Tag Archives: 社会

屋外看板をそのまま遊具に。洗剤広告が子どもたちに伝える、外遊びの楽しさ

子どもの「外遊び」の大切さを訴求すべく、イスタンブールでは洗剤ブランドが「Out Of Home」キャンペーンを実施。広告を遊具に変え、屋外でのどろんこ遊びができるようにしました。

持ち家でも、賃貸でもない。バルセロナで広がる協同組合住宅とは?

家賃高騰が深刻なバルセロナで所有権を持たずに利用する「使用権付き住宅共同組合」が注目されています。住宅の個人所有はできないため、不動産の投資対象化を防ぎ、家賃を抑えることができる住宅モデルです。

料理で“恩返し”する。自然への愛が息づくバンコクのレストラン「ハオマ」の哲学と実践【持続可能なガストロノミー#12】

2024年アジアベストレストラン50のサステナブル・レストラン賞を受賞しているバンコクのレストラン「ハオマ」。地元食材を活かし、サステナブルな農業を取り入れたその哲学と実践が、食の新しい形を生み出しています。自然への愛と共に歩む「ハオマ」の哲学とは?

ブリュッセルが描く、10分都市構想。“移動のしやすさ”を可視化するデータがカギに

ベルギーのブリュッセル市が「15分都市」を超える「10分都市」の構想を発表しました。データを駆使して街をデザインするアプローチに注目が集まります。

中国で注目の「家交換」旅行。観光地巡りから、暮らしを味わう旅へ

中国の若者の間で、コストを抑えつつ現地の生活を体験できる新しい旅行スタイル「ハウススワッピング」が流行しています。その背景には、旅に関する根本的な価値観の変化がありました。

最短距離と遠回り

遠回りしながら「控えめに」デザインする。イタリアの“プロジェッティスタ”に学ぶものづくりの本質【SHIROイベントレポート】

昔イタリアでは、今でいうデザインを「プロジェッタツィオーネ」と呼びました。この実践者たちは「控えめな」創造力を持っていたと言います。彼らの仕事から本物のクリエイティビティについて考えてみましょう。

「待つ」はデザインできる。世界のバス停から、都市における“ムダな時間”を問う

忙しなく動き続ける都市のなかで、「待つ」という行為は、ときに無駄な時間とみなされがち。しかし、バス停で過ごすわずかな時間には、人と空間、そして他者との関係性を映し出す静かなケアの営みが潜んでいます。スウェーデンやアメリカ、オランダの事例をもとに、公共空間における「待ち時間」のデザインが、人々のウェルビーイングやまちのあり方にどのような影響を与えているのかを読み解きます。

今帰仁ウェルネスツアーのイメージ

土地に根付く古来の知恵から、豊かな生き方のヒントを学ぶ。沖縄の「今帰仁ウェルネスツアー」体験レポート【後編】

長寿食と呼ばれる琉球料理の講座、手付かずの原生林での森林浴……村民ガイドのもと、“土地にならでは”を活かした沖縄・今帰仁村のウェルネスツアーには、善く生きるヒントが詰まっていました。

今帰仁ウェルネスプログラムの様子

「なーんもない」が、何よりの豊かさの源。沖縄の「今帰仁ウェルネスツアー」体験レポート【前編】

やんばると呼ばれる沖縄本島北部の村、今帰仁。“ありのままの沖縄”が残るとっておきのフィールドで、五感を開き自分と向き合うウェルネスプログラムが始まりました。

「結婚は?子どもの予定は?」男性が面接で聞かれたら。オランダ企業の実験が問うジェンダー平等

オランダ企業bolは、男性社員が女性が受けがちな面接質問を体験する実験を実施。結婚や育児、容姿などの質問に戸惑う男性の姿を通じて、ジェンダー不平等の現実を映し出しました。

気候変動への「適応」は諦めではない。フランスが“4℃上昇”に備える計画を発表

仏政府が第三次国家気候適応計画(PNACC3)を発表し、気候変動の影響が避けられないことを前提に、数十の対策を提示しました。適用策の重要性に注目が集まる一方、国内では資金不足の懸念も広がっています。

米国すべての州で「修理する権利」法案導入。加速する法制化の動き

「修理する権利」に関する法案が、アメリカの50州すべてで導入されました。この法案により、消費者は自分で修理するか、選んだ修理業者に依頼して修理できるようになります。

スマホを見なかったら最大30%割引。デンマークのブランドによる“スクリーン断ち”ショッピング

デンマークのファッションブランドが、パリのファッションウィーク中「スクリーンタイムで支払う」キャンペーンを実施。デジタルデトックスを促し、最大30%の割引を提供する取り組みです。

世界の環境リーダーを迎えるUAEの「ブルービザ」。脱石油依存につながるか

UAEは2025年に環境保護活動に特化したブルービザを導入し、持続可能性に貢献する専門家に10年間の居住権を提供。脱石油依存を目指し、再生可能エネルギーなどの産業多角化を推進しています。

「気候危機の時代をただ生き延びるだけでは足りない」フィンランド環境大臣に聞く、脱炭素と繁栄への道

「気候危機の時代をただ生き延びるだけでは足りない」─フィンランドが進めるエネルギー革命のカギは水素。再生可能エネルギーの拡大、産業の脱炭素化、国際協力を軸に、持続可能な未来を築く戦略とは?

「社会的責任は私たちのDNA」NBAが挑むスポーツ環境負荷削減の最前線【Sport for Good #4】

ファンや地域社会に対する影響力を活かして、長年にわたり社会貢献・環境保護プログラムを展開してきたNBA。今回はそんなNBAのサステナビリティ・ディレクターに、その背景にある想いをインタビューしました。