All posts by Natsuki
徒歩6分以内に木陰を。台湾が1,000万本の植樹で進める「国家インフラ」としての気候適応策
気候変動対策が“国家インフラ”になる時代。台湾が2026年4月に発表した「緑蔭倍増戦略」は1,000万本以上の植樹で日陰を作り、流域管理も強化。経済成長を超えて生命を守る「国防行動」とされています。
Spotifyがオーディオブックから「紙の書籍」を購入可能に。米英でデジタルと独立書店を繋ぐ
Spotifyが米英を対象に、聴いているオーディオブックから直接「紙の書籍」を購入できる新機能を開始。地域の書店を支援するBookshop.orgとの提携によって実現しました。デジタルとアナログ、利便性と手触り感を両立させるプラットフォームのあり方が模索されています。
デンマークのKontrapunktが示す「誠実なデザイン」の設計論。社会を動かす“意味”の構築と責任を問う【イベントレポ】
デザインを単なるビジュアルの描写としてではなく、社会文脈の中に「意図」を落とし込むプロセスとして包括的に捉え直したとき、ブランドはどんな変化を起こせるのでしょうか。デンマークを代表するブランディング・ファーム「Kontrapunkt(コントラプンクト)」のCEOヨハン氏を迎え、その実践を紐解きました。石油産業から脱却し、再エネの世界的リーダーとなったオーステッド社の軌跡、そして「水と生きる」というフィロソフィーを水の視点から描き出したサントリーの事例から、社会を変えるデザインの可能性を模索します。
Allbirds、パタゴニア、Ecociaそれぞれが歩む道。サステナビリティを「企業の構造」で守ることは可能か?
サステナブルなシューズメーカーの代名詞だったAllbirdsが売却、ブランド本体はAI企業へ。このニュースは、志ある企業と「資本の論理」の関係性の現実的課題を浮き彫りにしました。ここから問うべきは、「組織の所有構造」の重要性です。私たちが「働くこと」の主導権を自分たちの手に取り戻すための希望を探ります。
「スロー・ルッキング」というレンズから、世界を理解し直すことのすすめ
私たちは、目の前に広がる世界を「消費」しすぎていないでしょうか?時間をかけて観察し、自らと接続して意味を紡ぎ出す「スロー・ルッキング」。効率重視の現代で、時間の手綱を取り戻すためのヒントを綴りました。
ハチやチョウの暮らしを地域設計に反映する「ポリネーター地区」とは。受粉を軸にしたまちづくりへ
まちのデザインに「ハチやチョウの暮らし」を招き入れる?米コロラド州では、まちを生態系の一部として再定義し、受粉を助けるハチやチョウ、鳥の生息地を守る「ポリネーター地区」が広がりつつあります。
広告は「伝達」から「実践」の場へ。ミツバチの住処になる看板を、ナショナルジオグラフィックが設置
ナショナルジオグラフィックの広告には、一切文字が書かれていませんでした。それでも、彼らが伝えたかったメッセージがひしひしと伝わってきます。イギリス・マンチェスター各地に出現した看板は、文字や写真ではなく、ミツバチの住むことができる小さなボックスだったのです。言葉でも映像でも音でもなく、アクションを通じてメッセージを発信する。そんな新しい広告の形が見えてきました。
AIでもアナログでもない「遅いテクノロジー」の台頭がみせる、静かな希望
なぜ「遅い」ことは、ネガティブなことなのでしょうか?──効率重視の社会で「速さ」を追い求めないスロー・テックが台頭しています。国内外の実例から次なるテクノロジーの姿を紐解きます。
なぜ今、企業は「プロセス」を開示すべきなのか。B Corp運営組織が公開したサステナビリティの情報発信ガイド
環境アクションの発信は、むしろリスクになる……?批判を恐れ情報発信をしない企業が増える今、B Labらが3月に公開したガイドからこれからの情報の届け方を探ります。完璧さを誇示するのではなく、改善の余地も適切に共有し、改善し続ける。そんな組織姿勢を、私たちはいかにして新しい文化として育てることができるでしょうか。
身体知から、流域を再生する。尾鷲の森でNext Commons Labが育てる地域の「守り手」たち
なぜ今、「流域を再生する人」を育てるのか──三重県尾鷲市の森で実証実験が進むのは、流域再生に特化した人材育成プログラム。100年後の自治を見据え、身体知を取り戻すことで自然の再生を目指すNext Commons Labファウンダーの林篤志氏に、立ち上げの背景にある課題意識と、学びのデザイン、その先にまなざす未来のあり方を聞いた。【DEFENDER AWARDS】
京都から循環経済の未来を拓く。「サーキュラービジネスデザインスクール京都」最終成果レポート公開
循環型ビジネスの「エコシステム」が存在するまちは、どんな状態でしょうか。モノと人が築く繋がりは、循環型への移行の土台となるのです。その変化の兆しを示す京都市のプログラムの初年度が完結しました。
100年変わらぬ「週休2日」は、正解なのか。SHIROの新制度「週休2.5日」を脱成長の視点から考える
100年前に始まった「週休2日」は、正解なのか?SHIROが新たに導入する週休2.5日制は、単なる休息ではなく、人生を自律的に選ぶ「時間の主権」を取り戻すための一歩となるかもしれません。働く時間の新しい豊かさを、今ここから、考えてみましょう。
格差と環境問題の解決には「節制」が不可欠だ。トマ・ピケティらが示す未来シナリオ
経済成長の先に、誰もが幸せに暮らせる未来はあるのか?『21世紀の資本』で知られるトマ・ピケティ氏らの最新研究が、格差是正と気候目標を両立するには「節制」が不可欠だと指摘し話題となっています。
シニア採用は、福祉から「第一線」へ。オランダで70歳以上限定のクリエイティブ職に応募殺到
良かれと用意した仕事が、かえって彼らの尊厳を奪う「気休めの仕事」になっていないでしょうか?「老いているけど愚かじゃない」──オランダの70歳以上限定クリエイター起用は、私たちの無意識な視点を痛烈に問い直します。
コミュニティ飽和時代。茅刈りをしながら、欠けている「何か」を考える
そのコミュニティでは、変化を“実感”することができますか?──自由な繋がりが増える一方、私たちは「場を消費する傍観者」になってしまうこともあります。茅刈りの一日は、「誰かに代替できないこと」を土台としたつながりの形を教えてくれました。
地域の強みは「ごみ」からつくれる。なぜ今、ゼロ・ウェイスト®︎の伴走者が求められるのか
技術や理論だけでは、地域は動かない。ゼロ・ウェイスト®︎の実装に必要なのは、立派な計画書より、現場で共に悩む「実務者」でした。地域を消費せず、共に変わる人材を育成するプログラムが始動。一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパン代表理事の坂野晶さんに聞く、その背景とは。
