「過去」と「現在」を超えて人をつなぐアップサイクル。バルセロナ発レースアクセサリー店
使われていないものの個性を活かし、手を加えることで新たな付加価値を生む。近年注目を集めてい
車ナシ生活をおもちゃで表現。スウェーデン公共交通機関の無料パス提供キャンペーン
スウェーデン西部の交通機関ヴェストトラフィックが、期間限定でバスや電車などを利用できるフリーパスを3万人に提供するキャンペーンを始めました。車ナシ生活の影響を視覚的に表現するインスタレーションも展示しています。
自宅で簡単。リサイクルプラスチックを使ったHIV自宅検査キットがアフリカを救う
リサイクルされたプラスチックから作られた、自宅で誰でも簡単にHIV診断のできる検査キットが誕生しました。「BEFORE IT DEVELOPS , CATCH IT」のコンセプトで、HIV感染者の減少を目指します。
フィンランドのエネルギー会社、廃棄予定の麦わらから洋服づくり
収穫の季節はもう終わり。残った麦わらを活用しようと、フィンランドに本拠を置くエネルギー会社と、エコな繊維技術開発で知られるSpinnovaが、世界初の麦わらベースの服を開発しました。
集めた生ゴミから生成した天然ガスで走るゴミ収集車、トロントでまもなく実現
カナダのトロントで、収集した生ゴミを使ってゴミ収集車を走らせるという試みがまもなく始まります。集めた生ゴミは再生可能天然ガスに変換され、天然ガスでゴミ収集車が走ります。二酸化炭素排出量と廃棄物削減が期待されます。
包装しない食料品を値下げする店を支援。イタリアで新法案
イタリアで、プラスチック問題の対策として、包装なしで販売する食料品等の値下げを促すために、店側に金銭的インセンティブを与える法案が提出されました。包装なしで販売される食料品や洗剤、量り売り用のディスペンサーや再利用可能な容器で販売される飲料・シャンプー等の液体物を、各店の店主が値下げすることを想定しています。店舗に金銭的インセンティブを与える形で法整備を進めるイタリアのやり方が、プラスチック削減にどの程度の効果をもたらすか注目です。
自分でやってみる人を増やしたい。電気機器を参加者自身が修理するリペアラボの挑戦
東京都世田谷区にあるファブラボ世田谷では、月1回、参加者自身が壊れた電気機器を修理する「リペアラボ」を開催しています。リペアラボを通して「自分でなんとかしてみる」という人を増やしたい、というのが運営する鐘居さんの思いです。機械が壊れても自分でなんとかするという人が増えれば、世界で問題になっているEウェイストの問題も解決に向かっていくかもしれません。
ブロックチェーン活用でカカオ農家を直接支援できるチョコレートバー「The Other Bar」
オランダのNGOが開発したチョコレートバーは、ブロックチェーン技術をつかってカカオ農家に直接トークンが送れる優れもの。地産地消が難しいチョコですが、透明性を担保して消費者と生産者の心の距離を近づける試みです。
スノーボードの枠を超えた存在に。バートンが業界初のBコーポレーション認定を取得
スノーボードブランドのバートンがBコーポレーションの取得を発表しました。アメリカのNPO団体「B-Lab」が運営する、社会や公益のための事業を行っている企業に与えられる民間認証制度です。Bコーポレーションの取得は、スノーボードブランド業界における初の事例となります。
【12/22イベント開催】Ecological Memes Forum 2019 ~“あいだ”の回復~
IDEAS FOR GOOD がメディアパートナーを務める「Ecological Meme
脱ペットボトルへ。デンマークのビール醸造大手カールスバーグ、紙製飲料ボトルを発表
デンマークのビール醸造会社カールスバーグが、紙製の飲料ボトル「グリーンファイバーボトル」の試作品を発表しました。木材繊維で作られており、自然のなかで生分解可能です。さらに、コカ・コーラやロレアルもメンバーに加わる紙製ボトル・コミュニティで、持続可能なパッケージングをともに進めていくことも発表されました。そう遠くない将来、コンビニに紙製ボトルの飲料が並ぶ日が来るかもしれません。
ヴィーガンかつサステナブル。リンゴの皮から作られたレザー財布コレクション
カナダのブランドSAMARAが販売する、赤や黒の美しいレザーの財布。ジュース生産の際に捨てられてしまう、リンゴの皮から作られています。ヴィーガンかつサステナブルな選択肢に注目が集まっています。
バッグブランドFREITAG、ユーザー同士の製品交換プラットフォーム「S.W.A.P」を開始
バッグブランドFREITAGが、不要になったバッグを捨てたりリサイクルのしたりするのではなく、ユーザー同士で交換できるプラットフォームを新たにオープンしました。
海洋プラスチックの回収~再利用を日本で完結。P&Gが台所用洗剤「JOY Ocean Plastic」発表
消費財メーカーのP&Gジャパンは、海洋プラスチックをリサイクルした台所用洗剤「JOY Ocean Plastic」の販売を発表しました。海洋プラスチックの再利用は国内日用品業界において初の試みであり、回収から生産までをすべて国内で完結させたという点も特筆すべきポイントとなっています。
これからの資本主義のカタチ。デジタル経済における「プラットフォーム協同組合主義」の可能性
プラットフォームが中央集権化しつつあり、利益のほとんどがオーガナイザーに持っていかれてしまう「シェアリングエコノミー」への疑問が叫ばれる今、注目されている「プラットフォーム協同組合主義」。東京大学で行われたシンポジウムを取材しました。
パタゴニア、日本の直営店でレジ袋全廃へ。マイバッグ持参を当たり前に
パタゴニア日本支社は2020年4月1日から、全国にある直営店全22店舗で持ち帰り袋を全廃します。レジ袋の有料化ではなく、全廃に踏み切ったのには同社のこれまでの取り組みの積み重ねがありました。