヤーがプロデュース

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「どんな肌の色であっても、本来の肌を見せ、肌を覆い隠すようなことはしたくないはず」

米国の世界的テニスプレーヤーのビーナス・ウィリアムズ氏が、肌の色を問わず使えるエシカルな日焼け止め「EleVen」を2020年5月21日に発売した。この製品はヴィーガン(動物性成分不使用)であり、グルテンフリー(小麦成分不使用)。アルコールや、サンゴに影響を与える物質も使用していない。

発売日は、奇しくも米ミネソタ州ミネアポリスでジョージ・フロイドさんが亡くなった数日前。黒人系の人々に対する暴力や構造的な人種差別をやめるよう訴える「BLM(Black Lives Matter)」運動と共に明らかにされる社会の差別の根深さに、胸を痛めた人も多いのではないだろうか。

化粧品もその一つだ。IDEAS FOR GOODでは、2018年にLUSHが40色ものファンデーションを販売したことを取り上げたが、全体的にみるとこうした多様性の視点が取り入れられたブランドはいまだに少ない。中でも白い跡が残りやすい日焼け止めは、肌の色の濃い人たちにとって長年の課題だった。また、肌に色が残らないだけでなく環境への負担も最小限でエシカルなもの、となると選択肢はほとんどない。

仕事柄、屋外にいることが多いウィリアムズ氏。年齢を重ねていくにつれて日焼けを気にするようになったが、やはり日焼け止め特有の白浮きやテカリが気になり、今回の製品の開発に至ったという。

開発は、自然派コスメブランド、クレドビューティー(Credo Beauty)と共同で行った。同ブランドは「クレドクリーンスタンダード」と呼ばれる、安全性や環境、公正な労働やアニマルウェルフェアなどに関する基準を設けており、今回の日焼け止めもこの基準に基づいている。種類は、紫外線から肌を守るSPF30(42米ドル=約4,500円)とスキンケア機能も高めたSPF35(50米ドル=約5,300円)。いずれも肌に馴染みやすい乳液タイプだ。

ウィリアムズ氏の次の製品開発の予定は現段階では明らかにされていないが、「メイクアップが好きなので、次の案があってもおかしくない」とメディアに語っている。次はどのようなエシカルコスメが登場するのか、楽しみにしておきたい。

【参照サイト】Eleven by Venus Williams
【参照サイト】Venus Williams Teams Up With Credo Beauty for a Clean, Mineral Sunscreen Collection

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