Tag Archives: 気候変動

海に浮かぶ帆船

エコと速さを両立?風力で進む次世代貨物船。グッドニュース5選【2025年12月前半】

日々飛び交う悲しいニュースや、不安になる情報、ネガティブな感情を生む議論に疲れたあなたに。心が少し明るくなる世界のグッドニュースを5つピックアップしてお届けします【環境配慮も速さも両立する風力貨物船】

複雑な気候変動を捉える「姿勢」を問う。デザイン思考とMore than Humanの視点は、どう未来を描くのか?【イベントレポ】

気候変動のような“複雑な課題”に対して、私たちはいかにデザインの力を活かすことができるのか。この問いに対し、「デザイン思考」と「モア・ザン・ヒューマン」という2つのツールを柔軟に使うためのヒントを聞きました。

COP30要点まとめ。「最終文書に化石燃料への言及なし」という結果が物語るものは?

ブラジル・ベレンで開催され、2025年11月22日に閉幕したCOP30。“実施のCOP”が掲げられる中、進展が期待された「NDC」「適応」「損失と損害基金」「公正な移行」など、議論のポイントを成果と課題として整理。最終文書が化石燃料に言及できなかった事実が、国際社会の現状を物語ります。

データが導く誠実なツーリズム。EU観光業が探究する「透明性」と「共通言語」

ヨーロッパのツーリズム産業はいま、透明性と信頼性の再構築を迫られています。制度が揺らぐ中、Travalystは「共通の言語」と「信頼できるデータ」で誠実な観光を実現しようとしています。

「気候不安」に寄り添うメンター、フィンランドの高校で導入

「自分の好きなこと」が、気候変動を止める力になるかもしれない。フィンランドのラハティ市で始まった「気候メンター」は、若者の不安に寄り添い、一人ひとりの興味やスキルを行動へと繋ぎます。アートやビジネス、どんな分野からでも未来はつくれる。その希望の育て方とは?

「移動」とは、生きること。自然とともに動いてきた人類は、いま何を動かしているのか

かつて自然とともに動いていた人類はいま、経済のリズムに合わせて地球を動かしています。止まることを忘れたこの時代に、「移動」とは何かを問い直すことは、生き方そのものを見つめ直すことなのかもしれません。

商品の基準も価格も報酬も、市民が決める。フランスの小売ブランドが拓く消費の民主化

価格は誰が決めるのか。酪農家の危機を前に生まれた「C’est qui le patron?!」が生み出したのは、商品基準と価格を市民が投票で決める仕組み。1ユーロで参加できる組合と徹底した透明性が、生産者を支える新しい消費の形を広げてい

一国完結の循環は不可能。オランダ発「サーキュラー・ホットスポット」が示す実装の設計図

一国完結の循環は、もはや不可能。
オランダ発の「サーキュラー・ホットスポット」は、国や産業を越えて循環の実装を支える仕組みです。世界各地で広がる連鎖と、日本への示唆を探ります。

効率化が生むのは、進歩か、それともさらなる消費か。AI時代の「ジェボンズのパラドクス」 

なぜ、省エネ技術が進歩し、あらゆる物事が効率化されても、世界のエネルギー消費は減らないのか?その答えは、150年前に蒸気機関と石炭を巡って指摘された「ジェボンズのパラドクス」にありました。かつて、このパラドクスは児童労働をなくすほどの「社会の進歩」を支えましたが、現代ではAIという最新技術にもその影を落としています。この記事では、経済成長の「質」そのものを問い直し、パラドクスを超えるための道筋を探ります。

街中にいるウォーリーの仮装をした人

工事現場で「ウォーリーをさがせ!」子どもたちへの優しい贈り物。グッドニュース5選【2025年11月前半】

日々飛び交う悲しいニュースや、不安になる情報、ネガティブな感情を生む議論に疲れたあなたに。心が少し明るくなる世界のグッドニュースを5つピックアップしてお届けします!【工事現場でウォーリーをさがせ!】

気候危機×AI時代の“Planetary Questions”を紡ぐ。この星をめぐる問いのデザインワークショップ【イベントレポ】

AI時代に、未来を共に見つめる出発点となる問い「Planetary Questions」が重要になる──”100年後を生きる人類”としてAIも議論に入り、豊かな問いが生まれたワークショップの様子をお届けします!

公園で手話をする人

もうすぐデフリンピック。ユニフォームから建築まで「きこえない」から始まる世界のアイデア5選

2025年11月に東京でデフリンピックが開催されます。今回は、「きこえない・きこえづらい」を起点とした、世界中のアイデアを5つご紹介します。

京都ならではの「循環」が描くのはどんな景色?サーキュラービジネスデザインスクール京都、開幕

1000年後も誇れる社会を京都から創る──そんな想いが集った「サーキュラービジネスデザインスクール京都」のキックオフイベントをレポート。モノだけでなく、知恵や文化、人の「関係性」を豊かに紡ぎ直す循環とは?

自然の一部として、人間はどう振る舞うか。NY大学教授に聞く「モア・ザン・ヒューマン」の世界観

森と人間が共同で曲を作ったら、その著作権は誰のもの? NYの「More Than Human Life Program」は、法とアートで人間中心の社会に問いを投げかけます。あなたなら、この質問にどう答えますか。

アマゾンの熱帯雨林

ブラジルで開催のCOP30。気候変動に関する国際交渉の争点は?

2025年11月10~21日までブラジルのベレンで開催されるCOP30。京都議定書発効から20年、パリ協定採択から10年という節目の年にあたる今回の会議──争点はどこにあるのでしょうか?

飛行機

プライベートジェットでの旅に、気候負担を。欧州8カ国の連合が進める「ラグジュアリー航空税」

航空業界の排出量の半分以上を、わずか1%の航空旅行者が生み出している事実。これに対し、ヨーロッパ8カ国が連合を組み、プライベートジェットなどに「ラグジュアリー航空税」を課税する計画を発表しました。