All posts by Ellis

地域食材を買うお金を、事前に支給。フランスの小さな村が始めた“食のベーシックインカム”

フランスの村では、地元の食材を購入する際に使える資金を市民に配布しています。抽選で選ばれ人々には、月150ユーロが支給され、地元の経済活性化と社会的格差是正が目指されています。

つらいときに休める権利を当たり前に。アスリートがスポンサー契約を一時停止できる条項「The Athletes Code」

スポンサー契約はときにアスリートに大きなプレッシャーを与え、メンタル面に悪影響を及ぼします。そこで、アスリートの心身をケアするため、契約を一時停止できるようにする取り組みが発表されました。

気候アクションの学び場を、ロンドンの“空き家”で次々展開。地域密着プロジェクト「Sharing Spaces」

ロンドンでは使用されていない土地や建物を転用して気候変動対策の学びの場に変える取り組みがあります。コミュニティ全体で情報やスキルを共有する、ポップアップのプロジェクトが実施中です。

Image via Soul Optic

視覚障害のある人々がつくる「ネジを使わないメガネ」。点字に着想を得た、視覚優位ではないものづくり

ボストン・メディカル・センターの屋上農園でプログラム「Food is Medicine」が実施中。環境負荷の少ない栽培方法で屋上を緑化し、地域社会の健康格差をなくすことが目的です。

世代を超えた交流が、高齢者へのケアを育む。シンガポールの「多世代交流住宅」とは?

2025年、シンガポールで初の世代間共同住宅がオープン予定。多世代が交流できる新しい「コリビング」スタイルは、高齢者ケアの新たな選択肢になる可能性があります。

仮想キッチンで料理すると、現実世界の子どもにも食事が届く?オンラインゲーム「Mission: Hunger」

ゲーミング・プラットフォームRobloxは慈善団体が提携し、ゲームを通して現実世界の空腹の子どもたちに寄付を提供する仕組みを開発。ゲームをする子どもたちはその中で、現実の飢餓問題を学ぶことができます。

毎日“ちょっと良いこと“しながら迎えるクリスマス。寄付で社会貢献できるアドベントカレンダー「24 Good Deeds」

クリスマスギフトに人気のアドベントカレンダー。「24 Good Deeds」は寄付金24ドルで24のチャリティ・プロジェクトの支援ができ、毎日寄付先の情報を届けてくれます。

遅すぎるチャレンジなどない。60歳以上が対象の新文学賞「Never Too Late Award」

夢を叶えるにはまだ遅くはない──イギリスで60歳以上を対象にした新しい文学賞「Never Too Late Award」が創設されました。高齢の作家にとってチャンスを得られる最初の一歩になります。

韓国・高級ホテルの家具を、低所得世帯に提供。行政がつなぐモノの支援

韓国・ソウル市の高級ホテルは古い家具を低所得者に寄付しています。この取り組みを通じて、これまで12万点がホームレス施設や貧困層の人々に無償で提供されました。

車の「通過」はお断り?渋滞や大気汚染を防ぐ、パリ中心部の新交通規制

パリ市中心部で一部の車両の通り抜けを禁止にする制度が試行。これは環境負荷軽減と渋滞緩和を目指すアンヌ・イダルゴ市長のキャンペーンの一環で、歩行者にやさしいまちづくりを目指します。

余った土地で事業やってみない?英国の農家と企業のマッチングプロジェクト「Pitch Up!」

イギリスで「Pitch Up!」というプロジェクトが発足しました。農家グループがアイデアを持つ企業に土地や知識を提供し、ともに循環型コミュニティを構築することが目的です。

米・ミシガン州で従業員が仕事中に「座る権利」を認める条例が可決

米ミシガン州で、サービス業をはじめとする職種に就く労働者に「座る権利」を認める条例が可決されました。これにより、高齢者や障害者、妊婦などが働きやすい職場が増える可能性もあります。

患者にぴったりの野菜を“処方”。屋上農園で「食の薬」を栽培する、ボストンの病院

ボストン・メディカル・センターの屋上農園でプログラム「Food is Medicine」が実施中。環境負荷の少ない栽培方法で屋上を緑化し、地域社会の健康格差をなくすことが目的です。

CO2を“吸収”し、洗濯中に分解するTシャツ。ブラジル大手衣料ブランドが開発

ブラジルの大手衣料ブランドとシンガポールの新衣類ブランドが、着用時にCO2を吸収するTシャツを発表しました。特別なテキスタイル技術で仕上げられたTシャツは、繰り返しの着用・洗濯が可能です。

高吸水性で堆肥化可能な、世界初の「海藻タンポン」。ベルリンのスタートアップが開発

ベルリンのスタートアップ企業・Vyldが、海藻素材のタンポン「Kelpon」を開発しました。高吸収かつ化学的漂白も不必要の生分解性素材で、環境負荷の削減に役立つだけでなく女性の体にも優しい商品です。

落ち葉掃除が、生物多様性の損失に?野生生物を守る、米国の「落ち葉を残そう」キャンペーン

微生物を含む生物にとって、落ち葉は生息地であり、餌でもあります。アメリカではそれらの生物を助けるために「#LeaveTheLeaves(落ち葉を残そう)」のスローガンが市民に呼び掛けられています。