All posts by Natsuki

身体知から、流域を再生する。尾鷲の森でNext Commons Labが育てる地域の「守り手」たち

なぜ今、「流域を再生する人」を育てるのか──三重県尾鷲市の森で実証実験が進むのは、流域再生に特化した人材育成プログラム。100年後の自治を見据え、身体知を取り戻すことで自然の再生を目指すNext Commons Labファウンダーの林篤志氏に、立ち上げの背景にある課題意識と、学びのデザイン、その先にまなざす未来のあり方を聞いた。【DEFENDER AWARDS】

京都から循環経済の未来を拓く。「サーキュラービジネスデザインスクール京都」最終成果レポート公開

循環型ビジネスの「エコシステム」が存在するまちは、どんな状態でしょうか。モノと人が築く繋がりは、循環型への移行の土台となるのです。その変化の兆しを示す京都市のプログラムの初年度が完結しました。

100年変わらぬ「週休2日」は、正解なのか。SHIROの新制度「週休2.5日」を脱成長の視点から考える

100年前に始まった「週休2日」は、正解なのか?SHIROが新たに導入する週休2.5日制は、単なる休息ではなく、人生を自律的に選ぶ「時間の主権」を取り戻すための一歩となるかもしれません。働く時間の新しい豊かさを、今ここから、考えてみましょう。

格差と環境問題の解決には「節制」が不可欠だ。トマ・ピケティらが示す未来シナリオ

経済成長の先に、誰もが幸せに暮らせる未来はあるのか?『21世紀の資本』で知られるトマ・ピケティ氏らの最新研究が、格差是正と気候目標を両立するには「節制」が不可欠だと指摘し話題となっています。

シニア採用は、福祉から「第一線」へ。オランダで70歳以上限定のクリエイティブ職に応募殺到

良かれと用意した仕事が、かえって彼らの尊厳を奪う「気休めの仕事」になっていないでしょうか?「老いているけど愚かじゃない」──オランダの70歳以上限定クリエイター起用は、私たちの無意識な視点を痛烈に問い直します。

コミュニティ飽和時代。茅刈りをしながら、欠けている「何か」を考える

そのコミュニティでは、変化を“実感”することができますか?──自由な繋がりが増える一方、私たちは「場を消費する傍観者」になってしまうこともあります。茅刈りの一日は、「誰かに代替できないこと」を土台としたつながりの形を教えてくれました。

地域の強みは「ごみ」からつくれる。なぜ今、ゼロ・ウェイスト®︎の伴走者が求められるのか

技術や理論だけでは、地域は動かない。ゼロ・ウェイスト®︎の実装に必要なのは、立派な計画書より、現場で共に悩む「実務者」でした。地域を消費せず、共に変わる人材を育成するプログラムが始動。一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパン代表理事の坂野晶さんに聞く、その背景とは。

シンガポール、初の国家適応計画へ。気候変動対策は「排出削減」から、命を守る「適応」に転換

気候変動の影響をどう「生き抜く」か。シンガポールが初の国家適応計画を2027年に発表すると公言。2026年を「気候適応の年」と位置付け、すでに熱対策を指揮する局を新設するなど、取り組みを加速させています。排出削減にとどまらない適応型のアプローチが世界各地で広がっているようです。

民主主義は「鍛えて」身につける。デンマーク発、デモクラシー・フィットネスに参加してみたら

民主主義には「筋トレ」が必要だ。今注目されるデンマーク発「デモクラシー・フィットネス」は、好奇心や妥協を筋肉として鍛えることで、社会や組織、家庭での対話を健やかにします。しかし実はこの筋トレ、非常に疲れる模様。一体どんなプログラムなのでしょう?

水の健康状態がわかる光?自然の声を「数字以外で」届けるデザインの意義

もし、川や湖が“今日の体調”を光で教えてくれたら。オランダ発のPONDは、水中のバクテリアの力で水質を可視化するバイオセンサー。数値ではなく「光で」自然の声を翻訳し、人と水との新たな関わり方を生み出そうとしています。

気候変動を「自分ごと」にするには、残業をなくせ?デンマークでの自然な行動変容の仕掛け(Climate Creative Cafeレポート)

気候変動対策の第一歩は「残業をしないこと」?デンマーク在住のニールセン北村朋子さんが語る、我慢しない社会変革。心に余白がないと、環境問題を知ることも、未来のルールを楽しく作り直すこともできないのです。

テクノロジーは「ちょっと不便」ぐらいが幸せ?SNSを制限して気づいた、足りないもの

無意識にスマホを開いてしまう──筆者もその一人です。SNSを制限して気づいたのは、自制心ではなくデジタル技術の「摩擦」の大切さ。あえて“不便さ”をデザインに取り入れたら、デジタルテクノロジーをもっと心地よい存在にできるのかもしれません。

日本企業にCCO・最高循環責任者の役職誕生へ。ECOMMITが国内初の設置

あなたの組織にサステナビリティ担当役員はいても、「循環」に特化した役員はいますか?ECOMMITが日本初となる最高循環責任者(CCO)を新設。日本そして台湾でも注目されるサーキュラーエコノミー移行に向けた「人材」の重要性を読み解きます。

スペイン、気候変動「適応」の授業必修に。洪水・山火事対策を学ぶ時代へ

授業中に「未知の災害」が起きた──そのとき、子どもたちは自らの命を守れるのか。気候変動による新たな災害が身に迫る中、スペインは洪水や山火事などの災害対策を必修化。教育も「適応」が重視され始めています。

海を汚さない洗濯へ。いつもと同じ洗い方でマイクロプラを減らすフィルター技術

洗濯機がマイクロプラスチックを削り出している?洗濯機がマイクロプラスチックを削り出している?微細なプラスチック片を含むマクロファイバーの97%を除去し、フィルター交換も不要にする英Matter.社のフィルター技術が実装され始めています。

ハンドルを回すだけの洗濯機、なぜ重宝?学びと仕事の機会を奪う“隠れた重労働”からの解放へ

世界の半数近い人々は、今も手洗いでの洗濯が日常。しかしそれが、教育や就労の機会を奪う“隠れた重労働”だとしたら──電力が届かない場所でも効率よく洗濯できる、イギリス発・組立式の洗濯機がインドやウガンダ、メキシコなど世界13カ国以上に広がっています。