Tag Archives: 建築

建材リユースを一手に引き受ける、英国の目利き集団「Material Index」

イギリス発のプラットフォーム「Material Index」は、建築における素材の選定を、カーボンフットプリントやリサイクル性などのデータに基づいて評価。持続可能なものづくりの鍵は「最初の一歩」に?

Fungi tileの開発チーム

涼しさのヒントは、ゾウの皮膚にあり。電気を使わず建物を冷やす「でこぼこタイル」

シンガポールで、電気を使わずに建物を冷やすタイルが開発されました。このアイデアの元となったのは「ゾウの皮膚」。いったいどのように涼しさを実現するのでしょうか?

GDPよりも、暮らしの質。「ドーナツ経済モデル」を政策に導入したスウェーデン・トメリラ市のまちづくり

スウェーデンの小さな町・トメリラ市は、国内で初めて「ドーナツ経済モデル」を本格的に導入。自然を破壊せず社会の基盤を守ることを指標に、公共交通から学校の設計まで、さまざまな分野の改善が進んでいます。

万博・ドイツパビリオンが描く「循環型の未来」。多世代の心を掴む“自由で深い”体験展示をめぐる

夏休みに万博へ行くなら、「循環型の未来」を体現したドイツパビリオンもお忘れなく。子どもから大人まで多様な学びを届け、注目を集める展示デザインの背景を、パビリオンディレクターに伺いました。

【10月開催・募集開始】Dutch Design Week視察ツアー2025。“過去・現在・可能性”から未来のサステナブルデザインを探る旅へ

2025年10月、世界最大級のデザインイベント「Dutch Design Week」への視察ツアーが開催されます。テーマは「PAST. PRESENT. POSSIBLE.」。アイントホーフェンとアムステルダムを巡り、未来の社会や循環型デザインについて学ぶ濃密な6日間です。サステナビリティに関心のある方におすすめの旅となっています。

インドネシア発、10平米の「小さな図書館」へようこそ。すべての子どもに学びと物語を

電気もエアコンもほぼ不要な、「マイクロ図書館」がインドネシアで拡大中。ときに滑り台やブランコもある遊び心に溢れた図書館が、地域に根ざし、子どもたちに本と出会う場を届けています。

サーキュラーエコノミーで経済、環境、社会を変革するハブへ ~ISL至善館「循環未来デザインセンター」開設記念フォーラム

「アイデンティティのないマテリアルは単なる廃棄物になってしまいます。しかし、そこにアイデンティティを付与することでマテリアルになるのです」

高齢者

暮らしも医療も、ご近所で完結。高齢化に備える、英国マンチェスターの「エイジフレンドリー・シティ」構想

高齢化と都市化が進む今、都市は誰にやさしくあるべきでしょうか?イギリス・マンチェスターで始まった新しいまちづくりの取り組みをご紹介します。

ハワイ発。使わなくなったサーフボードからつくる、低コストの“強い”家

建築費が全米最高水準に達するハワイで、再生サーフボードから生まれた新建材「サーフ・ブロック」が注目されています。火災に強く、低コストで、環境にも優しい。この革新的技術の背景とは?

ブリュッセルが描く、10分都市構想。“移動のしやすさ”を可視化するデータがカギに

ベルギーのブリュッセル市が「15分都市」を超える「10分都市」の構想を発表しました。データを駆使して街をデザインするアプローチに注目が集まります。

「女性に建築はできない」を乗り越えて。ウクライナの住宅修繕ボランティアチーム

2025年2月24日、ウクライナ侵攻から3年が経ちます。未だ停戦に至らない中、国内では若者を中心としたボランティアが活躍。ジェンダーバイアスを乗り越え、時にDJの音楽をかけながら住宅の清掃・修繕に取り組んでいるのです。

誰かの“必要”にすぐ寄り添う。ウクライナ避難民向けのサーキュラー木造仮設住宅

住宅価格が高騰するヨーロッパでは、早急に住宅を必要とする人々が苦境に置かれています。オランダでは、ウクライナ避難民向けに循環型の木造仮設住宅が誕生。様々な工夫で再利用しやすいデザインが実現し、必要となればすぐに組み立てが可能なのです。

秋吉さん

「半径5km」で、プリントアウトするように建てる。誰もが作り手になる未来を作る建築スタートアップ・VUILD

建築の作り手が減る中、デジタル・ファブリケーションを通して誰もが家具や住宅の作り手になる世界を目指すVUILD株式会社。代表の秋吉さんに、創業の想いやこれからについてお聞きしました。

ロンドンを「小さな調査員」が歩く。子ども視点でまちの魅力を捉え直す企画展

ロンドンでは、子どもが街を調査している?子どもたちの視点を通して見えてきたまちの姿を展示する企画展が開催されました。会場の様子と展示に込められた想いをレポートします。

古代の技術で、電気なしの涼しさを。ハチの巣にヒントを得たインドの建築技術

熱波が各地を襲い、エアコンの使用は避けられなくなっています。一方、エアコンを使用すると環境負荷が大きくなってしまう……そんな問題を解決すべく、インドの企業がヒントを得たのは「自然」そして「古代の技術」でした。

先住民の声を取り戻す。カナダ初代首相邸宅を「脱植民地化」、もう一つの歴史を伝える場に

カナダのオンタリオ州にある、初代首相の邸宅。ここではカナダ建国の歴史が祝う展示が開催されてきましたが、2024年にリニューアルされると、そこで暮らしていた先住民や女性たちから見た歴史が同時に語られるようになりました。