Category Archives: コラム

気候変動を食い止めるカギは女性?ジェンダーと環境問題の深すぎる関係
女性は気候変動に対して無力な「犠牲者」なのだろうか?そうではない。女性こそ、サステナブルなコミュニティづくりをリードできる存在なのである。カギとなるのは、妊娠・出産など女性特有の事情に対して、法制度など不足している部分を補うことだ。ここで、いくつかの成功事例をご紹介する。

「アフリカは犠牲者で終わらない」これからの気候変動対策をリードしうるグローバル・サウスの今
今、アフリカでは太陽光エネルギー市場が発展しており、モロッコでは既に国内の電力の1/3以上が再エネで賄われています。気候変動の犠牲者だと見られていた途上国が、対策のリーダーになる日が来るかもしれません。

専用スーパーからパブまで。欧州で広がる豊富なヴィーガンの選択肢【欧州通信#09】
今回の欧州通信のテーマは「ヴィーガン」。ロンドン初のヴィーガンパブや、ウィーンのヴィーガンに特化したスーパーチェーンなど、ヨーロッパ各国の最新情報をお届けします。

COP27「損失と損害」とは?意味と背景、今回の議論の結果を解説
2022年11月にエジプトで開かれたCOP27。今回は、気候変動により「損失と損害」を受けた国々への支援を目的とする基金を創設することに世界の国々が合意し、幕を閉じました。そんな重大テーマとなった「損失と損害」について解説します。

デンマークで、AI主導の政党が誕生。民主主義はどう変わっていくのか
デンマークにAIが主導する政党「人工党」が誕生しました。ロボットやAIは、民主主義やサステナビリティなど私たちの社会を豊かにする存在となるのでしょうか?

人間目線だけでデザインする時代は終わる?どの命も取りこぼさない「ライフ・センタード・デザイン」とは
日頃私たちが見過ごしてしまいがちな、人間以外の生命や環境に注目する「ライフ・センタード・デザイン」が欧州を中心に注目されています。その概念や事例などをご紹介します。

気候変動にどう立ち向かうのか。アジア10都市の事例を紹介
気候変動に対するアクション、欧米の事例ばかり集めていませんか?私たちが暮らすアジアからも、学べることがたくさんあります。アジアの気候変動対策の最前線を、10都市の事例からお届けします。

週4勤務も良いことばかりじゃない。先陣を切ったイギリスに「幸せな働き方」の視点を学ぶ
2022年に「週4勤務」の試験プロジェクトを開始したイギリス。現地では制度のメリットはもちろん、実行する難しさや今後考えなければいけない問いなどが浮かび上がってきています。

「疲れた人」どうケアする?ヨーロッパで広がるメンタルヘルス対策【欧州通信#08】
今回の欧州通信のテーマは「メンタルヘルス」。専門家に相談できるイギリスのサービスやドイツが取り入れている労働条件など、ヨーロッパ各国の事例をお届けします。

エネルギー危機で広がる「脱炭素モビリティ」とは?フランスの事例に学ぶ
フランスでは欧州のエネルギー危機やストライキによる街の混乱が、パリ市民の習慣を大きく変えています。そのひとつが「モビリティ」。カーシェアリングや電動自転車など、利用者が急増しているそれらの課題も含めてご紹介します。

取締役を「自然」にする会社と、株主を「地球」にするパタゴニア。二つの事例から考える、企業のあり方
「地球を唯一の株主」にしたパタゴニアが話題になりましたが、英美容ブランド「Faith In Nature」は世界で初めて「自然」を取締役に任命。これら企業の動きから見る、これからの企業の「在り方」とは?

女性特有の悩み、一人で抱えないで。ヨーロッパで注目のフェムテック【欧州通信#07】
今回の欧州通信のテーマは「フェムテック」。月経や妊娠など女性の身体を支えるためのテクノロジーとは?イギリス・フランス・オランダ・エストニアの事例をお届けします。

SDGsは“目指すべきもの”じゃない。「何かに夢中な人」を描く短編フィルムが教えてくれたこと
札幌国際短編映画祭の「Micro Docs for SDGs」。「人」の活動や考えに焦点を当てた3分間の短編ドキュメンタリーだけを選んでいます。今回はその入選作品から、3つをピックアップしてご紹介します!

ニュースルームに、多様性はあるか。世界的メディアの失敗に学ぶ「別視点」の大切さ
メディアや広告の炎上の背景には、多様性の欠如がある──。今回は、そんなニュースルームにおける多様性についてのコラムを、世界経済フォーラムよりご紹介します。

黒人系の未来思考「アフロ・フューチャリズム」を解釈する
「(黒人に対する)人種差別と奴隷制度では、どちらが先にあったでしょう?」そんな問いから始まる授業がありました。今回は、黒人文化と「未来の想像力」を掛け合わせた言葉「アフロ・フューチャリズム」について解説します!

欧州がコオロギを「食品」認定。代替肉から昆虫食まで、食糧危機を救う「未来のたんぱく質」
欧州委員会が、ゴミムシダマシの幼虫、イナゴに続きコオロギを3番目の「新しい食物(Novel Food)」として正式に承認しました。世界で拡大する代替肉や昆虫食が進む背景は?