Category Archives: レポート

「都市の内臓」で境界が溶ける。横浜・下水処理場のアート展で見つけた、万物が等しくある景色

洗面所で流したその水は、どこへ向かうのでしょうか。横浜・港北水再生センターで開催された個展「TOTEM ORGA(H)」を取材しました。稼働中の下水処理場を歩きながら、都市を支える水の循環と、アートが可視化する“見えない存在”について考えます。

民主主義は「鍛えて」身につける。デンマーク発、デモクラシー・フィットネスに参加してみたら

民主主義には「筋トレ」が必要だ。今注目されるデンマーク発「デモクラシー・フィットネス」は、好奇心や妥協を筋肉として鍛えることで、社会や組織、家庭での対話を健やかにします。しかし実はこの筋トレ、非常に疲れる模様。一体どんなプログラムなのでしょう?

気候変動を「自分ごと」にするには、残業をなくせ?デンマークでの自然な行動変容の仕掛け(Climate Creative Cafeレポート)

気候変動対策の第一歩は「残業をしないこと」?デンマーク在住のニールセン北村朋子さんが語る、我慢しない社会変革。心に余白がないと、環境問題を知ることも、未来のルールを楽しく作り直すこともできないのです。

グリーンファクトリー

なぜ、バッグ工場に「病院」を併設するのか?20周年を迎えるマザーハウスの新たな挑戦

2006年、バングラデシュで160個のジュートバッグをつくることから始まったマザーハウスが、2026年3月に20周年を迎えます。1月21日、東京・秋葉原の本店で開催された「20周年アニバーサリープロジェクト発表会」では、新商品の発表とともに、これからの工場づくりについても語られました。

読者と共に「未来を編む」メディアへ。IDEAS FOR GOOD 2.0ローンチイベント開催レポート

378名の皆さまに支えていただいたクラウドファンディングを経て、IDEAS FOR GOOD 2.0のローンチへ。支援者の皆さまにお届けした、新しいメディアの姿を体現するイベントの様子をレポート。

観光を「数」の呪縛から解き放つ。欧州が提唱する「アンバランス・ツーリズム」の本質

「観光客が多すぎる」という現象は、実は構造的な「不均衡」の症状に過ぎないのかもしれません。欧州は今、オーバーツーリズムを「アンバランス・ツーリズム」と再定義し、データに基づき公共政策として管理する新フェーズへ移行しています。数に依存しない、持続可能な観光のあり方を探る欧州の最前線をレポートします。

ちょうどよいデジタルイベント

私たちはスマホを「使っている」のか、それとも「使われている」のか?【イベントレポ】

1月末、読者の皆さんとともに、デジタルとの「ちょうどよい距離」を考えるイベントを開催しました。テクノロジーに使われるのではなく「共に生きる」──それぞれにとっての心地の良い付き合い方を探りました。

なぜ今、デザインは「新しさ」から距離をとるのか。パリ最大級の見本市に見る“ポスト・トレンド時代”の思想

2026年のメゾン・エ・オブジェ・パリでは、「新しさ」を競うはずの見本市で、あえて「過去」が主役となりました。本レポートでは、会場での展示やトークを手がかりに、トレンド至上主義から距離をとり始めたデザインの変化と、その背景にある新たな倫理観を読み解きます。

サーキュラービジネスを「形」にする。水野大二郎氏に学ぶプロトタイピングの真髄【CBDS Kyotoレポ】

サーキュラーエコノミーを「絵に描いた餅」にしないために。循環型ビジネスを形にする「プロトタイプ」の極意を水野大二郎氏が解説。生活者の日常に馴染ませるための8コママンガ活用やメンタルモデルの考え方とは。

「環境に良い」だけでは誰も選ばない。ビニール傘と京都の伝統工芸から循環ビジネスを学ぶ【CBDS Kyotoレポ】

なぜ傘は忘れ物になりやすい?ビニール傘と和傘の比較から、デザインが人の行動に与える影響を紐解きます。オランダ発のカードと京都の伝統技術を掛け合わせ、循環するビジネスのあり方を考えたワークショップの様子をレポートします。

あなたにとっての「ジェットコースター職人」は誰?京都で生まれる異業種連携のサーキュラーエコシステム【CBDS Kyotoレポ】

なぜ環境負荷を減らすために、ジェットコースター職人に「屋根」を頼んだのか?──循環ビジネス成功の鍵は、異業種との意外な出会いにあるのです。実践者の事例から、新たなエコシステムを構築するヒントを探ります【CBDS Kyoto 交流会レポ】

循環は「喜び」の中に息づく。京北の山と人に学ぶ、未来を見据えた商いと暮らしの視座【CBDS Kyotoレポ】

循環はシステムではなく、対象への「敬意」から生まれる──平安京から続く京北の山と、その麓で紡ぎ直される暮らしの実践者から、自然中心のデザインを学んだCircular Business Design Schoolの第2回フィールドワーク。当日の学びの様子をお届けします。

カラフルな脳

違いは力になる。“超多様”な世界をひらくニューロダイバーシティ展「みんなの脳世界」レポート

【レポート】ニューロダイバーシティがテーマのイベント「脳世界~超多様~」。ここでは、脳の特性や感じ方の違いを可視化したり、感覚を補完・拡張したりする「優しい」テクノロジーがたくさん展示されていました。

卵の“見えない価値”を探る。循環型鶏舎で、人も動物も幸せになる食の未来を考える【イベントレポ】

鶏も人も幸せになる「食」のあり方とはどんなものでしょうか?「卵」の裏にある動物の福祉や環境、私たちの健康のつながり。新しい食のウェルビーイングを考えるイベントのレポートです。

“森を守る者たち”のCOP30。気候危機の最前線で、先住民族が結束【現地レポート】

アマゾンで開催されたCOP30では、先住民の人々がこれまでにない存在感を発揮していました。
彼らはどのように議論を動かし、森を守るためにどんな行動と連帯を示したのか。ベレン現地からのレポートです。

ごみがクラブの入場チケットに。オランダ最大フェスADEで話題のリサイクル拠点「Droppie」

オランダ発のリサイクル拠点「Droppie」。最大200本のボトルを一度に返却できるバルク返却マシンや、ドロップした人だけが入場できるADEのクラブイベントなど、制度と市民生活をなめらかにつなぐ仕掛けが広がっています。