Category Archives: インタビュー

世界をシステムから問い直す。人間中心のレンズを外すと見える、サーキュラーバイオエコノミーの可能性【crQlr Awards 2024 #1】
「自然は偉大な教師であり、パートナーである」──自然と完全に調和する、再生的なサーキュラーエコノミーを実現するためには?サーキュラーエコノミーをデザインするcrQlr Awards審査員のalaya Kovidvisith氏に聞きました。

シンガポールで「成長からの脱却」が注目の的に。Post Growth Singapore代表が語る、“再想像”の力
めざましい経済成長を遂げるシンガポールで、「成長からの脱却」が話題になっていることをご存じですか?この流れをけん引するPost Growth Singaporeの代表・リム氏に勉強会やイベントの様子を伺うと、未来を“再想像”する議論が見えてきました。

私たちは良い先祖になれるのか。先住民族アートが伝える「第七世代の原則」
「私たちは良い先祖になれるのか?」─カナダ先住民の哲学「第七世代の原則」を彫刻で伝えるアーティスト、ジェリー・シーナ。消えゆく野生サーモンの声をアートに刻む彼の想いとは?

ここは診療所と大きな台所があるところ。軽井沢の森小屋「ほっちのロッヂ」で育まれる“互いをケア“する関係
軽井沢に拠点を置く、“診療所つきの”森小屋・ほっちのロッヂ。そこでは症状・状態・年齢にかかわらず、人々が交わりの時間を持っています。共同創設者である藤岡さんに、ほっちのロッヂに込められた想いを聞きました。

地元市民も行き交う、パリのウェルネスホテル・Hoy。「今ここ」を感じる滞在体験デザインの秘訣は?
地元の人と観光客が訪れる癒しの場所、パリのヨガホテル「Hoy」。レストラン「Mesa de Hoy」では100%植物ベースの料理が提供され、「少ないことは豊かである(Less is More)」という理念が施設全体で体現されています。創設者にお話を聞きました。

量より質で未来をつくる漁業。天然真牡蠣「参州オイスター」が示す、四者幸福のビジョン
「地球の資源を必要以上に搾取せず、人間の手をかけ、付加価値を高めて限られた量を出荷する」──愛知県佐久島の海で日本唯一の天然牡蠣ブランド「参州オイスター」とは?池部夫妻に話を聞きました。

シェフが挑む環境再生型農業。パリ郊外、“超”地産地消のレストラン「Le Doyenné」
「ただ、レストランで最高の食材を使いたかった」今、世界の美食家たちから注目されている、パリ郊外の小さな村にあるレストラン「Le Doyenné」。自然のリズムに寄り添い、訪れる人々に自然と食文化の本質を体験させる特別な場所です。シェフに話を聞きました。

研究者に聞いた、脱成長のいろは。日常の実践は「WANT」じゃない軸の発見から
なんだか小難しい印象がある“脱成長”について、経済学者であるNick Fitzpatrick氏に「そもそも脱成長とは?」から解説してもらいました。よく噛み砕いてみると、脱成長は経済だけではなく私たちの暮らしの話でもあったのです。

堆肥づくりは心の教育。源流域・岐阜郡上で広がる、市民主体の地域循環
岐阜県郡上市で広がるコミュニティコンポスト。子どもから大人、学校、介護施設まで、多様な人々をつなぐ「完熟堆肥づくり」が、長良川が育む自然と、地域の人の心をも豊かにしています。たくさんの想いが重なり、市民主導だからこそ実現するプロジェクトのあり方を見てきました。

デンマークのデザイン企業が「ポスト成長」を取り入れたら?“気まずい”初めの一歩が、重要戦略分野になるまで
営利企業が“ポスト成長”の概念を取り入れる…?そんな挑戦をしているのが、デンマークのデザイン企業「1508」です。2024年1月から、重要戦略分野の一つにポスト成長を導入しています。これにより、どんな違いが生まれたのでしょうか。その成功と失敗のリアルを聞きました。

サッカーに打ち込むことが、生きるエネルギーに。心も生活も支援する、ホームレス・ワールドカップの物語
ホームレス状態の人が一生に一度だけ参加できる、ホームレス・ワールドカップ。2024年は日本が13年ぶりに大会に出場、住宅大手のLIFULLが公式スポンサーに就任しました。サッカーを通した支援とは?

衣服を対話の入り口に。“声なき声”を届けるウガンダのファッションブランド
言葉をなくした人の物語を伝えるウガンダ発のファッションブランド「SEAMLINE ATELIER」。黒魔術で生贄になった子供や失われていく伝統文化を作品に変え、問題提起し続ける彼らの物語に迫ります。

“視点の転換”で、障害は障害ではなくなる。日本人パラアスリートがパリで見た、インクルーシブ・モビリティの可能性
パリ市民3,000人が集まった、インクルーシブ・モビリティを広めるためのイベント「モビリティ・ナイト・ライド」。企画の背景にある想いを、パラサイクリング選手であるダッソー・システムズ社員の官野一彦さんに伺いました。

「半径5km」で、プリントアウトするように建てる。誰もが作り手になる未来を作る建築スタートアップ・VUILD
建築の作り手が減る中、デジタル・ファブリケーションを通して誰もが家具や住宅の作り手になる世界を目指すVUILD株式会社。代表の秋吉さんに、創業の想いやこれからについてお聞きしました。

世界で最も過激な劇場レストラン「アルケミスト」の、心を揺さぶる食体験【持続可能なガストロノミー#10】
「体験は6時間ほど続きます。必要なのは、好奇心と心の準備だけです」。世界で最も過激なレストラン・アルケミストが取り組む、人生を変えるほどの食体験とは?シェフに話を聞きました。

服を資源に紙づくり。サーキュラーコットンファクトリーが描く、日本流の循環モデルとは
ファッション業界から排出される、大量の繊維くず。そんな繊維から紙を作り循環を生み出すのが、サーキュラーコットンファクトリーです。団体の立ち上げ経緯やその哲学について、代表の渡邊智恵子さんに聞きました。