Tag Archives: サステナビリティ

「足るを知る」を国策に。脱成長と公正な移行の起点となる「十分政策(Sufficiency Policy)」のいま

脱成長が理念の領域を抜け、政策にも取り入れられはじめました。その中核にあるのが「十分政策(Sufficiency Policy)」。欧州で進むエネルギーや住居への介入は、私たちが個人の心がけとして抱えてきた「足るを知る」を、社会システムとして実装する試みです。「成長か否か」の二元論を超え、「何をもって十分とするか」を問い直す、変革の現在地を描きます。

観光を「数」の呪縛から解き放つ。欧州が提唱する「アンバランス・ツーリズム」の本質

「観光客が多すぎる」という現象は、実は構造的な「不均衡」の症状に過ぎないのかもしれません。欧州は今、オーバーツーリズムを「アンバランス・ツーリズム」と再定義し、データに基づき公共政策として管理する新フェーズへ移行しています。数に依存しない、持続可能な観光のあり方を探る欧州の最前線をレポートします。

建築資材の“選び方”を変える。循環型マテリアルSaaS『matinno』が本格始動

建築資材の環境評価から検索、余剰資材の再利用までを一気通貫で支援するサステナブルマテリアルSaaS「matinno」が始動しました。資材の選び方を可視化し、建築業界に循環型の仕組みを実装することを目指します。

なぜ今、デザインは「新しさ」から距離をとるのか。パリ最大級の見本市に見る“ポスト・トレンド時代”の思想

2026年のメゾン・エ・オブジェ・パリでは、「新しさ」を競うはずの見本市で、あえて「過去」が主役となりました。本レポートでは、会場での展示やトークを手がかりに、トレンド至上主義から距離をとり始めたデザインの変化と、その背景にある新たな倫理観を読み解きます。

今こそ、火災と生きる知恵を。南仏・マルセイユで始まった、住民が自ら街を守る「火の学校」

フランス・マルセイユで始まった「火の学校」。大規模火災を経験した住民たちが、消防に頼り切るのではなく、自らの手で家を守る「自己防衛」の知恵を学んでいます。災害のトラウマを「学び」と「文化」へ変える、気候変動時代の新しいコミュニティのあり方を探ります。

「もっと時間があれば」は個人の問題ではない。社会の指標をお金から“時間”に変えたら

環境に良い選択も、穏やかな暮らしも、時間がなければ実現するのは難しいものです。社会の指標を「お金」から「時間」へと変えたとき、私たちの生き方はどう変わるでしょうか。

【1/28開催】サーキュラーエコノミーとパブリックラグジュアリー。所有の視点から再考する循環型のまちづくり ~オンラインイベントCircular X〜

Circular Economy Hub がお届けするオンラインイベント「Circular X(サーキュラーエックス)」。2026年1月のテーマは、「サーキュラーエコノミーとパブリックラグジュアリー。所有の視点から再考する循環型のまちづくり」です!

地球沸騰化の時代、スポーツは何を守るのか。トッテナムが育てる「ケアする組織」【Sport for Good #5】

気候変動がスポーツの現場にも影を落とすなか、プレミアリーグの名門トッテナムは、サステナビリティを経営の中核に据えてきました。本記事では、その戦略と実践を通じて、スポーツクラブの新たな役割を読み解きます。

2026年の鍵を握るのは?適応、AI、ローカル、脱成長──2025年の変化から読み解く

2025年は、適応、AI、ローカル、脱成長といった言葉が、理念ではなく「現実の選択肢」として語られ始めた一年でした。そこにあったのは、明快な答えではなく、増え続ける問い。しかし問いが増えたということは、世界を捉える解像度が上がったということでもあります。2025年に現れた兆候から、私たちは2026年をどう読み、どんな選択肢を描けるのでしょうか。

物語は、計画ではなく「衝動」から。愛媛・久万高原町で始まった、予測不能な“ジャムセッション”型まちづくり

四国・久万高原町の「ゆりラボ」は、上場や成長を目指さない“ゆるやかなチャレンジ”の場。衝動や本音から始まる挑戦を受け止め、人と人をつなぐことで、地域に新しい生活のリズムと関係性を育んでいる。

【1/16開催】構想から実行へ。サステナビリティプロジェクトのファシリテーションを学ぶ1dayワークショップ

サステナビリティ・共創プロジェクトのファシリテーションに特化した1day WSプログラム「Facilitating Sustainable Futures」を開催します!【1/16開催】

【1/23開催】気候変動を「知っている」から、意見の違いを超えて「動ける」へ。アクションを内在化する学びの場の作り方

クリエイティビティで気候危機に立ち向かうプロジェクト・Climate Creative。今回は「アクションを内在化する学びの場の作り方」をテーマに、デンマークの教育について学びながら、意見の違いを超えて気候アクションを促す方法を模索します。

愛媛・松野町の山里で始まる“ポスト成長”の実験。人口250人の集落が描く、貨幣の外側の経済

愛媛県松野町・目黒集落のあめつち学舎では、自然の循環に寄り添いながら、森コインや“移住する高校”といったユニークな取り組みが生まれています。お金や効率だけでは測れない、新しい豊かさのヒントがここにあります。

循環は、なぜ思うように進まない?欧州で再生プラスチックの停滞が示す「市場設計」の条件

再生プラの循環が、思うように進まない?欧州では再生材義務が強化される一方で、リサイクル工場の閉鎖が相次いでいます。問題は「意識」や「技術」ではなく、循環を成立させる市場の設計にありました。

企業の「正直な開示」は素晴らしくも危うい。パタゴニアの報告書が突きつけた、サステナビリティの“次なる”問い

パタゴニアの最新報告書が話題です。企業の「正直さ」は称賛される一方、それが消費を正当化する免罪符になる危うさも。より良い製品だけでは届かない、サステナビリティの次なる核心的な問いを考えます。

海藻ラーメン

シーベジタブル初の常設店、2026年3月東京・八重洲にオープン。海藻ラーメンにおつまみも

2026年3月、海藻の新しい食べ方を提案する合同会社シーベジタブル初の常設飲食店「シーベジスタンド」がオープンします。海藻との新たな出会いや人の繋がりを生み出す発信拠点となる予定です。