Tag Archives: 生物多様性

BESの小象と子どもたち

ボルネオの生き物たちに流れる「いのちのものがたり」に触れて【現地ツアーレポ前編】

「いのちをつないでいく」──ボルネオ島の熱帯雨林で大小さまざまな生命体に触れた中高生、そして大人たちのリアルな体験を記しました。人間はどうやって生きていくべきか?そんな問いのヒントになれば幸いです。

雑草採集から暮らしの“十分さ”を測り直す、台湾のアートチーム「Weed Day」

雑草のお茶やアートを作ることで、自然と人間の関係を紡ぎ直すアーティストがいます。台湾の二人組、Weed Day(雜草稍慢)です。創設者を取材し、活動背景や生態系と調和した暮らし方について聞きました。

森林を脅かす「音」を検知。生物多様性を守る、音響モニタリング技術

生物多様性の破壊は、人間の暮らしにも大きな影響を与えます。「音」の検知システムは、リアルタイムで森の脅威をモニタリング。録音された膨大な音声データは、森の保全に大きく役立っています。

ウクライナの“戦時”サーキュラーエコノミーを考える。世界循環経済フォーラムの議論から

戦争が続くウクライナでは、戦時中、そして戦後の復興に向けて独自のサーキュラーエコノミーのあり方が議論されています。世界循環経済フォーラムのセッションをもとに、そのポイントをまとめました。

「再生型ビジネス」戦略の6分類と、実現への懸念とは?生態系として捉えた“本当の再生”へ

ビジネスの環境負荷をゼロにするだけでなく、事業によって自然環境を回復させる取り組みが広がっており、これは再生型ビジネスと呼ばれます。ある研究がまとめた、その分類や既存の取り組みを紹介します。一方、再生型に潜む懸念点と忘れてはならない「視点」もあるのです。

オオカミ

「再野生化」で生物多様性を守る。生態系本来の修復力を引き出す事例5選

生物多様性の文脈で注目される「再野生化」のアプローチ。再野生化では、自然保護を行う際、人間の介入度合いを減らし、生態系本来の力にその修復を託していきます。今回は国内外の事例を5つご紹介します。

地元の“食の記憶”を取り戻す、スペインの「絶滅の一口」プロジェクト

本来それぞれの土地には、特有の食べ物があったはずなのに、食の均一化でそれが忘れられてしまっている──スペインのプロジェクトは、地域、研究者、料理人、消費者と一緒に「忘れられた味」を通して食の豊かさを考えます。

「ボブおかえり」名付けた野鳥の帰りを知らせる、AIスマート餌台

名前をつけるという行為は、その対象との関わりに愛着を生み、つながり続けること。野鳥に名前をつけることができ、同じ鳥が帰ってきたときにアラートで知らせてくれる鳥の餌台は、私たちの世界をどのように変えてくれるでしょうか?

climate creative cafe 14

【8/28開催】クリエイティビティを引き出す、これからの時代の自然コミュニティ。都市だからこそ生まれる「森づくり」の価値とは?(Climate Creative Cafe.14)

クリエイティビティで気候危機に立ち向かうプロジェクト「Climate Creative」。今回のイベントテーマは「これからの時代の自然コミュニティ」。ぜひご参加ください!

海を壊さず再生しよう。サンゴ礁に“栄養を与える”日焼け止め

世界で初めてサンゴに栄養を与えることが実証された日焼け止めが登場しました。この商品は、環境を「守る」から「再生する」時代へと変化する兆しになるでしょうか。

ウォーカブルシティ

「草花」が、歩きたくなるまちのリズムをつくる。都市デザインにおける植物の重要性

従来型のハード・経済活動重視のまちづくりから、あらゆるジェンダーに向けた包括的なまちづくりが進んでいます。新しい建物を建てることなく、都市デザインに寄与するのが「植物や花」。その効果とは?

今こそ私たちが、利他的に生きるとき。生物学者・福岡伸一先生が「いのちとは何か」を問い続ける理由

「いのちをつなぐ学校」で、生物学者である福岡伸一先生は、「生命とは何か?」という問いに対して、「生命は流れであり、動的平衡なもの」と話しました。そこに垣間見える生命の「利他性」。それこそが、環境破壊や紛争など、さまざまな危機に直面する私たちにとって、立ち返るべき生き方なのではないか──福岡先生はそう話しました。

江口さんと藤木さん

スマホを生物多様性の観測拠点に。ネイチャーポジティブを実現するプラットフォーム【鎌倉投信×バイオーム対談】

現在、世界の動植物約100万種が絶滅の危機にあるとされている中、生物と人間の架け橋になることで「環境を守ることが利益を生む」新たな仕組みの構築にチャレンジする「バイオーム」。同社のユニークなビジネスモデルと、鎌倉投信との出会いとは?

風力発電機

ブレードを黒く塗るだけ?渡り鳥の衝突を防ぐ風力発電機のデザイン

風力発電機に衝突することで、毎年多くの鳥が命を落としていることをご存じですか?今回は、そのシンプルで意外な解決策を紹介します。

ChangeNOW

【パリ現地レポ】環境イベント「ChangeNOW」で見つけた、欧州の生物多様性スタートアップ5社

今年で7回目を迎える、パリで開催された環境イベントに参加してきました。生物多様性に関する革新的技術を持つスタートアップ企業に焦点をあてて、現地の様子をレポートします。

NATURE

地球が、音楽ストリーミングの公式アーティストに。自然音再生の収益を環境保全へ

日々私たちを癒してくれる、自然の音。そのクリエイターである「地球」が音楽ストリーミングの公式アーティストになりました。音楽を楽しみながら、地球に恩返しをしてみませんか?