Tag Archives: サステナビリティ

「移民」から「まちの一員」へ。在留資格のない人と地域をつなぐバルセロナのレストラン・Mescladís

料理の力で、“移民”から“住民”へ。スペイン・バルセロナのレストラン「メスクラディス」は、ビザのない移民や困難な背景を持つ人々に、料理を通じて社会とつながる場を提供しています。

【8/5開催】「公共」は、もっと面白くできる。ベルリン発・行政×創造性の祭典「Creative Bureaucracy Festival 2025」報告会

公共のあり方が今、大きく問われています。気候危機や社会の分断、デジタル格差といった地球規模の課題にどう応えるか?この問いに対して、公共がどのように変革していくべきか、また、官民の連携が果たす役割を考えます。

カナダで始まった市民出資の形「コミュニティ・ボンド」。まちの重要拠点を、みんなで“買い支える”

カナダの社会イノベーションセンターは、銀行からのローンではなく、市民が少額から投資できる「コミュニティ・ボンド」という仕組みで資金を集めています。その資金によって、社会的企業やNPOのためのコワーキングスペースなどを運営し、市民と社会にとってより良い流れを生み出す場所がつくられました。

この世界を、人間以外の視点でデザインしたら?英・Design Museumの『More than Human』展レポート

世界を人間以外の視点でデザインしたら?英国の『More than Human』展は、自然や動物の視点で世界を見直す試み。9つの印象的な作品から、この時代の“共に生きるデザイン”を考えます。

【8/6開催】映画でつながる、“なおす”を広げる。『リペアカフェ』オンライン上映会 〜cinemo年間ライセンス配信スタート記念〜

IDEAS FOR GOOD初のドキュメンタリー『The Repair Cafe』のcinemo配信開始を記念して、2025年8月にオンライン上映会を開催します。上映後はゲストとの対話を通じて、「なおす文化」の広がりとその可能性を一緒に考える機会をお届けします。

社会課題の現場に飛び込む1年。イギリス企業・学生たちが再評価するギャップイヤーの力

「1年の空白」が、実は注目の人材育成に。自己成長と社会貢献を重ねる“経験”が、キャリアの評価基準をも変えつつあるんです。イギリスで変化するギャップイヤーの真価とは?

「汗をかく」塗料で家を涼しく。シンガポール発、エアコンに代わる新冷却技術

シンガポールで開発された「汗をかく」塗料が建物を冷やす?電力を使わないパッシブ冷却が、猛暑への新対策として期待されています。

ミシュランから「ラディッシュ」へ。シェフの哲学が生んだ、野菜料理の新基準・ピュアプラント【持続可能なガストロノミー#13】

ベルギーのミシュラン星付きシェフ、フランク・フォル氏は、野菜を主役にした「ピュアプラント」料理を世界に広めています。その中心にある『We’re Smart® Green Guide』の哲学とは?本人に話を聞きました。

茶道 お点前をしている様子

茶道の「今を生きる」哲学に宿る、サステナビリティの本質。作法という“不自由”が生む豊かさ

スマホの情報に疲れ、「今」という瞬間を見失っていませんか?茶道の型は心にそっと自由を届け、鳥のさえずりや季節の移ろいに気づく心を育みます。450年の伝統が、サステナブルな未来へのヒントを教えてくれます。

新村先生と鶏

アニマルウェルフェアへの対話を始める場に。飼育現場を見せる“開かれた”鶏舎「Unshelled」

身近な食材である、卵。しかし、その生産現場は社会から閉じられています。2025年4月にオープンしたUnshelledは、4種類の鶏の飼育方法を見比べながらアニマルウェルフェアを学び、対話ができる場所です。

“チーズの副産物”でチーズを包む技術、ネスレが導入

“食品が自らを包む”という前代未聞の発想から誕生した、ネスレの「セルフパッキング・チーズ」。チーズ副産物を再活用する、循環型パッケージが使われています。

【特集】幸せなお金のありかたって、なんだろう?今こそ問い直す、暮らしと社会の前提

「お金って何?」本特集では、経済だけでなく、文化人類学や哲学、コミュニティの現場など多様な視点からお金の姿を捉え直します。価値の物差しを少し傾けてみた先に、より自由でしなやかな世界が見えてくることを願って。

フランス「ファストファッション規制法」可決。画期的な一歩と、その裏に潜むジレンマ

フランスで「ファストファッション規制法」が可決。注目すべきは、SHEINなどを標的とした形に留まった背景にある“構造的ジレンマ”。問題は一企業ではなく、消費とスピードを前提とする社会システムそのものにある?

道端のタイルを剥がし、緑を植える。街の“呼吸”を取り戻すオランダの市民発プロジェクト

オランダでは、住民が自らコンクリートのタイルを剥がし、草花を植える「タイル剥がし」運動が広がっています。都市の過剰な舗装がもたらすヒートアイランドや浸水リスクへの市民からの応答であり、公共空間を取り戻す新たな動きとして注目されています。

【6/30開催】気候危機に立ち向かうためのデジタル・デザイン。Sustainable UXとは?(Climate Creative Cafe.19)

クリエイティビティで気候危機に立ち向かうプロジェクト「Climate Creative」。今回は「気候危機に立ち向かうためのデジタル・デザイン。Sustainable UXとは?」をテーマにトークイベントを開催します。ぜひご参加ください!

言葉の“可視化“で、もっとやさしい社会は作れるか。「世界に字幕を添える展」レポート

誰もが当たり前に対話できる世界になるために。意思疎通支援アプリで声や音を可視化する社会実験に参加した様子をレポートします。