Tag Archives: 気候変動 × テクノロジー
水道水よりも安く。海水を「飲み水」に変えるテクノロジー、米国MITが開発
現在すでに水へのアクセスが限られている人々が多くいる中、今後の人口増加に伴って水不足の指標である水ストレスが増大することが見込まれています。そんな水へのアクセスの問題を緩和しうる装置が、マサチューセッツ工科大学と上海交通大学の研究者によって開発されました。
フードテック業界の最先端から見る、食とテック。共生する未来とは?【未来のフードテック#1】
持続可能なガストロノミー#4では、フードテック分野のパイオニアとして尽力している岡田亜希子氏(株式会社シグマシス)をご紹介します。フードテックにはどんな可能性があるのか、食の世界におけるテクノロジーの課題、食とテクノロジーの未来や関係性についてお話を聞きました。
植物が人になり、人が昆虫になる。壮絶な「200年後」を体験できる米ポートランドの美術館
人と動物と植物が合体した、200年後の世界に没入できるVR体験。これも、人と自然が共生する一つの道かもしれません。
着て歩くだけで発電できる?太陽電池を織り込んだ布が登場
イギリスの研究者が、小さい太陽電池がたくさん織り込まれた布を作りました。携帯電話などの充電が可能。自分で電気をつくれる未来が、広がっていきそうです。
海が温暖化を止めるタンクに。海洋のCO2吸収力を上げる技術者が登場
海が大気中のCO2を吸収しすぎた結果、 海のCO2吸収能力が低下することが懸念されています。アメリカのEbb Carbon社は、海水の酸性化を抑え、CO2吸収能力を向上させる取り組みを進めています。
使うだけでデジタル通貨がもらえる循環型トイレが韓国の大学に誕生
韓国の蔚山科学技術大学校(UNIST)で教授を務めるチョ・ジェウォン氏が、便からエネルギーを生む循環型のトイレ「BeeVi」を開発しました。BeeViは、同大学のリビングラボ「Science Cabin」に設置されており、学生はもちろんのこと、学外の人も利用することができます。
Carbfixに聞く、脱炭素社会に向けた「炭素固定技術」の可能性【ウェルビーイング特集 #4 脱炭素】
脱炭素とは、炭素の排出量を削減するだけではありません。排出した炭素を減らすことも、脱炭素。先進的な「炭素回収技術」を持つアイスランドの企業「Carbfix」は、炭素を石に変えることで炭素回収を行っています。炭素を岩に貯蔵し、固定化。水に溶けて分解された炭素が、玄武岩などの特定の種の岩層に注入され、マグネシウムやカルシウム、鉄などの成分と反応することで炭素を含む鉱物となる。要する期間は約2年ほどで、その後何千年もの間、つまり半永久に、炭素は地中に貯蔵されるそう。
Carbfixで研究を続けるKari博士によると、脱炭素実現に向けた技術はそろっている。しかし、パリ協定など共通のゴール達成に向けた、国を超えた人々の協力が必要だ。そのように言います。
「超スロー」で動くナマケモノロボットが、絶滅危惧種を救うワケ
絶滅危惧種の保護に一役買うナマケモノロボット「SlothBot」が登場。2本の大きな木の間に張られたケーブルに沿って移動し、植物園の温度や天気やCO2レベル、その他の情報を監視する。ゆっくり動き、エネルギー効率がいいため、何カ月あるいは何年も継続して滞在することでしか見られないものを観察できるのが特徴だ。ソーラーパネルで稼働し、必要なときにのみ動くようにプログラミングされており、バッテリーの再充電が必要になると太陽光を見つけて移動する。花粉媒介者の行動や植物と動物の相互作用、また他の方法では観察するのが難しい現象を理解するのに役立つ親しみやすいロボットだ。
「藻」で牛のメタンガスを減らす。世界が注目するスウェーデンの気候変動テック
みなさんが最後にファストフードを食べたのはいつだろうか。1940年にマクドナルドがアメリカ
100%再生可能エネルギーで賄われる島国へ。サモアとテスラの挑戦
南太平洋に浮かぶ島国、サモア。そこは自然があふれる楽園だ。ニュージーランドから2,300k