Tag Archives: 環境保全

足元のアリがいなくなったら?豪の研究が示す、生態系の回復力と隠れた脆弱性
日常に馴染みのある昆虫である、アリ。もし、彼らの一部が世界からいなくなったらどうなるのでしょうか?オーストラリアで行われた研究では、実際に数種類のアリを生態系から除去した時に何が起こるのかが検証されました。

飼料に混ぜるだけ。腸内細菌を整え、牛の健康もメタン削減も実現する添加物
牛のげっぷから出るメタンは、地球温暖化の原因の一つ。新たに開発された飼料添加物は、牛の腸内細菌を調整してメタン排出を大幅削減。環境保護と畜産業の生産性向上を同時に実現するかもしれません。

星降る“暗闇”を楽しむ、旅の新潮流「ダークスカイツーリズム」
ダークスカイツーリズムは、無駄な人工光を排除し、真っ暗な夜空の中で星々と静かに向き合う時間を提供してくれます。この特別な体験が、心を深く癒し、自然とのつながりを再認識させてくれると同時に、地域経済にもポジティブな影響を与えているようです。

開発ではなく、自然保護での復興を。LA火災後の土地を“コミュニティの財産”に変えたNPO
大規模火災後の土地をNPOが取得し、自然保護と地域再生を目指すカリフォルニア州アルタデナ。高級住宅化を防ぎ、防災と環境保全を両立させる新たな復興モデルとして関心を集めています。

今や静寂は希少?米国NPOが、自然の音だけが聞こえる「静かな場所」を守る
家電の稼働音にスマホの通知音、行き交う自動車の音……1日中「音」にさらされ続けている現代──今回ご紹介するのは、そんな音とは離れた自然の「静けさ」を守る団体です。

地球が、音楽ストリーミングの公式アーティストに。自然音再生の収益を環境保全へ
日々私たちを癒してくれる、自然の音。そのクリエイターである「地球」が音楽ストリーミングの公式アーティストになりました。音楽を楽しみながら、地球に恩返しをしてみませんか?

死を考えれば生が変わる。「森の小さなお別れ会」から考える“心地よい死”の迎え方
あなたにとって「心地よい死」って?「循環葬」や、グリーフ(喪失の悲しみ)をケアする「小さなお別れ会」を手掛けるat FORESTと「人生の終い方」を考えてみませんか?【死を考えれば「生」が変わる】

買えば買うほど自然を豊かにする「宝くじ」フランス政府が考案
フランスで、生物多様性を守るプロジェクトに貢献できる宝くじが発売されました。あの有名な観光地も、プロジェクトの一つに選定されています。

死んだら森の一部になる「循環葬®」人生の新たなエンディングを提案するスタートアップに密着
「自分の人生の終え方として、選びたいエンディングない」そんな考えから大阪で生まれたのは、遺骨を森の中に埋葬して自然に還す「循環葬」でした。「お墓はいらない」と考える人への新しい選択肢です。

地球環境の限界を示す「プラネタリー・バウンダリー」9項目中6つが上限超過。初の全体マッピング公開
ドーナツ経済学のフレームの中で、地球環境の上限を示す「プラネタリー・バウンダリー」。2023年9月、ストックホルムの研究機関が初めて9つの境界すべてにおける、現状の評価を発表しました。

普段は聞けない「自然の声」を聴き、生物多様性を守る世界のテクノロジー5選
テクノロジーの進化により、自然界の音をリアルタイムで収集・解析ができるようになってきました。私たちには、地球上のすべての生き物を意識しながら、人間活動をしていくことが求められています。最新の地球規模のガバナンスと、テクノロジーの事例を紹介します。

海の問題に国境はない。国連が初めて「公海」を保護する条件案を採択
私たちの生存にとって不可欠な役割を果たしている海。そんな海の約6割を占める「公海」の環境・生物を守るための条約が採択されました。

「森が森を管理する」新世代のWeb3プロジェクトとは
ドイツ発のアート作品「terra0」は、森自身が所有する森です。国、企業、個人などが森を所有する状況に対する、オルタナティブを提案していると言えます。

ゲームの世界から、現実世界を救う?中米コスタリカに森を作るNFT「Alóki」
ゲームは、現実世界とは別の空間で楽しむものだと思いがちです。そんな中、現実のコスタリカの自然に良い影響をもたらす、NFTゲームが誕生しました。

「野生動物のための道」米ロサンゼルスの高速道路に誕生へ
ロサンゼルスに誕生予定の世界最大の「野生動物のための道」。ハイウェイによって分断されていた「野生動物たちのつながり」と「自然と人間のつながり」という2つのつながりを取り戻すプロジェクトです。

バルセロナ、車を手放した人は交通機関が3年間無料に
スペイン・バルセロナでは、ガソリン車や軽油車を廃棄すれば、公共交通機関の使用が3年間無料になります。深刻な大気汚染問題の解決に向けた本取り組みは、市民にも行政にもwin-winな仕掛けになっています。