Category Archives: ニュース

産地=スーパーの屋上。ドイツではじまる究極の地産地消
私たちの食べ物が運ばれる距離が長くなってしまうと、CO2もたくさん排出されてしまいます。ドイツの大手スーパーチェーンが、屋上で野菜と鮮魚を育てて販売する突極の地産地消スーパーを作りました。

“使い捨て”は卒業しよう。東南アジアで開発が進む、ココナッツ製のクーラーボックス
フィリピンでは、発泡スチロール製のクーラーボックスの廃棄による海洋汚染が問題となっています。そんな課題を解決する、ココナッツの殻を断熱材に用いたクーラーボックスをつくる企業を紹介します。

保守的な親と、自由な社会のギャップ。悩み続けた移民二世がつくる「ゲーム」とは
「手遅れになる前に、父と母のことをもっとよく知りたかった」。中国人の両親を持ち、文化の違うアメリカ社会で葛藤を抱えていた一人の青年が生み出したカードゲームに注目です。

目に見えない大気汚染を可視化するLEDランプ
目に見えづらい大気汚染。その深刻度を可視化してくれる「LEDランプ」が開発されました。空気の質のデータをもとに、色が変わる仕組みになっており、空気が汚れていればいるほど、暗く光るランプです。

太陽光で0円料理。チリで広まる「ソーラーレストラン」
世界で最も降水量が少ない場所のひとつで、暑さが厳しいチリのアタカマ砂漠では、近年、太陽光で料理をする人たちが増えています。実は同地域における、ソーラークッキングの歴史は長く続いています。アタカマ砂漠近くのVillasecaという村で、太陽光で料理する取り組みが始まったのは、1989年でした。

【10/30開催】vol.5 UNKNOWN DIALOGUE この世界の「わからない」を分解する
この世にあふれる社会問題の根本的な原因を、次世代ソーシャルリーダーとともに見つけ出し、解決につなげる対話イベントが開催!「わからない」を分解し、その原因を紐解いていきましょう。

デジタル=エコ、ではない。英メディアがサイト運営のCO2排出量を大幅削減へ
デジタルな活動は、紙を使わないからといってエコではありません。イギリスの建築・デザイン情報メディア「Dezeen」は、ウェブサイト運営の大幅なCO2削減に取り組んでいます。

ホームレス支援をキャッシュレスで手軽にする、デジタル募金アプリ
キャッシュレス化の負の側面をITで解決しするサービスを、イギリスのスタートアップ「Unify」が提供しています。Unifyでは、ホームレスの人々にRFID技術を使用した読み込み用リストバンドを配ります。募金をしたい人はスマホアプリでリストバンドのタグを読み込むことで電子決済時のように、募金金額を打ち込むだけで寄付が完了するという仕組みです。

スターバックス、サーキュラーエコノミー型店舗を上海にオープン
同社は2021年9月、アメリカとカナダ以外では初となるGreener Storeを上海にオープンすると発表。Greener Storesは、スターバックスが2018年にWWF(世界自然保護基金)と協力して立ち上げた枠組みで、環境に優しい店舗を設計、建築、運営することを目的としています。すでにアメリカとカナダでは2,300店舗以上のGreener Storesが誕生しており、同社は2025年までにこの数を、全世界で10,000店舗にまで増やそうとしています。

世界初、化石燃料を使用しない鉄鋼が登場
スウェーデンの鉄鋼メーカーSSABが2021年8月、化石燃料を使用しない世界初の鉄鋼を製造しました。製鉄プロセスで化石燃料を使わないことで、CO2排出量を大幅に削減する見込みです。

ベルギーの医師が美術館への無料入場を「処方」。コロナ禍の心のケアに
コロナ禍で、多くの人がストレスと上手に付き合う方法を模索するなか、ベルギーの首都ブリュッセルでは、医師が患者に「美術館や博物館への無料入場」を処方する試験的なプロジェクトが始まっています。

気候危機をどう伝える?「影響力のあるメディア」になりきるノベルゲーム
気候変動や異常気象をテーマとした小説や映画、「気候フィクション(Cli-fi)」。そんな中、自分が世界で最も影響力のある新聞社の編集者としてニュースを伝えてみる分岐型のストーリーゲームが注目を浴びています。

バスから劇場までバリアフリー。ドイツにある、視覚障害者にやさしい都市
ドイツ中部の学生街、マールブルク。ここでは、信号機やバス、レストラン、スポーツ施設、劇場など至るところで「見えない人」のための工夫が凝らされています。

フランス、25歳以下の女性を対象にピル無料へ
フランス政府は、2022年1月1日からピルや避妊リングなどの避妊法を、国内の約300万人におよぶ25歳以下の女性を対象に無償化すると発表。また、避妊のために医療機関を訪れた際の受診料や年1回の検診費用も健康保険がカバーします。貧困に陥りやすい若い女性が「子どもを持つかどうか」が自分で決められる社会を目指しています。

爆弾や地雷がジュエリーに。“負の遺産”を宝物に変えるアップサイクル
かつて戦争で使用された爆弾や地雷──今も残る“負の遺産”が、ジュエリーに生まれ変わりました。ラオスの村の職人たちの技術と、イタリアのジュエリー加工技術を組み合わせることで、村の雇用創出にもつながっている「戦争廃材のアップサイクル」です。

都市部の「光害」を解決。昆虫にも優しい街灯
夜間の明るすぎる人口的な光による「光害」は、私たちの健康や、動植物の生態系に大きな影響を及ぼしています。ドイツ人デザイナーが開発したのは、そんな光害を減らすスタイリッシュな街灯でした。