All posts by 相馬 素美

南アフリカの子どもたち

南アフリカの“凶悪ビル”が子どもたちの希望の場所に。コミュニティ再生を目指す草の根運動

かつて犯罪の巣窟と呼ばれ人々に恐れらた南アフリカ・ヨハネスブルグの超高層ビル「ポンテタワー」。その足元で、地域の若者をエンパワメントする取り組みが行われています。

サラ・ロベルシさん

どう食べるかは、どう生きるか。「地中海食」をヒントに持続可能な食文化への道をひらくFuture Food Institute

気候変動や社会課題……大きすぎる問題を解決するために必要なマインドセットとは?食分野のグローバルネットワークを作るFuture Food Institute代表のサラ・ロベルシさんに伺いました。

秋の風景

土に還らぬ都市の落ち葉を「紙」に。ウクライナ発スタートアップ

秋になると道を覆い始める、落ち葉。通常は有機廃棄物として燃やされてしまうこの落ち葉から、紙を作ることに成功したウクライナ発のスタートアップを紹介します。

アフリカ出身の女性

アフリカに学ぶ「ケアの民主化」。地域が担うメンタルヘルスのあり方

患者数が増え、医療機関の逼迫が叫ばれるメンタルヘルスの治療。アフリカでは、トレーニングを受けた地域のメンバーが、その地域でグループセラピーを提供する取り組みが、効果を発揮しています。

円グラフと手

成果ではなく、ニーズに応じた給与へ。新たな賃金制度は、個人と組織を幸せにするか

高い成果を出した人や、長く働いている人に多く支払われることが多い現在の給与システムは、本当に公正な社会を作るのでしょうか?個人の生活のニーズに合わせて支払う“ニーズベースの”給与が注目を集めています。

Ready to Bloomのメンバーと

「ここに生まれて良かった」と誰もが思える世界に。ルワンダのエンジニアを育てるZ世代社会起業家の挑戦

たまたま生まれた場所で、人生の選択が限られてしまう──そんな世界を、ルワンダと日本をつなぐビジネスで変えようとするZ世代の起業家、西郡琴音さんにお話を伺いました。

日本フードエコロジーセンターの様子

生ごみ処理は、ものづくり。日本の食品ロス循環を支える2社の実践

食品ロスから豚の飼料やエネルギーを作り続ける日本フードエコロジーセンターとさがみはらバイオガスパワー。高い価値を生み出し続けるヒントは、管理、分析、改善のサイクルを回し続ける、丁寧なものづくりのスタンスにありました。

瀬戸ワークショップ

地域の“名もなき物語”を色に。塗料で人とものづくりの関係性を塗り替える「NULL」

地域に眠る、価値が見出されていない素材を塗料にすることで、地域の「色」を表出し、そこにいる人々の価値に変えていく。そんなプロジェクト「NULL」を紹介します。

カンファレンスの様子

カギは、地域ぐるみのコンポスト。草の根の実践者たちと描く「生ごみ焼却ゼロの2030年」

2030年までに生ごみの焼却ゼロを目指すプラットフォームが、鎌倉市でカンファレンスを開催しました。地域でコンポスト普及を推進する実践者たちと、コンポストの今と未来について議論しました。

デモ行進

住宅開発を推進する市民運動「YIMBY」は、公正なまちづくりを実現するか

開発に反対する「NIMBY」の反対に、欧米で深刻な住宅危機を受けて開発を推進しようとする「YIMBY」運動を題材に、持続的で包括的なまちづくりのあり方を考えます。

風力発電機

ブレードを黒く塗るだけ?渡り鳥の衝突を防ぐ風力発電機のデザイン

風力発電機に衝突することで、毎年多くの鳥が命を落としていることをご存じですか?今回は、そのシンプルで意外な解決策を紹介します。

家族の団欒

精神疾患を抱える人々の「里親」に。ベルギーの町で700年続く、まちぐるみのケア

コロナ禍で特に深刻化したメンタルヘルスの問題。ベルギーのヘールという町では、住民が里親となって精神疾患を抱える人々と共に暮らす制度が、7世紀にわたり続いています。

対話の様子

共につくる校舎で、余白ある学びを。北海道東川町で育つフォルケホイスコーレ「Compath」

大人のための学び舎「Compath」は、人生の中でいつでも立ち止まれる場所。そんなCompathの、校舎ができました。「共につくる」をテーマにした校舎の様子や完成までのストーリーを、レポートします。

グリーンウォッシング

企業への糾弾は問題解決になるか?厳格化するグリーンウォッシング規制と、その向き合い方

海外では、グリーンウォッシングへの規制や監視が厳格化しています。改めて、グリーンウォッシングとは何か、また今企業に求められている姿勢について考えました。

アイリッシュパブ

まちの歴史は酒場に刻まれる?アイルランドのパブが、ARで“生けるミュージアム”に

アイルランドのアイコン的存在、アイリッシュパブ。運営費の高騰による危機を救うためにハイネケンが企画したのは、パブをミュージアムにしてしまう取り組みです。

大学の卒業式

公正な脱炭素を。NY大学法学部が「環境正義研究所」を設立

経済や社会システムが引き起こす、汚染や廃棄物。そうした負担を一部の人たちが強いられている現実があります。ニューヨーク大学は、この問題に対処できる次世代を育てる「環境正義研究所」を秋から設立します。