Tag Archives: 社会
16歳の新有権者をサポート。選挙のいろはを教える、ベルギーの「移動式投票ブース」
2024年欧州議会選挙で、有権者年齢が16歳以上に引き下げられたベルギー。初めて投票するティーンのため、街中に登場したのが移動式のブースです。証明写真機に似たこのブースの中では選挙のいろはを学べます。
インド発「最も安全なルート」を提案する地図アプリ。女性主導の安心できるまちづくりに寄与
2022年、インドでは平均1日に86件の性暴行事件が起きたといいます。公共空間の安全が脅かされる中、女性達の自由な移動を助けるのがこのアプリです。アプリでは街のデータも収集し治安向上に役立てています。
孫を世話する祖父母にも育児手当を。スウェーデンの新たな福祉制度
2024年7月1日、スウェーデンでは「祖父母手当」を盛り込んだ新法が施行されました。共働きの両親が多くなった現在、子育ての一部を担う祖父母の負担を考え、導入されたものです。
エコ行動で、特典もらえます。観光客に責任ある旅を促す、コペンハーゲンの「CopenPay」
世界で問題になっている、オーバーツーリズム。デンマークのコペンハーゲンで考えられた対策は、観光客の行動を制限するのではなく、「特典」を与えることで、街のためになるアクションに参画してもらうというものでした。
三井化学×IDEAS FOR GOOD「マスバランス方式採用事例集」ホワイトペーパーを無料公開
三井化学が展開する、従来のプラスチックの物質の物理的性質を全く変えることなくバイオマス化した、革新的なアプローチ。そんな世界で進む「マスバランス方式」の採用事例を集めたホワイトペーパーのご紹介です。
「意思決定プロセスに女性はいますか?」気候変動対策に潜むジェンダー不平等を可視化するアプリ
気候変動の影響を受けやすいと言われる女性。今、世界中で女性が気候変動対策のプログラムに参加することが重要視されています。どの程度、気候変動問題においてジェンダー平等が進んでいるのかをデータ化したアプリがあります。
フランス、コスメ試供品の無料配布を禁止。消費者の行動を変えうるか?
フランス政府は、化粧品や香水などの無料サンプルの自動配布を禁止する新たな規制を導入。今後フランスでは、消費者が望まなければ、お会計の際に無料サンプルを受け取れなくなります。
世界で広がる「自然の権利」保障。自然の声に耳を傾ける、オランダの事例
世界で進む、自然の権利。オランダではその動きが政治・民間企業でも進んでおり、サーキュラーエコノミーと自然共生の実験の場も生まれています。
DVから逃れて安心、じゃない。IKEAの展示が問う、家庭内暴力とホームレス問題の関係
世界中で問題になっている「家庭内暴力」。そこから逃れた人々は、経済的な理由からその後も苦しい生活を送ることがあります。IKEAがその苦悩について認知を広めるキャンペーンを始めました。
ストーリーは「おいしさ」にのせて。仏・北欧で学んだ1つ星シェフが届ける、ここにしかない一皿【持続可能なガストロノミー#8】
ミシュラン1つ星レストラン「L’ARGENT」。サステナブルな生産過程でつくられたキャビアをいち早く取り入れるなど、サステナビリティと食の分野の第一人者としても知られる加藤シェフ。その哲学とは?
SOLIT!創業者・田中美咲さんに学ぶ、誰もが優しさに包まれる社会のデザイン
「誰もどれも取り残さない、オール・インクルーシブな社会の実現」を目指すファッションブランド、SOLIT!。バンクーバーでのファッションショーを経た今、改めてブランドの思想や未来について伺いました。
海を壊さず再生しよう。サンゴ礁に“栄養を与える”日焼け止め
世界で初めてサンゴに栄養を与えることが実証された日焼け止めが登場しました。この商品は、環境を「守る」から「再生する」時代へと変化する兆しになるでしょうか。
【7/23開催】水のサーキュラーエコノミー。望ましい水資源循環のあり方を考える~Circular X〜
※本記事は、ハーチ株式会社が運営する「Circular Economy Hub」からの転載
なぜ今、人々はアナログに魅了されるのか?「幸福な偶然」を求める現代の価値観
デジタルが主流の現代において、コストや時間効率が悪そうなアナログがなぜ、世界でトレンドになっているのでしょうか。その背景に垣間見える、現代の哲学とは?
疲れた人に、詩を処方。LUSHが開いたメンタルヘルスのための「薬局」
イギリスの化粧品メーカーLUSHのオックスフォードストリート店内に、詩の力を通じて人々の心を癒すことをコンセプトにした「ポエトリーファーマシー」の常設店が登場しました。
スタジアムの興奮を“振動”に。聴覚障害のあるサポーター向け「歓声に触れる」ウェア
スポーツ観戦では、ただ試合を観るだけではなく、会場の熱気を感じることで気持ちがさらに高まります。しかし、聴覚障害がある人々は、スタジアムの興奮を十分に感じ取れないこともあります。そこで英国のサッカーチームが開発したのは、ある工夫を施したTシャツでした。