Tag Archives: ケアエコノミー

孫を世話する祖父母にも育児手当を。スウェーデンの新たな福祉制度
2024年7月1日、スウェーデンでは「祖父母手当」を盛り込んだ新法が施行されました。共働きの両親が多くなった現在、子育ての一部を担う祖父母の負担を考え、導入されたものです。

南米から広がる「ご近所看護」。人種間のヘルスケア格差を乗り越える
近所で開催していたヘルスチェックにふらっと立ち寄ったおかげで、脳卒中のリスクが発覚した…。そんなケアのあり方が、米国ボルチモアで平等なヘルスシステムの実現に貢献しています。

精神疾患を抱える人々の「里親」に。ベルギーの町で700年続く、まちぐるみのケア
コロナ禍で特に深刻化したメンタルヘルスの問題。ベルギーのヘールという町では、住民が里親となって精神疾患を抱える人々と共に暮らす制度が、7世紀にわたり続いています。

多死社会における幸福論。富山県上市町と矢野和男さんから学ぶ、「終わり」から考える幸せ【前編】
加速する高齢化社会、その先に訪れる多死社会──これからの社会で私たちが「幸福」に生きていくためには、何が必要なのでしょうか。地域を巻き込んで医療ケアを行う、富山県上市町の医療従事者に聞きました。

「役割」が生きがいに。おじいちゃんがビールのブリュワーを務めるウィーンのケア施設
「Opa and Oma(おじいちゃんとおばあちゃん)」。ウィーンには、そんな銘柄のクラフトビールがあります。作るのは、80歳を超えるシニアホームの入居者たちです。【高齢化社会×欧州事例】

「ケアリング・シティ」バルセロナが高齢化社会に向き合ってみたら
「ケアリング・シティ」として、ケアを受ける人だけでなく、ケアを提供する人々のための制度や設備を整えるバルセロナ。高齢化が進む地域では避けられないケアのトピックに、バルセロナではどう向き合っているのでしょうか。

あらゆるいのちを「ケア」する想像力を。自分の「特権性」と向き合う【多元世界をめぐる】
「ケアとは、私たちが相互に依存し合ってることに気づき、その中にいる他者へどう応答していけるのか考えていくこと」経済や公共サービスに「ケア」を実装するには?Deep Care Lab代表の川地さんにお話しを伺いました!

家事や介護に追われる女性を支援するまちづくり。南米・コロンビアの「ケアリング・シティ」とは?
南米のボゴタでは、徒歩30分圏内で日常に必要なサービスを受けることができる「30分間都市」にするという計画のもと、公的サービスの集約を行うことでジェンダー平等を実現するまちづくり「ケアリング・シティ」が進んでいます。