Tag Archives: ヨーロッパ

地元の“食の記憶”を取り戻す、スペインの「絶滅の一口」プロジェクト
本来それぞれの土地には、特有の食べ物があったはずなのに、食の均一化でそれが忘れられてしまっている──スペインのプロジェクトは、地域、研究者、料理人、消費者と一緒に「忘れられた味」を通して食の豊かさを考えます。

音楽にカラフルな装飾。最期を祝う“ポジティブな葬儀”がイギリスでトレンドに
あなたは棺の周りで、人々に涙してほしい?それとも会場全体が笑顔に包まれていてほしい?イギリスでの葬儀のトレンドは、私たちが「よりよく生きること」を思い起こさせてくれます。

消費を“減らす”ことを目指す、フランスの脱成長ファッションブランド「LOOM」
社会の成長モデルに疑問を投げかけ、「脱成長」の哲学を掲げるフランスのファッションブランドLOOM。無限の利益追求のスパイラルから抜け出すことを目指し、人々の消費を減らすことをミッションに掲げます。

廃棄食材を救うオランダの人気レストラン「Instock」が店じまい。事業転換にかけた想いとは
廃棄食材を使った料理を提供するレストランとして、オランダで人気を博したInstock。彼らはすべての店舗を閉店することを決めました。その背景には、彼らが見据える大きな展望がありました。

子どもにやさしい街は、誰にとってもやさしい。自由と自治を育むスロバキアの都市計画
中央ヨーロッパのスロバキアの首都は、「子どもにやさしいまち」を掲げています。従来のまちづくりのあり方をひっくり返し、自由と自治を取り戻そうとするアプローチです。

住民同士で350メートルの食卓を囲む。「ボンジュール」が飛び交う、パリ14区の“超ご近所”づくり
ご近所との関係性を変えるために、コミュニティコンポストを設置したり、道路上の長いテーブルで食事をしたり……?住民同士の挨拶が飛び交うパリの14区の「超ご近所エリア」を取材しました。

【10/20-25】世界最大級のデザインイベント・Dutch Design Weekを訪れる、オランダのサーキュラーエコノミー視察ツアー
【参加者募集!10/20-25】世界最大級のデザインイベント・Dutch Design Weekを訪問する、オランダのサーキュラーエコノミーツアーを開催。サーキュラーデザインを五感で体感しませんか?

海賊がプラごみをハント。ハンガリー世界遺産で開催される、池の“お宝”探し大会
ハンガリーの池に海賊が現れました。彼らが集めるは、なんとプラスチックごみです。これは2013年から続く、市民による池の大掃除コンペ企画。驚きの量のごみが集まっています。

映画館離れの解消となるか。ドイツが定額で「映画鑑賞し放題券」をスタート
2024年の10月から、月額わずか約2,100円で映画館に行き放題になるサービスがドイツ全土で始まります。会員の月当たり1.5回の鑑賞、10〜20%の観客数の増加を予測しています。

電気配送車両か補助金か。配送業者が選んで受け取る、ベルギーの“脱炭素物流”支援
eコマースの普及や、再配達の増加などによって、配送業者の負担や配送に関わる環境負荷が大きくなっています。ベルギー・ゲントは脱炭素化を目指す過程で、配送業者に「自転車か補助金か」サポートの形を選んでもらう仕組みづくりを始めました。

文化遺産を「嗅覚」で保存。ポーランドに誕生した、香りの図書館
もし特定のモノの歴史を、嗅覚で楽しむことができたらどうでしょう。美術品や工芸品などの「香り」を未来に受け継ぐためのプロジェクトがポーランドで始まりました。

スマート・アーバニズムの最前線。アムステルダムの公共交通が大気汚染の「監視装置」に
都市で深刻化する大気汚染。その影響はすべての地域に平等にのしかかるわけではありません。アムステルダム市は公共交通機関にセンサーを付け、まずはその状況をデータで明らかにする取り組みを始めました。

パリは最もサステナブルな五輪を開催できるのか?地球規模のスポーツイベントを再考する
「史上最も環境に優しいオリンピック」を目指し、これまで準備を進めてきたパリ五輪がいよいよ開催されます。その内容と、現地で巻き起こっている議論をお届けします。

子どもが都市をデザインしたら、理想のまちのヒントが見える。フィランドの市民参加プロジェクト
私たちの暮らす都市は、誰が誰のためにデザインしたものなのでしょうか?そんな問いから始まった、子どもたちが「都市デザイナー」になるフィンランドの参加型プロジェクトを紹介します。

オランダの街に「黄色い箱」が続々登場。道端で“空き缶の寄付”を募るワケ
オランダではペットボトルや缶のデポジット制度が取り入れられ、その施策が資源回収を促進しています。一方、それにまつわる新たな問題も。そこで取り入れられたのが「黄色い寄付箱」でした。

16歳の新有権者をサポート。選挙のいろはを教える、ベルギーの「移動式投票ブース」
2024年欧州議会選挙で、有権者年齢が16歳以上に引き下げられたベルギー。初めて投票するティーンのため、街中に登場したのが移動式のブースです。証明写真機に似たこのブースの中では選挙のいろはを学べます。